クレアチンHCl
クレアチンに塩酸を結合させた形態。新しい形態のクレアチンを比較したレビューは、「新しい形態がモノハイドレートより有効あるいは安全だという証拠はほとんど無い」「モノハイドレートの規制上の位置づけがほぼすべての市場で明確なのに対し、他の形態については不明瞭」と結論している(Jäger 2011)。本サイトは、塩酸塩とモノハイドレートを直接比較した試験を収録していない。買うならモノハイドレートを基準にすることを勧める。
このページの出典はすべて周辺情報です。この成分・この用量帯そのものを評価した研究は収録していません。
研究はまだ限定的な成分

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(PR)購入対象は塩酸塩ですが、収録した出典が塩酸塩そのものを評価したものではありません。 新しい形態のクレアチンを扱ったレビューは「新しい形態については、単独でも他の栄養素と組み合わせても、モノハイドレートより有効あるいは安全だという証拠はほとんど無い」と結論しています(Jäger 2011)——これは塩酸塩を含むクラス全体についての結論で、塩酸塩固有のデータではありません。吸収がほぼ99%という所見と、筋内濃度を15〜40%高めるという所見はモノハイドレートについてのものです。塩酸塩とモノハイドレートを直接比較した試験は収録していません。
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周辺情報の研究で報告されていること
新しい形態がモノハイドレートより優れているという証拠は、ほとんど無い。 クレアチンモノハイドレート(CM)と市場の新しい形態を比較したレビューは、「新しい形態については、単独でも他の栄養素と組み合わせても、CMより有効あるいは安全だという証拠はほとんど無い」と結論している。さらに「CMの安全性・有効性・規制上の位置づけがほぼすべての市場で明確なのに対し、他の形態については不明瞭」だとしている(Jäger 2011)。
モノハイドレートについては、形態そのものの吸収が確認されている。 「経口摂取したCMのほぼ99%が筋に取り込まれるか尿中に排泄され、通常の消化過程では分解されない」「筋内クレアチン・ホスホクレアチン濃度を約15〜40%高める」(Jäger 2011)。これはモノハイドレートについての所見であり、塩酸塩で同じことを確かめた研究を本サイトは収録していない。
クレアチン一般については、高齢者で除脂肪量と筋力の増加が報告されている。 22件のRCT・計721名(平均年齢57〜70歳)を統合したメタ分析で、除脂肪量(平均差 +1.37kg、95%CI 0.97〜1.76、p<0.00001)、チェストプレス筋力(標準化平均差0.35、p=0.0002)、レッグプレス筋力(0.24、p=0.01)の増加がプラセボより大きかった(Chilibeck 2017)。対象は高齢者で、用いられたのは主にモノハイドレートである。
「水溶性が高いため胃腸不快感が出にくい」「少量でモノハイドレートと同等」という説明について、本サイトは出典を示せない。 塩酸塩とモノハイドレートを比較した試験を収録していない。
推奨摂取量・タイミング
- 塩酸塩の用量を確かめた試験を、本サイトは収録していない。「1日1〜2g」「ローディング不要」という説明について、出典を示せない。 収録したレビューは新しい形態がモノハイドレートより優れる証拠をほとんど認めていない(Jäger 2011)。
- 用量を含めて研究が揃っているのはモノハイドレートなので、まずそちらを検討することを勧める。
注意点
- •この形態そのものの安全性を調べた試験を、本サイトは収録していない。 収録したレビューは「新しい形態がモノハイドレートより安全だという証拠はほとんど無い」「他の形態の規制上の位置づけは不明瞭」としている(Jäger 2011)。
- •モノハイドレートについては「文献上、医学的に重大な副作用は報告されていない」とされ、ISSNのポジションスタンドも安全性を扱っている(Jäger 2011/Kreider 2017)。
- •腎機能に問題のある方、服薬中の方は、使用前に医師または薬剤師に相談すること。
根拠となる研究
新しい形態のクレアチンの有効性・安全性・規制状況の分析(レビュー)
Amino Acids, 2011
クレアチンモノハイドレート(CM)と、市場に出回る新しい形態のクレアチンを、有効性・安全性・規制の観点から比較したレビュー。CMは最も広く研究され使われてきた形態で、筋内クレアチンとホスホクレアチン濃度を約15〜40%高め、無酸素運動能力を高め、トレーニング量を増やして筋力・パワー・筋量の向上につながることが一貫して示されている。CMは通常の消化過程で分解されず、経口摂取したCMのほぼ99%が筋に取り込まれるか尿中に排泄される。文献上、医学的に重大な副作用は報告されていない。一方、新しい形態については、単独でも他の栄養素と組み合わせても、CMより有効あるいは安全だという証拠はほとんど無い。さらにCMの安全性・有効性・規制上の位置づけがほぼすべての市場で明確なのに対し、他の形態については不明瞭だと指摘している。
高齢者においてクレアチン補給はレジスタンストレーニングによる除脂肪量・筋力の増加を高める(メタ分析)
Open Access Journal of Sports Medicine, 2017
高齢者(各研究の平均年齢57〜70歳)を対象に、レジスタンストレーニング中のクレアチン摂取を検証した22件のRCT・計721名を統合したメタ分析。週2〜3回・7〜52週間のトレーニングにクレアチンを併用した群は、プラセボ群より除脂肪量(平均差 +1.37 kg、95%CI 0.97〜1.76、p<0.00001)、チェストプレス筋力(標準化平均差 0.35、p=0.0002)、レッグプレス筋力(同 0.24、p=0.01)のいずれも増加が大きかった。
出典
- Jäger R, et al. (2011) Amino Acids — 新しい形態のクレアチンの有効性・安全性・規制状況の分析(レビュー)※この成分・この用量帯そのものを評価した研究ではありません(判断の材料として周辺情報を示しています)
- Chilibeck PD, et al. (2017) Open Access J Sports Med — 高齢者のレジスタンストレーニングにおけるクレアチン補給(メタ分析、22件721名)※この成分・この用量帯そのものを評価した研究ではありません(判断の材料として周辺情報を示しています)
- Kreider RB, et al. (2017) J Int Soc Sports Nutr — 国際スポーツ栄養学会ポジションスタンド:クレアチン補給の安全性と有効性※この成分・この用量帯そのものを評価した研究ではありません(判断の材料として周辺情報を示しています)
似た働きのサプリ
クレアチン
信頼度: 高クレアチン一水和物(モノハイドレート)
研究の蓄積が多いサプリのひとつ。本サイトが収録している除脂肪量・筋力のメタ分析は、対象が高齢者(各研究の平均年齢57〜70歳)に限られる。 記憶については健常者全体でわずかな改善が報告されているが、効果が有意だったのは高齢者(66〜76歳)で、若年者(11〜31歳)では差が無かった。
リチウム(低用量)
信頼度: 未評価オロチン酸リチウムまたはアスパラギン酸リチウム
微量のリチウムを含むサプリ(オロチン酸リチウムなど)。本サイトは、この用量帯のサプリを評価したヒトの研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。 リチウムは精神科で用いられる医薬品(炭酸リチウム)の成分でもあり、気分障害の治療としてリチウムを投与された患者の有害事象を統合したレビュー(McKnight ら 2012)は、周辺情報として収録している。
アグマチン
信頼度: 未評価アグマチン硫酸塩
アルギニンの脱炭酸によって生成されるアミン。本サイトは、アグマチンをヒトに投与した研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。