Topic
回復・睡眠
筋肉は休んでいる間に育つ。睡眠・回復・コンディショニングに関する研究を集めています。
Research
関連する研究
- メタ分析信頼度: 中2002
カルシウム補給と骨密度 ― 閉経後女性を対象としたメタ分析
Shea B, Wells G, Cranney A, Zytaruk N, Robinson V, Griffith L, Ortiz Z, Peterson J, Adachi J, Tugwell P, Guyatt G / Endocrine Reviews
主要ポイント: カルシウム補給単独の効果は「小さい」というのが著者らの結論。 骨密度の差は全身2.05%、腰椎1.66%、股関節1.64%、橈骨遠位端1.91%。
- ランダム化比較試験信頼度: 低2017
シトルリンマレートは未トレーニング者の筋回復を改善しない ― RCT
da Silva DK, Jacinto JL, de Andrade WB, Roveratti MC, Estoche JM, Balvedi MCW, de Oliveira DB, da Silva RA, Aguiar AF / Nutrients
主要ポイント: 未トレーニング男性9名(24.0±3.3歳)による二重盲検クロスオーバー試験。12名を組み入れ、3名が研究と無関係の理由で脱落した。シトルリンマレート6gとプラセボを7日間のウォッシュアウトを挟んで摂取。
- レビュー信頼度: 低2017
持久系運動と腸内細菌叢(レビュー)
Mach N, Fuster-Botella D / Journal of Sport and Health Science
主要ポイント: 対象は持久系運動である。 レジスタンストレーニングを扱ったレビューではない。
- レビュー信頼度: 低2010
マカと性機能(システマティックレビュー)
Shin BC, et al. / BMC Complementary and Alternative Medicine
主要ポイント: 組み入れられたのは4件のRCTのみ。 2件が有意な改善(健常な閉経後女性の性機能障害、健常な成人男性の性欲)、1件が勃起不全の患者で有意な効果、1件が健常なサイクリストで効果を示せなかった。
- メタ分析信頼度: 高2018
レジスタンストレーニングとうつ症状(メタ分析)
Gordon BR, et al. / JAMA Psychiatry
主要ポイント: 評価項目はうつ症状である。この解析は不安症状を扱っていないし、有酸素運動との比較も行っていない。
- 観察研究信頼度: 低2011
睡眠時間の延長はアスリートの運動パフォーマンスを向上させる
Mah CD, et al. / Sleep
主要ポイント: スタンフォード大学男子バスケットボール部の11名(平均19.4±1.4歳)が、2〜4週間の通常睡眠期間の後、5〜7週間の睡眠延長期間(毎晩最低10時間の就床を目標)を過ごした。
- メタ分析信頼度: 中2018
タウリンの摂取量と摂取期間が持久系運動パフォーマンスに与える影響 ― メタ分析
Waldron M, et al. / Sports Medicine
主要ポイント: 査読論文10件を統合。持久系運動パフォーマンスが改善した(Hedges' g = 0.40、95%CI 0.12〜0.67、P=0.004)。
- ランダム化比較試験信頼度: 中2013
MK-7(ビタミンK2)の低用量3年投与と閉経後女性の骨(RCT)
Knapen MH, Drummen NE, Smit E, Vermeer C, Theuwissen E / Osteoporosis International
主要ポイント: 腰椎と大腿骨頸部では、加齢に伴う骨塩量・骨密度の低下が抑えられた。ただし全股関節では抑制が認められていない。 部位によって結果が分かれている。
- ランダム化比較試験信頼度: 低2009
高用量亜鉛サプリ投与後の血清テストステロンと尿中ステロイドホルモン代謝物排泄 ― RCT
Koehler K, Parr MK, Geyer H, Mester J, Schänzer W / European Journal of Clinical Nutrition
主要ポイント: 対象は健康で定期的に運動している男性14名(22〜33歳)で、試験開始前の食事性亜鉛摂取量は11.9〜23.2 mg/日と充足していた。
- ランダム化比較試験信頼度: 中2015
アシュワガンダ摂取が筋力と回復に与える影響(RCT)
Wankhede S, Langade D, Joshi K, Sinha SR, Bhattacharyya S / Journal of the International Society of Sports Nutrition
主要ポイント: ベンチプレス1RMの増加がプラセボより大きかった(+46.0kg vs +26.4kg、p=0.001)。
- メタ分析信頼度: 中2019
