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研究データ
研究タイプ: メタ分析信頼度: 高抄録と突き合わせ済み

メラトニン補給が睡眠の質に与える影響 ― メタ分析

Ferracioli-Oda E, Qawasmi A, Bloch MH

発表年2013
被験者数n=1683
掲載誌PLOS ONE
著者Ferracioli-Oda E, Qawasmi A, Bloch MH

複数の良質な研究に基づく、信頼性の高いエビデンス

Summary

サマリー

原発性睡眠障害の成人・小児を対象に、メラトニンとプラセボを比較した19件のRCT・計1,683名を統合したメタ分析。メラトニンは入眠潜時を平均7.06分短縮し(95%CI 4.37〜9.75、p<0.001)、総睡眠時間を平均8.25分延長した(95%CI 1.74〜14.75、p=0.013)。全体的な睡眠の質も有意に改善した(標準化平均差0.22、95%CI 0.12〜0.32、p<0.001)。メタ回帰では、試験期間が長く用量が高いほど、入眠潜時の短縮と総睡眠時間の延長が大きかった。一方、睡眠の質については試験期間・用量の影響が認められなかった。著者らは、メラトニンの効果は控えめだが継続使用で薄れるようには見えず、不眠症に対する他の薬物療法より絶対的な効果は小さいものの、副作用の面が比較的穏やかであることから役割を持ちうるとしている。

出典(原文を確認する)

出典を見る

DOI: 10.1371/journal.pone.0063773

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団効果量は入眠7分・総睡眠8分と控えめ。対象は原発性睡眠障害の診断がある人で、健康な人の睡眠改善を示したものではない。Eli Lilly から部分的な資金提供を受けている。
訂正履歴
1件を表示
  • 「低用量(0.5〜1mg)でも高用量と同等の効果」は抄録と逆——抄録は「試験期間が長く用量が高いほど効果が大きかった」と述べている。「概日リズム障害・時差ぼけに特に効果的」も抄録に無く、対象は原発性睡眠障害の患者である。資金提供元(Eli Lilly)も未記載だった。変更履歴
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    入眠潜時を平均7.06分短縮した(95%CI 4.37〜9.75、p<0.001)。

  • 2

    総睡眠時間を平均8.25分延長した(95%CI 1.74〜14.75、p=0.013)。信頼区間の下限は1.74分と小さい。

  • 3

    試験期間が長く用量が高いほど効果が大きかった(入眠潜時・総睡眠時間)。低用量で同等という結果ではない。

  • 4

    睡眠の質は有意に改善したが(標準化平均差0.22)、こちらは期間・用量の影響が認められなかった。

  • 5

    対象は原発性睡眠障害と診断された成人・小児。効果は控えめだが継続使用で薄れるようには見えないとされる。他の不眠症治療薬より絶対的な効果は小さい。

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  • メラトニン

    原発性睡眠障害では、入眠潜時の短縮と睡眠の質の改善が報告されている。 成人・小児の19件のRCT(計1,683名)のメタ分析で、入眠潜時が平均7.06分短縮(95%CI 4.37〜9.75、p<0.001)、総睡眠時間が8.25分延長(95%CI 1.74〜14.75、p=0.013)、睡眠の質の標準化平均差は0.22(95%CI 0.12〜0.32、p<0.001)だった(Ferracioli-Oda 2013)。著者ら自身が効果を「控えめ」と表現している。

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