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研究データ
研究タイプ: ランダム化比較試験信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

睡眠制限下の健康成人におけるグリシン摂取が日中のパフォーマンスに与える影響

Bannai M, Kawai N, Ono K, Nakahara K, Murakami N

発表年2012
掲載誌Frontiers in Neurology
著者Bannai M, Kawai N, Ono K, Nakahara K, Murakami N

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

睡眠時間を通常より25%短縮した状態を3晩続けた健常者を対象に、就寝前のグリシン3g摂取の効果を調べた試験。視覚アナログ尺度では疲労感が有意に減少し、眠気は減少の傾向を示した(有意には至っていない)。質問紙でも同様の傾向が見られ、パソコンによる作業成績テストでは精神運動覚醒検査(PVT)に有意な改善が認められた。あわせてラットの視交叉上核(SCN)を用いた検討では、血漿メラトニン濃度にも時計遺伝子(Bmal1・Per2)の発現にも変化は見られなかったが、明期にアルギニンバソプレシンと血管作動性腸ペプチドの増加が観察された。著者らは、概日時計そのものは変わらないものの、グリシンがSCNの機能を調節し、それが間接的に眠気と疲労の改善に寄与しうると述べている。

出典(原文を確認する)

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DOI: 10.3389/fneur.2012.00061

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 測定したアウトカム・研究デザイン抄録は参加者数を報告していない。有意だったのは疲労感とPVTで、眠気は傾向にとどまる。著者は味の素株式会社の研究所所属であり、同社はグリシンを製造・販売している。
訂正履歴
1件を表示
  • 最終著者を Mori N としていたが正しくは Murakami N。「翌日の眠気が有意に軽減」も抄録では「傾向」で有意差に届いていない。「体温低下を介して眠気を誘発する」機序は抄録に無く、抄録はSCNの神経ペプチド変化を述べている。sampleSize 20 も根拠が無い。著者が味の素所属である点も未記載だった。変更履歴
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    視覚アナログ尺度で、翌日の疲労感が有意に減少した。

  • 2

    眠気は減少の「傾向」を示したが、有意差には至っていない。

  • 3

    パソコンによる作業成績テストのうち、精神運動覚醒検査(PVT)に有意な改善が認められた。

  • 4

    血漿メラトニン濃度と時計遺伝子(Bmal1・Per2)の発現は変化しなかった。体温低下を介する機序は本論文が述べているものではない。

  • 5

    抄録は参加者数を報告していない。著者らは味の素株式会社の研究所に所属しており、同社はグリシンを製造・販売している。

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