BCAAサプリと遅発性筋肉痛(DOMS)― メタ分析
Fedewa MV, et al. / International Journal for Vitamin and Nutrition Research
主要ポイント: BCAA補給はプラセボと比べてDOMSを減少させた(効果量 0.7286、95%CI 0.5017〜0.9555、p<0.001)。
- メタ分析信頼度: 中2012
冷水浴(CWI)が筋肉痛・疲労回復・パフォーマンスに与える効果(メタ分析)
Bleakley C, et al. / Cochrane Database of Systematic Reviews
主要ポイント: 安静・無介入と比べ、24時間(-0.55)・48時間(-0.66)・72時間(-0.93)・96時間(-0.58)で筋肉痛の有意な軽減が認められた。ただし結果は異質性が高い。
- ランダム化比較試験信頼度: 中2017
運動前のビタミンC強化ゼラチン摂取がコラーゲン合成を高めるか
Shaw G, Lee-Barthel A, Ross ML, Wang B, Baar K / American Journal of Clinical Nutrition
主要ポイント: ゼラチンの摂取量が増えるほど血中のグリシン・プロリン・ヒドロキシプロリン・ヒドロキシリジンが増え、摂取1時間後にピークを迎えた。
- レビュー信頼度: 中2015
フォームローラー・ローラーマッサージャーによる筋膜リリースの効果(システマティックレビュー)
Cheatham SW, et al. / International Journal of Sports Physical Therapy
主要ポイント: セルフ筋膜リリースは、筋パフォーマンスを損なうことなく関節可動域を短期的に高めるとみられる。
- メタ分析信頼度: 中2010
グルコサミン・コンドロイチンの関節痛・軟骨保護効果 ― GAITトライアルを含むメタ分析
Wandel S, et al. / BMJ
主要ポイント: 疼痛の差はグルコサミン -0.4cm、コンドロイチン -0.3cm、併用 -0.5cm。いずれも臨床的に意味のある最小差(-0.9cm)に届いていない。
- レビュー信頼度: 中2018
グルタミンの代謝と免疫機能、補給と臨床応用(レビュー)
Cruzat V, Macedo Rogero M, Noel Keane K, Curi R, Newsholme P / Nutrients
主要ポイント: 免疫細胞によるグルタミンの消費速度は、グルコースと同等かそれ以上である。
- ランダム化比較試験信頼度: 中2012
睡眠制限下の健康成人におけるグリシン摂取が日中のパフォーマンスに与える影響
Bannai M, Kawai N, Ono K, Nakahara K, Murakami N / Frontiers in Neurology
主要ポイント: 視覚アナログ尺度で、翌日の疲労感が有意に減少した。
- ランダム化比較試験信頼度: 中2012
マグネシウム補給が高齢者の原発性不眠症に与える影響 ― 二重盲検プラセボ対照RCT
Abbasi B, Kimiagar M, Sadeghniiat K, Shirazi MM, Hedayati M, Rashidkhani B / Journal of Research in Medical Sciences
主要ポイント: 睡眠時間(p=0.002)と睡眠効率(p=0.03)が有意に改善した。
- メタ分析信頼度: 高2013
メラトニン補給が睡眠の質に与える影響 ― メタ分析
Ferracioli-Oda E, Qawasmi A, Bloch MH / PLOS ONE
主要ポイント: 入眠潜時を平均7.06分短縮した(95%CI 4.37〜9.75、p<0.001)。
- レビュー信頼度: 中2013
オーバーリーチングとオーバートレーニング症候群の定義・診断・回復(ナラティブレビュー)
Meeusen R, et al. / European Journal of Sport Science
主要ポイント: 過負荷と回復のバランスが保たれていれば、一時的なパフォーマンス低下(機能的オーバーリーチング)は回復後の向上につながる。
- メタ分析信頼度: 中2018
レジスタンス運動が睡眠に与える影響(RCTのシステマティックレビュー)
Kovacevic A, et al. / Sleep Medicine Reviews
主要ポイント: 慢性的なレジスタンス運動は睡眠のあらゆる側面を改善し、睡眠の質への効果が最も大きかった。
- レビュー信頼度: 非常に低2011
睡眠と筋回復をつなぐ内分泌・分子機構(仮説論文)
Dattilo M, Antunes HK, Medeiros A, Monico-Neto M, Souza HS, Lee KS, Tufik S, de Mello MT / Medical Hypotheses
