BCAAサプリと遅発性筋肉痛(DOMS)― メタ分析
Fedewa MV, et al.
研究が積み重なりつつある段階のエビデンス
サマリー
運動後の遅発性筋痛(DOMS)に対する分岐鎖アミノ酸(BCAA)補給の効果を統合したメタ分析。2007〜2017年に発表された8件の研究から37の効果を集め、BCAA群を非BCAAのプラセボ群と比較した。DOMSは計61名で評価されている。統合の結果、BCAA補給はDOMSを減少させた(効果量 0.7286、95%CI 0.5017〜0.9555、p<0.001)。著者らはこれを「大きな減少」と表現している。
検証の内訳
- 書誌照合
- Crossref と照合済み
- 内容照合
- 本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン61名はDOMSが評価された人数の合計。対照は非BCAAのプラセボであり、等量のタンパク質との比較ではない点が解釈上もっとも重要。
- 訂正履歴
1件を表示
- sampleSize を206としていたが抄録は61名。「CK(筋損傷マーカー)もBCAA群で有意に低値」は抄録に一切記載が無い(本メタ分析が扱うのは筋肉痛のみ)。効果量も「中程度(約0.5)」としていたが実際は0.7286で、著者らは「大きな減少」と表現している。変更履歴
- 編集の確認
書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について
この研究で分かること
- 1
BCAA補給はプラセボと比べてDOMSを減少させた(効果量 0.7286、95%CI 0.5017〜0.9555、p<0.001)。
- 2
著者らはこれを「大きな減少(a large decrease)」と表現している。中程度ではない。
- 3
対象は8件の研究から集めた37の効果で、DOMSが評価されたのは計61名。統合としては小規模である。
- 4
対照群は非BCAAのプラセボであり、等量のタンパク質と比べた試験ではない。食事のタンパク質が十分な場合の上乗せ効果は、この統合からは分からない。
- 5
抄録はクレアチンキナーゼ(CK)などの筋損傷マーカーを扱っておらず、評価しているのは筋肉痛のみである。
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最終確認:
