アシュワガンダ
アーユルヴェーダで用いられてきたハーブ。コルチゾールの低下は23件・1,706名を統合したメタ分析で報告されている(標準化平均差 −1.18)。筋力については、トレーニング経験のほとんど無い若年男性57名を対象とした8週間のRCT1件を収録している。
研究が進みつつある成分

購入する
(PR)研究で報告されている効果
コルチゾールが有意に低下した。 23件のRCT・計1,706名を統合したメタ分析で、標準化平均差 −1.18(p<0.04)。セロトニンも上昇した(平均差 +31.75 ng/ml、p<0.01)。サブグループ解析はウィタノライド含量による用量反応の可能性を示唆するにとどまる。著者らは異質性と一部エンドポイントのデータ不足を挙げ、標準化された試験がさらに必要としている(Fornalik 2026)。
男性のテストステロンが上昇した(平均差 +57.43 ng/dl)。女性では上昇していない。 TSHとT3には効果が無く、T4はわずかに上昇した(+0.61 µg/dL、p=0.02)(Fornalik 2026)。
筋力の伸びがプラセボより大きかった。 レジスタンストレーニング経験のほとんど無い健康な若年男性57名を対象とした8週間の二重盲検RCTで、根エキス300mgを1日2回摂取した群は、ベンチプレス1RM(+46.0kg 対 +26.4kg、p=0.001)とレッグエクステンション1RM(+14.5kg 対 +9.8kg、p=0.04)の伸びが大きく、腕(p=0.01)と胸(p<0.001)の筋サイズ、体脂肪率の減少(−3.5% 対 −1.5%、p=0.03)でも上回った(Wankhede 2015)。対象はトレーニング初心者であり、経験者に当てはまるかは分からない。
この筋力のRCTはコルチゾールを測定していない。 血清クレアチンキナーゼの安定化として運動由来の筋損傷を評価している(p=0.03)(Wankhede 2015)。
睡眠の質・入眠・睡眠効率、疲労感の改善について、本サイトは出典を示せない。
推奨摂取量・タイミング
- 収録したRCTが用いたのは、根エキス300mgを1日2回・8週間である(Wankhede 2015)。
- ホルモンのメタ分析はウィタノライド含量による用量反応の可能性を示唆するにとどまり、用量を定めていない(Fornalik 2026)。
- 「KSM-66等の標準化エキスとして1日300〜600mg」「就寝前または食事と一緒」「効果まで4〜8週間」という目安について、本サイトは出典を示せない。
注意点
- •安全性・副作用について、本サイトは出典を示せない。 収録した2件は筋力とホルモンのアウトカムを扱ったもので、有害事象を主題としていない。
- •甲状腺疾患・自己免疫疾患のある方、妊娠中・授乳中の方は、使用前に必ず医師に相談すること。
- •収録したメタ分析ではT4のわずかな上昇が報告されている(Fornalik 2026)。
根拠となる研究
出典
似た働きのサプリ
ベタイン無水物
信頼度: 中ベタイン(トリメチルグリシン)無水物
無水ベタイン。本サイトは、無水物と他のベタイン製剤を直接比較した試験を収録していない。以下はベタイン一般についての結果で、有意だったのは最大筋力(とくに下半身)であり、上半身の筋力には有意な効果が見られていない。
カフェイン
信頼度: 中無水カフェイン
プレワークアウトの定番。運動パフォーマンスへの効果は、21件のメタ分析を統合したアンブレラレビューで確認されている。ただし筋力・筋パワーへの効果量は小さく、効果は無酸素系より有酸素系のほうが大きい傾向がある。 収録した研究はいずれも若い男性が中心である。
ビタミンD
信頼度: 中ビタミンD3(コレカルシフェロール)
日光照射によって皮膚で合成される脂溶性ビタミン。筋力については、健常な18〜40歳を対象とした7件・計310名のメタ分析で上肢・下肢とも有意な増加が報告されている(いずれも標準化平均差0.32)。ただし下肢は信頼区間の下限が0.01とぎりぎりで、抄録は参加者のベースラインの充足状態を報告していない。