主要ポイント: 本論文は仮説の提示であり、実験による検証結果の報告ではない(掲載誌は Medical Hypotheses)。
- レビュー信頼度: 低2017
クルクミンがヒトの健康に与える影響(ナラティブレビュー)
Hewlings SJ, Kalman DS / Foods
主要ポイント: クルクミン単独では生体利用率が低く、健康上の利点につながらない。原因は吸収の悪さ・速い代謝・速い排泄とされる。
- メタ分析信頼度: 中2013
ビタミンCの風邪予防・治療効果 ― Cochraneレビュー(激しい運動をする集団を含む)
Hemilä H, Chalker E / Cochrane Database of Systematic Reviews
主要ポイント: 激しい運動をする集団(5試験・598人)では風邪の罹患リスクが約半分(RR 0.48、95%CI 0.35〜0.64)
Supplements
関連するサプリ
クルクミン
信頼度: 中クルクミン(ターメリック由来ポリフェノール)
ウコン(ターメリック)の黄色色素ポリフェノール。RCT10件を統合したメタ分析(Beba 2022)が扱っているのは、運動後の遅発性筋肉痛とそれに伴う指標である。 筋肉痛・CK・TNF-α・最大随意収縮・関節可動域で改善が報告された一方、IL-6・IL-8には有意な変化が無かった。
マグネシウム
信頼度: 低マグネシウム(グリシン酸マグネシウム・クエン酸マグネシウムなど)
必須ミネラルのひとつ。「300以上の酵素反応に関わる」という説明について、本サイトは出典を示せない。 睡眠について本サイトが収録しているのは、原発性不眠症の高齢者46名を対象とした8週間のRCT1件である。睡眠時間・睡眠効率・入眠潜時が改善した一方、総睡眠時間には有意差が出ていない。若年者やアスリートを対象とした試験は収録していない。
メラトニン
信頼度: 高メラトニン
松果体から分泌されるホルモン。原発性睡眠障害を対象とした19件のRCTのメタ分析では、入眠潜時が平均7.06分短縮し、総睡眠時間が8.25分延長した。著者ら自身が効果を「控えめ」と表現している。 時差ぼけについては別のレビューがあり、こちらは0.5〜5mgがおおむね同等とされる。この2つは別の問いに答えた研究であり、合わせて「何mgが最適か」を決められる材料ではない。 日本での取り扱い(食薬区分)について、本サイトは一次情報を確認できていない。国内でサプリメントとして流通しているかも確認できていない。
5-HTP
信頼度: 低5-ヒドロキシトリプトファン(Griffonia simplicifolia種子由来)
セロトニンの前駆体となるアミノ酸誘導体。収録している根拠はいずれも小規模で、対象も限定的である。 うつ病についてはコクランレビューがあるが、著者らは「代替となる有効で安全な抗うつ薬が存在するため、現時点で臨床的有用性は限られる」と結論している。 セロトニン症候群についての総説を引いていた記述は、本文を参照できないため帰属を撤回した(注意自体は残している)。
アルファリポ酸(ALA)
信頼度: 中α-リポ酸
抗酸化物質として知られる化合物。本サイトが収録しているのは、代謝疾患のある患者を対象としたメタ分析1件である。 健常者を対象とした試験は収録していない。
コラーゲンペプチド
信頼度: 低加水分解コラーゲン(コラーゲンペプチド)
加水分解された低分子コラーゲン。本サイトが収録しているのは、男性8名にビタミンC強化ゼラチンを摂らせて血中のコラーゲン合成マーカーを測ったRCT1件(著者らはこれが骨のコラーゲン合成を反映するとしている)と、変形性関節症のサプリを比較したメタ分析1件である。皮膚への効果を評価した研究は収録していない。関節については後者のメタ分析が疼痛・機能を扱っているが、著者らはエビデンスの質を very low と評価し、中期・長期では臨床的に意味のある改善を示したサプリは無かったと結論している。
コラーゲン(加水分解コラーゲン)
信頼度: 低加水分解コラーゲンペプチド(Type I/II/III)
腱・靭帯・軟骨・皮膚の主成分であるコラーゲンを加水分解したサプリ。本サイトが収録しているのは、男性8名にビタミンC強化ゼラチンを摂らせて血中のコラーゲン合成マーカーを測ったRCT1件(著者らはこれが骨のコラーゲン合成を反映するとしている)と、変形性関節症のサプリを比較したメタ分析1件である。後者では短期で大きな効果が出ているが、著者らはエビデンスの質を「非常に低い」と評価し、中期・長期では臨床的に意味のある効果が無かったとしている。
EAA(必須アミノ酸)
信頼度: 低9種の必須アミノ酸(ロイシン・イソロイシン・バリン・リジン・メチオニン・フェニルアラニン・スレオニン・トリプトファン・ヒスチジン)
体内で合成できない9種の必須アミノ酸をすべて含む製品。総説は「最大限の筋タンパク質合成には必須アミノ酸全体の供給が必要」と述べており、これはBCAA単独より理にかなう(Wolfe 2017)。ただしEAA製品そのものの効果を検証した試験を、本サイトは収録していない。
