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研究データ
研究タイプ: レビュー信頼度: 低抄録と突き合わせ済み

マカと性機能(システマティックレビュー)

Shin BC, et al.

発表年2010
掲載誌BMC Complementary and Alternative Medicine
著者Shin BC, et al.

研究はまだ限定的で、今後の検証が必要な段階

Summary

サマリー

マカ(Lepidium meyenii)が性機能障害の治療として有効かどうかの臨床的な根拠を評価したシステマティックレビュー。17のデータベースを2010年4月まで検索し、健常者または性機能障害のある患者を対象に、いずれかの形態のマカとプラセボを比較した無作為化臨床試験をすべて組み入れた。バイアスのリスクはコクランの基準で評価している。組み入れ基準を満たしたのは4件のRCT。 2件は、それぞれ健常な閉経後女性と健常な成人男性において、性機能障害または性欲に有意な改善を示した。1件は健常なサイクリストでは効果を示せなかった。もう1件は勃起不全の患者を対象にIIEF-5で評価し、有意な効果を示した。著者らの結論は「本レビューが示すのは、マカが性機能を改善することについての限られた根拠である。ただし試験の総数・総サンプルサイズ・一次研究の平均的な方法論的質はいずれも限られており、確かな結論を導くには不十分である。より厳密な研究が必要である」というもの。

出典(原文を確認する)

出典を見る

DOI: 10.1186/1472-6882-10-44

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団組み入れは4件のRCTのみで、著者らは「限られた根拠」と結論している。主題は性機能であり、エネルギー・ホルモン・安全性は評価対象に含まれていない。2010年4月までの検索である。
訂正履歴
1件を表示
  • 「エネルギーへの効果」「テストステロン・エストロゲンへの直接作用はない」「マカアミド・マカエンが主要活性成分」「安全性は良好」は、いずれも本レビューに無い。 この論文は性機能のみを主題としている。また「性欲の改善に弱〜中程度のエビデンス」は著者らの表現より強く、抄録は「限られた根拠」で「確かな結論を導くには不十分」と明記している。sampleSize 182 も根拠が無い。4件中1件は健常なサイクリストで効果を示せていない変更履歴
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    組み入れられたのは4件のRCTのみ。 2件が有意な改善(健常な閉経後女性の性機能障害、健常な成人男性の性欲)、1件が勃起不全の患者で有意な効果、1件が健常なサイクリストで効果を示せなかった

  • 2

    著者らの結論は「限られた根拠(limited evidence)」である。 試験の総数・総サンプルサイズ・一次研究の平均的な方法論的質のいずれも、確かな結論を導くには不十分としている。

  • 3

    この論文は性機能を主題としており、「エネルギー」や疲労感を評価したものではない。

  • 4

    テストステロンやエストロゲンへの作用、マカアミド・マカエンといった成分、安全性については、本レビューは述べていない。 これらを語るには別の出典が要る。

  • 5

    唯一の運動関連の知見は「健常なサイクリストでは効果が示せなかった」という陰性の結果である。

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