ホスファチジルセリン
細胞膜リン脂質の一種。本サイトが収録している唯一の試験では、運動時の血清コルチゾール濃度に有意な影響は認められなかった。 一方、疲労困憊までの時間は延びている(活動的な男性14名)。
研究はまだ限定的な成分

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(PR)研究で報告されている効果
疲労困憊までの時間が延びた。 活動的な男性14名に大豆由来のホスファチジルセリン750mgを1日1回・10日間摂取させ、45・55・65%VO2maxで各10分の自転車運動を行った後、85%VO2maxで疲労困憊まで漕がせる試験を2回実施した。ホスファチジルセリンを摂取した条件では85%VO2maxでの疲労困憊までの時間が7分51秒から9分51秒へ延び(p=0.001)、プラセボでは変化しなかった(群間 p=0.005)(Kingsley 2006)。著者らは「ホスファチジルセリン補給で運動能力の改善を報告した最初の研究」と述べており、単一の小規模試験である。
コルチゾールには有意な影響が無かった。 同試験では、血清コルチゾール濃度・酸素動態・基質酸化・気分のいずれにも有意な影響が認められなかった(Kingsley 2006)。「運動後のコルチゾール上昇を抑制する」という説明を、本サイトは裏づけられない。
記憶力・注意力・処理速度の改善、気分・ストレス応答の改善について、本サイトは出典を示せない。
推奨摂取量・タイミング
- 収録した試験が用いた量は、大豆由来のホスファチジルセリン750mgを1日1回・10日間である(Kingsley 2006)。
- これは参加者14名の単一試験の条件であって、推奨量を定めたものではない。「100〜400mg/日」「食事と一緒に分割摂取」といった目安について、本サイトは出典を示せない。
注意点
- •血液凝固薬との相互作用、および牛脳由来製品のプリオン疾患リスクについて、本サイトは出典を示せない。 服薬中の人は医師・薬剤師に相談すること。
- •収録しているのは参加者14名の単一試験のみで、安全性を主要な評価項目にしていない。 本情報は教育・参考目的であり、疾患の診断・治療を意図しない。
似た働きのサプリ
アシュワガンダ
信頼度: 中ウィザニア・ソムニフェラ根エキス
アーユルヴェーダで用いられてきたハーブ。コルチゾールの低下は23件・1,706名を統合したメタ分析で報告されている(標準化平均差 −1.18)。筋力については、トレーニング経験のほとんど無い若年男性57名を対象とした8週間のRCT1件を収録している。
クルクミン
信頼度: 中クルクミン(ターメリック由来ポリフェノール)
ウコン(ターメリック)の黄色色素ポリフェノール。RCT10件を統合したメタ分析(Beba 2022)が扱っているのは、運動後の遅発性筋肉痛とそれに伴う指標である。 筋肉痛・CK・TNF-α・最大随意収縮・関節可動域で改善が報告された一方、IL-6・IL-8には有意な変化が無かった。
マグネシウム
信頼度: 低マグネシウム(グリシン酸マグネシウム・クエン酸マグネシウムなど)
必須ミネラルのひとつ。「300以上の酵素反応に関わる」という説明について、本サイトは出典を示せない。 睡眠について本サイトが収録しているのは、原発性不眠症の高齢者46名を対象とした8週間のRCT1件である。睡眠時間・睡眠効率・入眠潜時が改善した一方、総睡眠時間には有意差が出ていない。若年者やアスリートを対象とした試験は収録していない。