マグネシウムグリシネート
信頼度: 低マグネシウムグリシネート(グリシン酸マグネシウム)
マグネシウムとグリシンをキレート結合させた形態。この形態そのものを評価した試験を、本サイトは収録していない。 以下はマグネシウム単独・グリシン単独の研究である。
ホスファチジルセリン
信頼度: 低ホスファチジルセリン(大豆由来またはヒマワリ由来)
細胞膜リン脂質の一種。本サイトが収録している唯一の試験では、運動時の血清コルチゾール濃度に有意な影響は認められなかった。 一方、疲労困憊までの時間は延びている(活動的な男性14名)。
AHCC(活性化ヘキソース相関化合物)
信頼度: 低AHCC(キノコ由来α-グルカン)
キノコの菌糸体から抽出した多糖類複合体。本サイトが収録しているヒトを対象とした研究は、いずれも参加者数十名以下の小規模なものである。 一般に言われる「NK細胞を活性化する」という説明は、健常者を対象とした試験でNK細胞活性に群間差が出なかったため、そのままは使えない。疾患アウトカムについて、効果を推定できる対照試験は収録していない(対照群を置かない予備的な報告のみ。注意点の欄を参照)。
BCAA(分岐鎖アミノ酸)
信頼度: 中ロイシン・イソロイシン・バリン(2:1:1または4:1:1比率が一般的)
ロイシン・イソロイシン・バリンの3種の必須アミノ酸。筋タンパク質合成については、BCAA単独の経口摂取を検証したヒト試験が存在しないと総説が指摘している。 ロイシンはmTORシグナルを活性化するが、他の必須アミノ酸が足りないと、合成の材料を確保するために既存の筋肉を分解せざるを得ない(Wolfe 2017)。遅発性筋痛の軽減については小規模なメタ分析がある。
カルシウム
信頼度: 高カルシウム(炭酸カルシウム・クエン酸カルシウム等)
骨の主要な構成ミネラル。閉経後女性を対象としたメタ分析(Shea ら 2002、15試験・1,806名)では、2年以上の補給で骨量減少の抑制が認められた一方、著者ら自身が効果を「小さい」と表現しており、骨折の減少は有意差に達していない。ビタミンDとの併用や食事からの摂取量による違いは、この解析では検討されていない。別のメタ分析(Bolland ら 2010)では、ビタミンDを併用しないカルシウムサプリの試験群で心筋梗塞リスクの上昇が示されている(組み入れたのは1日500mg以上を用いた試験だが、これは組入れ基準であってリスクが立ち上がる閾値ではない。食事由来のカルシウムを調べたものでもない)。
カゼインプロテイン
信頼度: 中カゼイン(ミセラカゼイン / カルシウムカゼイネート)
牛乳タンパク質の約80%を占める、消化吸収の遅いタンパク質。就寝前の摂取が夜間のタンパク質バランスを改善することは示されているが、その効果がカゼイン特有かどうかは別の話で、ホエイと直接比べた試験では差が無かった。
グルタチオン
信頼度: 低グルタチオン(還元型・L-グルタチオン)
グルタミン酸・システイン・グリシンからなるトリペプチドで、体内で最も多い内因性の抗酸化物質。サプリとしての最大の論点は「経口で摂って体内の量が増えるのか」で、ここは研究間で結果が割れている。6か月間1,000mg/日で血中濃度の上昇を報告したRCTがある一方、同じ用量帯を4週間投与して変化が無かったRCTもある。前駆体のNAC(N-アセチルシステイン)とは別物で、体内での経路も異なる。
ビタミンK2(MK-7)
信頼度: 中メナキノン-7(MK-7)
発酵食品(納豆等)由来のメナキノン。健常な閉経後女性244名にMK-7 180µg/日を3年間投与したRCT(Knapen ら 2013)では、腰椎・大腿骨頸部の骨密度低下の抑制が報告されている(全股関節では抑制なし)。同試験は心血管系のアウトカムを測定していない。 オステオカルシンやマトリックスGlaタンパクを活性化し、カルシウムを骨に誘導しつつ血管への沈着を抑える機序とされるが、血管への効果を裏づける出典を本サイトは示せない。
Articles
関連する読みもの
- 研究 vs 勘
アクティブリカバリー vs 完全休養:回復を早めるのはどちらか? 研究で比較する
「オフ日に軽く動いた方が回復が早い」と言う人もいれば、「休みの日は完全に休むのが一番」という声もある。アクティブリカバリー(軽い運動による積極的回復)と完全休養(何もしない)を、回復指標の観点から比較する。
吉崎 槙吾
- 解説
アシュワガンダについて、収録した出典が言える範囲
収録した3件が報告しているのは次のとおりである。Chandrasekhar ら(2012)では、ストレス評価尺度のスコアが60日目にプラセボ群より有意に低下し(P<0.0001)、血清コルチゾールも有意に低下した(P=0.0006)。 Wankhede ら(2015)では、8週間で1RM・筋サイズ・テストステロンの増加がプラセボ群を上回り、体脂肪率の低下も大きかった。 Langade ら(2019)では、10週間で入眠潜時・睡眠効率・睡眠の質・PSQI・不安(HAM-A)が有意に改善した。
