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サプリメント

コラーゲンペプチド

エビデンス評価

加水分解された低分子コラーゲン。本サイトが収録しているのは、男性8名にビタミンC強化ゼラチンを摂らせて血中のコラーゲン合成マーカーを測ったRCT1件(著者らはこれが骨のコラーゲン合成を反映するとしている)と、変形性関節症のサプリを比較したメタ分析1件である。皮膚への効果を評価した研究は収録していない。関節については後者のメタ分析が疼痛・機能を扱っているが、著者らはエビデンスの質を very low と評価し、中期・長期では臨床的に意味のある改善を示したサプリは無かったと結論している。

研究はまだ限定的な成分

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収録した2件のうち、コラーゲン合成マーカーを測ったRCT(男性8名)が用いた製剤は購入対象と一致しません。 同試験の介入はビタミンC強化ゼラチンで、加水分解コラーゲンではありません。もう1件のメタ分析(変形性関節症のサプリ20種を統合)にはコラーゲン加水分解物が含まれ、関節の疼痛・機能を扱っていますが、著者らはエビデンスの質を「非常に低い」と評価し、中期・長期では臨床的に意味のある改善を示したサプリは無かったとしています。皮膚への効果を評価した研究は収録していません。

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研究で報告されている効果

この試験が用いたのはビタミンC強化ゼラチンであり、加水分解コラーゲンペプチドではない。 ゼラチンと加水分解コラーゲンは同じ製剤ではないため、以下はゼラチンの結果をコラーゲン製品に当てはめた外挿である。

血中の合成マーカー(PINP)は上がったが、著者らはこれが骨のコラーゲン合成を反映すると考えている。 原著は「血中PINPの増加が腱・靭帯・軟骨のコラーゲン合成によるものである可能性は極めて低い」「血中PINPは代謝回転の速さから、一般に骨代謝のマーカーとして用いられる」と明記し、「生体内の結果は骨のコラーゲン合成を反映していると考えられる」と述べている。被験者の腱の合成は測定していない。

運動だけでもPINPは上がっている。 縄跳びを繰り返した結果、プラセボ群で53.9%、ゼラチン5g群で59.2%の増加が見られた。15g群でのみ、4時間後にさらに有意な増加(153%)があり、それが72時間維持された(P<0.05)。つまりこの試験が示しているのは、運動による上昇に15gのゼラチンが上乗せしたという関係である。

腱・靭帯についての結果は、被験者の血清で6日間処理した組織工学的な人工靭帯で得られたものである。力学特性はプラセボを含むすべての条件で改善し、ゼラチン群でだけ増えたのはコラーゲン含量だった。 著者らは血中のビタミンC濃度を測っておらず、力学特性の改善にビタミンCが寄与した可能性があると述べている。 なお人工靭帯に用いたのは8名中4名分の血清で、論文の図に示されているのは代表1名(被験者5)のデータである(1条件・1提供者あたり6検体の平均。著者らは4名すべてで同じ反応だったとしている)。

対照はゼラチン0gで、ビタミンCは全条件に同量(48mg)含まれていた。 比べているのは「ビタミンCを一定にしたうえでゼラチンを足した効果」であり、ビタミンC無しでのゼラチンの効果も、ビタミンCの必要性も、両者の交互作用も検証していない。

関節への効果は、短期では大きいが質が非常に低い。 変形性関節症に対する20種のサプリを69件のRCTで比較したメタ分析で、コラーゲン加水分解物は短期で大きな治療効果を示した7種の1つだった。ただし著者らはエビデンスの質を very low と評価しており、また「中期・長期の追跡では、臨床的に意味のある疼痛・機能の改善を示したサプリは無かった」と結論している(Liu 2018)。

皮膚の弾力性・水分保持、怪我リスクの低減について、本サイトは出典を示せない。

推奨摂取量・タイミング

  • 収録した試験が用いたのは、ビタミンCを添加したゼラチン5gまたは15gを運動の1時間前に摂る条件である(Shaw 2017。
  • 男性8名)。
  • 15gのほうが合成マーカーの上昇が大きかった。 この用量はゼラチンでのものであり、加水分解コラーゲン製品で確かめられた量ではない。「1日10〜15g」という目安、ビタミンCの必要量、皮膚目的での8〜12週間という期間について、本サイトは出典を示せない。

注意点

  • 安全性・副作用について、本サイトは出典を示せない。 収録した2件のうち、Liu 2018 は安全性のアウトカムでサプリとプラセボに差が無かったと報告している(diacerein を除く)。
  • 以下は一般に言われている注意で、裏づける出典を示せない。 動物由来の原料(牛・豚・魚)が多いため、アレルギーや宗教上の食事制限がある場合は原材料を確認すべきとされる。
  • 腎疾患がある場合は高タンパク摂取全般と同様に医師に相談すべきとされる——広く言われる事項なので削除せず残すが、収録した研究が検証したものではない。
  • 持病のある方、服薬中の方は、使用前に必ず医師または薬剤師に相談すること。

根拠となる研究

ランダム化比較試験

運動前のビタミンC強化ゼラチン摂取がコラーゲン合成を高めるか

American Journal of Clinical Nutrition, 2017

健康な男性8名が、ビタミンC 48mgを含む同一の低カロリー飲料にゼラチンを0g・5g・15g溶かした等カロリーの飲料を摂る、無作為化・二重盲検のクロスオーバー試験。摂取1時間後に6分間の縄跳びを行い、1日3回・6時間以上あけて3日間繰り返した。ゼラチンの摂取量が増えるほど血中のグリシン・プロリン・ヒドロキシプロリン・ヒドロキシリジンが増え、摂取1時間後にピークを迎えた。血中のコラーゲンI型アミノ末端プロペプチド(PINP)は、運動だけでも上昇している(プラセボ53.9%・ゼラチン5g群59.2%)。15g群でのみ4時間後にさらに有意な増加(153%)があり、それが72時間維持された。 ただし著者らは「この増加が腱・靭帯・軟骨のコラーゲン合成によるものである可能性は極めて低い」「血中PINPは一般に骨代謝のマーカーとして用いられる」と明記しており、生体内の結果は骨のコラーゲン合成を反映していると考えられる。被験者の腱の合成は測定していない。 腱・靭帯については、被験者の血清で6日間処理した組織工学的に作製した人工靭帯で評価しており、力学特性はプラセボを含むすべての条件で改善し、ゼラチン群に固有だったのはコラーゲン含量の増加である。 なお人工靭帯に用いたのは8名中4名分の血清で、論文の図に示されているのは代表1名(被験者5)のデータである(1条件・1提供者あたり6検体の平均。著者らは4名すべてで同じ反応だったとしている)。 著者らは、間欠的な運動プログラムにゼラチンを加えるとコラーゲン合成が高まり傷害予防や組織修復に役立ちうると述べているが、関節痛・ケガの発生率・皮膚のアウトカムは測定していない。

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出典

Alternatives

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