吉崎 槙吾
- 解説
冷水浴(アイスバス)について、収録した出典が言える範囲
収録している Bleakley ら(2012)のコクランレビューが示すのは、受動的な介入(安静または無介入)と比べたときの筋肉痛の軽減である。 運動後24時間(SMD −0.55、95%CI −0.84〜−0.27、10試験)、48時間(−0.66、−0.97〜−0.35、8試験)、72時間(−0.93、−1.36〜−0.51、4試験)、96時間(−0.58、−1.00〜−0.16、5試験)のいずれでも統計的に有意だった。ただし結果は異質性が高い。 Roberts ら(2015)は、12週間のトレーニング後に筋力と筋量の増加がアクティブリカバリー群のほうが冷水浴群より大きかったと報告している(P<0.05)。
吉崎 槙吾
- 研究 vs 勘
「コンプレッションウェアで回復が早まる」は本当か? スポーツ用タイツ・スリーブの効果を検証
コンプレッション(加圧)タイツ・スリーブ・ソックスは多くのアスリートが運動後の回復用に使用している。「血流が改善してDOMSが減る」「筋肉の振動を抑えてダメージが軽くなる」という説があるが、研究的な根拠はどこまであるのか。
吉崎 槙吾
- 研究 vs 勘
「クレアチンは筋力を上げるだけでなく回復も早める」は本当か? 研究で確認する
クレアチンについて「回復も早まる」「筋肉ダメージを軽減する」という主張が見られる。回復への効果はどこまで研究で支持されているのか確認する。
吉崎 槙吾
- 研究 vs 勘
「ディロードで筋力停滞は打破できる」は本当か? 意図的な減量週の効果を検証
「4〜6週ごとに1週間トレーニングの強度・ボリュームを下げる『ディロード』が必要」とよく言われる。疲労を抜くと翌週に記録が伸びるという経験談は多いが、科学的にはどこまで支持されているのか。不要論との比較も含めて検証する。
吉崎 槙吾
- 解説
フォームローラーについて、収録した出典が言える範囲
収録している Cheatham ら(2015)は、激しい運動後の筋パフォーマンスの低下と遅発性筋肉痛を軽減しうると述べている(「しうる」という限定つき)。 同レビューは、フォームローラーまたはローラーマッサージャーによる自己筋膜リリースが、筋パフォーマンスに悪影響を与えずに関節可動域を短期的に高めるように見えること、激しい運動後の筋パフォーマンスの低下と遅発性筋肉痛を軽減しうることを述べている。運動前の短時間の実施は筋パフォーマンスに影響しないようだとしている。 著者らは、この領域の文献はまだ出現しつつある段階で、方法の異質性のため最適なプロトコルについての合意は現時点で無いと結論している(エビデンスレベル2c)。
吉崎 槙吾
- 研究 vs 勘
温浴と冷水浴について、収録した出典が言える範囲
トレーニング後の回復手段として「温浴・ホットバス」と「冷水浴・アイスバス」は対照的な方法として語られることが多い。「熱で血流を上げる」「冷やして炎症を止める」という説明がよくなされるが、どちらも収録した出典が検証したものではない。 収録しているのは、就寝前の加温と睡眠(Haghayegh 2019)、冷水浴と筋肉痛(Bleakley 2012。温水浴・対比浴との比較も含む)、冷水浴と筋線維の肥大(Fyfe 2019)である。 Bleakley(2012)は冷水浴と温水浴を比べた4件を統合しているが、24・48・72時間のいずれでも痛みに差が出ておらず、組み入れ試験はいずれも小規模で質が低いと評価されている。2件の統合では自己評価による疲労が有意に低かった(MD -1.70)一方、著者らはそれ以外のアウトカムや比較について結論するには証拠が不十分だとしている。どちらが総合的に優れているかは、ここからは結論できない。
吉崎 槙吾
- 解説
オーバーリーチングとオーバートレーニングは区別できるのか——研究が答えを出していないこと
収録している2件が述べているのは次のところまでである。過負荷と回復のバランスが保たれていれば、一時的なパフォーマンス低下(機能的オーバーリーチング)は回復後の向上につながる。バランスを欠くと非機能的オーバーリーチング(NFOR)が起こりうるが、NFORとオーバートレーニング症候群(OTS)は同じ臨床的・ホルモン的な徴候を示すことが多く、区別は臨床経過と除外診断に依存する。 さらに Halson & Jeukendrup(2004)は、オーバーリーチングがオーバートレーニングに先行することも、OTSの症状のほうが重いことも、逸話的な情報以外に裏づけは無いと明記している。
吉崎 槙吾
- 解説
オーバートレーニング症候群について、収録した出典が言える範囲
収録した2件が述べているのは次のことである。Meeusen ら(2013)の合意文書は、アスリートが重い心理的症状などを伴わずに短期のパフォーマンス低下を経験することがあり、この機能的オーバーリーチングは回復後に最終的にパフォーマンスの向上につながるとしている。 トレーニングと回復の均衡が保たれない場合には非機能的オーバーリーチング(NFOR)が起こりうるが、NFOR と OTS の区別は非常に難しく、臨床経過と除外診断に依存する。 OTS の症状が NFOR より重いと一般には考えられているが、著者らはこれを裏づける科学的証拠も反証する証拠も無いと明記している。 現在いくつかのマーカーが使われているが、一般に受け入れられる基準をすべて満たすものは無い。 Kreher & Schwartz(2012)のレビューは、OTS が十分な休息を伴わない過剰な運動への不適応反応であり、神経系・内分泌系・免疫系という複数の身体システムの乱れと気分の変化を伴うものとして現れるとしている。 同レビューは、OTS が欧州スポーツ科学会の見解に沿った恣意的な定義による臨床診断のままであり、過去の研究の大半が OTS ではなくオーバーリーチングのアスリートを対象としてきたため、まだ多くが未解明だと結論している。
吉崎 槙吾
- 解説
フォスファチジルセリンはコルチゾールを下げて回復を助けるか? 研究が示す効果の範囲
収録している Starks ら(2008)は、健常男性10名にPS 600mg/日を10日間投与した二重盲検・プラセボ対照のクロスオーバー試験である。自転車エルゴメータでの15分間の中強度運動(65%→85%VO2max)の前後で、コルチゾールのピーク濃度と曲線下面積がプラセボより低かった(それぞれ39±1%、35±0%、p<0.05)。テストステロン/コルチゾール比の曲線下面積は184±5%増加した。乳酸と成長ホルモンには影響が無かった。 収録している Fahey & Pearl(1998)は、訓練経験のある男性11名に大豆由来PS 800mg/日またはプラセボを与え、2週間の高強度ウェイトトレーニング期を2回(間に3週間の回復)行わせた二重盲検クロスオーバー試験である。コルチゾールは第6採血から第7採血のあいだにPS群でのみ低下し(15.6±1.7→10.0±0.9μg/dL、P<0.05)、ACTHはPS群で変化せず対照群では50%超上昇した。主観的な健康感(well-being)は第2〜6採血でPS群のほうが高く、筋肉痛は第2採血(61%)と第5採血(55%)で対照群のほうが強かった。 筋肥大・筋力への寄与については、これを評価した研究を本記事は収録していない。
吉崎 槙吾
- 解説
運動後のタンパク質摂取 ─ 収録した2件が示せる範囲
収録している2件は、どちらもタンパク質についての文献である。 Aragon & Schoenfeld(2013)のレビューは、運動後のウィンドウの重要性は——その存在すらも——いくつもの要因によって変わりうるとし、近年の証拠が古典的な見方に直接異議を唱えていると述べている。Areta ら(2013)のRCT(トレーニング経験のある男性24名)は、12時間の回復期にホエイ80gを10g×8回/20g×4回/40g×2回に分けて比べ、20gを3時間ごと(INT)が他の2つより筋原線維タンパク合成が大きかった(31〜48%、P<0.02)。どの配分でも安静時より上がっている(88〜148%)。
吉崎 槙吾
- 解説
心理的ストレスがトレーニング回復を妨げる:仕事・人間関係のストレスが筋肉に与える影響
収録している出典が扱っているのは、心理的ストレスとホルモン・回復の関係ではない。 Stults-Kolehmainen & Sinha(2014)は、心理的ストレスが身体活動量に与える影響を168件から検討したレビューで、前向き研究55件のうち76.4%が、心理的ストレスがその後の身体活動の低下や座位行動の増加を予測すると報告している。 Gordon ら(2018)は、レジスタンストレーニングがうつ症状を減らすかを調べた33件のRCT(1,877名)のメタ分析で、平均効果量0.66(95%CI 0.48〜0.83、P<0.001)だった。 心理的ストレスがホルモン・回復・筋肥大に与える影響を調べた研究を、本記事は収録していない。
吉崎 槙吾
- 研究 vs 勘
「サウナはトレーニング回復に効く」は本当か? 熱暴露の生理的効果と研究エビデンス
フィンランド式サウナ・スチームサウナ・赤外線サウナなど、トレーニング後のサウナ習慣を持つアスリートは多い。「疲労物質の排出」「成長ホルモンが出る」「血流が良くなって回復が早まる」などのメリットが語られるが、研究レベルではどこまで支持されているのか。
吉崎 槙吾
- 解説
睡眠と筋肉回復:収録した研究が測ったこと
収録した研究が測ったのは、テストステロンとコルチゾール、筋力回復、競技パフォーマンス、睡眠の質である。成長ホルモンを測った研究は収録していない。 Leproult & Van Cauter(2011)では、10名が5時間就床を8晩続けて日中のテストステロンが10〜15%低下した(著者らいわく「小さな便宜的標本」)。別の曝露を調べた Dáttilo ら(2020)の無作為化クロスオーバー(10名)では、筋損傷後48時間の急性完全断眠でもテストステロンに差は出ず、筋力回復も遅れなかった。 上がったのはIL-6・IGF-1・コルチゾールである。慢性的な部分制限と急性の完全断眠は別の条件で、この2件は互いの追試ではない。Mah ら(2011)では睡眠を5〜7週間延長した選手11名でスプリントとシュート精度が改善したが、対照群がない。 レジスタンス運動の側については、系統的レビュー(Kovacevic 2018、13件)が慢性的な実施で睡眠の質が改善すると整理している。
吉崎 槙吾
- 研究 vs 勘
「ストレッチすれば筋肉痛が減る・回復が早まる」は本当か? 研究が示すストレッチの限界
クールダウンのストレッチを「毎回やれば筋肉痛が減る」「回復が早まる」と信じている人は多い。しかし研究レベルでは、ストレッチの回復効果は期待以上に限定的かもしれない。実態を研究で確認する。
吉崎 槙吾
- 研究 vs 勘
「グリシン・GABAは睡眠を改善して回復を助ける」は本当か? 睡眠系サプリ 通説 vs 研究
睡眠の質を上げてトレーニング回復を最大化する——グリシンとGABAはそのための手段として注目されている。しかし「アミノ酸や神経伝達物質を飲んでも脳に届かない」という反論もある。エビデンスを分けて整理する。
吉崎 槙吾
- 研究 vs 勘
「マグネシウムは筋肉の痙攣・睡眠・回復に効く」は本当か? 通説 vs 研究
マグネシウムは「筋肉の痙攣に効く」「睡眠の質が上がる」「回復が早まる」と様々な文脈で語られる。実際にサプリとして摂ることで何が変わるのか。
吉崎 槙吾
- 研究 vs 勘
「多少の睡眠不足はサプリで補える」は本当か? 睡眠 vs 筋肥大への影響
仕事が忙しくて5〜6時間しか眠れない日が続く——そんなとき「プロテインをしっかり飲めば大丈夫」と自分に言い聞かせたことはないか。睡眠不足が筋肥大に与える影響は、多くのトレーニーが想定する以上に深刻だ。
吉崎 槙吾
- 研究 vs 勘
筋肉痛(DOMS)と筋肥大の関係を、収録した出典から確かめる | 通説 vs 研究
「トレーニング後に筋肉痛がなければ意味がなかった」という声はジムで頻繁に聞かれる。遅発性筋肉痛(DOMS)と筋肥大の関係について、本記事が収録している出典から何が言えて何が言えないのかを整理する。 DOMSの強さと筋肥大量を比べた研究を本記事は収録していない。 したがって「筋肉痛は筋肥大の指標にならない」という否定も、その逆も、本記事は判定できない。
吉崎 槙吾
- 研究 vs 勘
「グルタミンはトレーニーに必須」は本当か? 通説 vs 研究
グルタミンは体内で最も豊富なアミノ酸であり、免疫機能や腸管バリアの維持に欠かせないとされる。「トレーニング後に枯渇するから補う必要がある」という言説はサプリ業界で根強い。しかし健康なトレーニーに対してグルタミンサプリが実際に効くかどうかは、研究が示す答えとかなりの乖離がある。
吉崎 槙吾
- 解説
カルシウムサプリの正しい使い方:骨密度維持のエビデンスと注意点
閉経後女性を対象としたメタ分析(Shea 2002)では、カルシウム補給が骨量減少を抑えることが示されていますが、著者ら自身がその効果を「小さい」と表現しており、骨折の減少については有意差に達していません。50歳以上を対象にカルシウム単独とビタミンD併用の試験をまとめた別のメタ分析(Tang 2007)では、全種類の骨折が12%減少しています。ビタミンDを併用しないカルシウムサプリの試験をまとめたさらに別のメタ分析(Bolland 2010)では、心筋梗塞のリスク上昇が報告されています。この3件は対象集団・介入・評価項目がそれぞれ異なり、互いの利益と害を比べたものではありません。したがって、本サイトはこれらから最適な摂取量や差し引きの得失を示すことはできません。
吉崎 槙吾
- 解説
コラーゲンペプチドは腱・関節・皮膚に効くのか:収録した研究が示せる範囲
本サイトが収録している研究は、コラーゲンペプチドではなくゼラチンを用いたものである。 Shaw ら(2017)が投与したのはビタミンC強化ゼラチン0g・5g・15gで、対照はゼラチン0g(ビタミンCは全条件に48mg含まれる)。血中の合成マーカー(PINP)は運動だけでも上がっており、著者らはこれが骨のコラーゲン合成を反映すると述べている。腱・靭帯は被験者の血清で処理した人工靭帯で評価され、力学特性はプラセボを含む全条件で改善した。 関節痛・皮膚への効果について、本記事は出典を示せない。
吉崎 槙吾
- 解説
CoQ10とPQQ:スタチン服用者の筋症状・心不全・認知機能で何が調べられているか
CoQ10について本記事が示せるのは、スタチン服用患者の筋症状と、中等度〜重度の心不全患者での2年間の転帰である。 スタチン関連の筋症状ではメタ分析2件の効果量が大きく食い違い(Qu 2018 で筋肉痛 −1.60、Kovacic 2025 で痛み −0.96・上限 −0.03)、血中CKは低下していない。Q-SYMBIO では2年間の追跡で主要心血管イベントが半減した一方、事前に定めた16週時点の短期評価項目は有意差なしだった(評価している項目が違う)。PQQでヒトで測られているのは、10名での炎症指標と、物忘れを自覚する高齢者58名での認知機能である。両者を併用した試験、健常者のエネルギー代謝や運動パフォーマンスを調べた試験は、本記事は収録していない。
吉崎 槙吾
- 解説
クルクミンは筋肉痛に効くのか? メタ分析が示せる範囲と吸収の問題
10件のRCTを統合したメタ分析(Beba 2022)では、クルクミン補給により筋肉痛(VAS −0.56)・血中CK(−65.98 IU/L)・TNF-α(−0.22 pg/ml)が低下し、最大随意収縮(+3.10)と関節可動域(+6.49°)が改善した。一方、IL-6 と IL-8 には有意な変化が認められていない。 用量反応解析では TNF-α について非線形の関連が示されており、増やせば比例して効くという関係ではない。著者らは「DOMSのいくつかの側面を改善しうる」という留保つきの結論に留め、長期的な影響と安全性にはより質の高い研究が必要としている。 吸収については、Hewlings & Kalman(2017)がクルクミン単体では利益が得られないとし、ピペリンとの複合体でバイオアベイラビリティが2000%増加したという報告を引いている。 NF-κB の機序、バイオアベイラビリティ約1%という数値、リポソーム型などの製剤、NSAIDsとの副作用の比較については、いずれも出典を示せない。 なお収録している抗酸化のレビュー(Yavari 2015)は、サプリメントではなく天然の抗酸化物質が豊富な食事を勧めている。
吉崎 槙吾
- 解説
マカは本当に効くのか?性欲・精力・運動パフォーマンスへの効果をエビデンスで確認する
本サイトが示せる出典は、Shin BC ら(2010)のシステマティックレビュー1件だけです。組み入れられた4件のRCTのうち、2件が有意な改善(健常な閉経後女性の性機能障害、健常な成人男性の性欲)、1件が勃起不全の患者で有意な効果を示し、1件は健常なサイクリストで効果を示せませんでした。著者らの結論は「限られた根拠」で、試験の総数・総サンプルサイズ・方法論的質のいずれも確かな結論を導くには不十分としています。テストステロンへの作用・活性成分・エネルギー・安全性については、本サイトはまだ出典を示せません。
吉崎 槙吾
- 解説
メラトニンサプリメントガイド:睡眠への効果と正しい使い方
原発性睡眠障害を対象としたメタ分析では、メラトニンは入眠潜時を平均約7分短縮し、総睡眠時間を約8分延長した。著者ら自身が効果を「控えめ」と表現している。 時差ぼけについては別のコクランレビューがあり、目的地の就寝時刻近くに摂った場合の軽減が報告されている。用量については、原発性睡眠障害のメタ分析から「何mgが最適か」を決めることはできない。日本ではメラトニンは医薬品に該当するため、使用は医師に相談すること。
吉崎 槙吾
- 解説
プロバイオティクスについて、収録した出典が言える範囲
収録している Ford ら(2014)は、過敏性腸症候群(IBS)と慢性特発性便秘(CIC)を対象とした43件のRCTのメタ分析である。 プロバイオティクスをプラセボと比べたとき、IBS症状が持続するリスク比は0.79(95%CI 0.70〜0.89)で、全体症状・腹痛・膨満感・鼓腸のスコアにも有益な効果があった。 著者らは、プロバイオティクスがIBSに有効な治療であるとしつつ、どの菌種・菌株がもっとも有益かは不明のままだと述べている。 収録している Hill ら(2014)は、プロバイオティクスという語の適切な使い方と範囲についての国際的な専門家パネルの合意文書である。
吉崎 槙吾
- 解説
ビタミンCサプリメントガイド:風邪への効果はどこまで言えるか
研究では、マラソン走者・スキーヤー・亜寒帯で訓練する兵士など短期間の強い身体運動にさらされる集団で、風邪の罹患リスクが約半分になっている(RR 0.48)。一般集団では罹患リスクが有意に下がっていない(RR 0.97)。持続期間の8%短縮は「発症前から定期的に摂っていた」場合の結果で、発症後に飲み始める治療的摂取では一貫した効果が見られていない。 免疫細胞の機能やコラーゲン合成への関与について、本記事は出典を示せない。
吉崎 槙吾
- 解説
ビタミンK2サプリメントガイド:骨密度への効果と、確かめられていないこと
本記事が引くRCT(Knapen ら 2013)は、閉経後女性244名がMK-7 180µg/日を3年間摂取した場合に、腰椎・大腿骨頸部の骨密度低下が抑制されたと報告している(全股関節では抑制なし)。同試験は心血管系のアウトカムを測定していない。動脈石灰化の予防、およびビタミンDとの相乗効果について、本サイトは出典を示せない。
吉崎 槙吾