フラックスシード(亜麻仁)
ALA型オメガ3・リグナン・食物繊維を含む種子。本サイトが収録しているのは血圧を調べたメタ分析1件で、収縮期・拡張期とも数mmHgの低下が報告されている。サブグループごとに有意・非有意は分かれるが、群間の差を検定した結果は示されていないため、どの製剤・期間が優れるかは結論できない。
研究はまだ限定的な成分

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(PR)研究で報告されている効果
血圧の小さな低下が報告されている。 15件の試験(19の治療群)・計1,302名を統合したメタ分析で、収縮期血圧が加重平均差 −2.85 mmHg(95%CI −5.37〜−0.33、p=0.027)、拡張期血圧が −2.39 mmHg(95%CI −3.78〜−0.99、p=0.001)だった。著者らの結論は「さまざまなフラックスシード製品の補給で収縮期・拡張期とも有意に低下した」であり、特定の製剤を推していない(Ursoniu 2016)。
試験期間で分けたサブグループ。 12週間以上では収縮期 −3.10 mmHg(95%CI −6.46〜0.27、p=0.072)・拡張期 −2.62 mmHg(95%CI −4.39〜−0.86、p=0.003)、12週間未満では収縮期 −1.60 mmHg(p=0.413)・拡張期 −1.74 mmHg(p=0.202)。有意に達したのは12週間以上の拡張期のみだが、期間による差を直接検定した結果は示されていない。「長く続けるほど効く」とは結論できない(Ursoniu 2016)。
製剤で分けたサブグループ。 収縮期血圧が有意だったのは粉末(−1.81 mmHg、95%CI −2.03〜−1.59、p<0.001)のみで、油(−4.62 mmHg、95%CI −11.86〜2.62、p=0.211)とリグナン抽出物(+0.28 mmHg、p=0.885)は有意でない。ただし油の点推定は粉末より大きく、信頼区間が広いために有意に届いていないだけである。拡張期血圧では粉末(−1.28 mmHg、p=0.031)と油(−4.10 mmHg、p=0.003)の両方が有意で、リグナン抽出物(−1.78 mmHg、p=0.162)が有意でない。製剤間の差を直接検定した結果は示されていないため、どの製剤が優れるかはこの解析から決められない(Ursoniu 2016)。
リグナンによるホルモン代謝調整・抗酸化効果、食物繊維による腸内環境・コレステロールへの寄与、挽き割りとホールの吸収差について、本サイトは出典を示せない。
推奨摂取量・タイミング
- 収録したメタ分析は、製剤(粉末・油・リグナン抽出物)と試験期間でサブグループに分けているが、群間の差は検定されていない。どの製剤をどれだけの期間とるべきかを、この解析から決めることはできない。 個々の試験の用量は同論文を参照すること。
- 「1日15〜30g(大さじ1〜2)」という目安、および「ホールシードは吸収不可」という説明について、本サイトは出典を示せない。
注意点
- •上記のメタ分析は安全性も薬物相互作用も評価していない。降圧薬との併用可否を本サイトは判断できない。血圧の薬を服用している人は、必ず事前に医師に相談すること。 ホルモン感受性疾患(乳がん・子宮内膜症等)のある人にとってのリグナンの影響、および血液凝固薬との相互作用についても、本サイトは出典を示せない。 該当する人、服薬中の人は医師に相談すること。
- •本情報は教育・参考目的であり、疾患の診断・治療を意図しない。
似た働きのサプリ
チアシード
信頼度: 低チアシード(Salvia hispanica)
オメガ3の一種であるα-リノレン酸(ALA)や食物繊維を含む種子。本サイトが収録しているのは炎症マーカーのメタ分析1件のみで、対象は2型糖尿病または過体重の成人である。 全体ではCRPが低下したが、RCT4件・210名という小さな解析で、1試験を除くと有意でなくなる。健常者を対象とした試験は収録していない。 IL-6とTNF-αには有意な変化が無い。
グラスフェッドホエイプロテイン
信頼度: 低グラスフェッド(牧草飼育)牛乳由来ホエイプロテイン
牧草飼育の牛の乳から作られるホエイプロテイン。本サイトは、グラスフェッドと通常のホエイを比較した試験を収録していない。 以下はホエイ全般についての研究である。
イヌリン
信頼度: 中イヌリン(チコリ根由来フルクタン)
チコリ根などに含まれる可溶性食物繊維(イヌリン型フルクタン)。ビフィズス菌の増加は50件・2,525名のメタ分析で報告されている(標準化平均差0.83)。血糖については33件のメタ分析で改善が報告され、空腹時血糖とHbA1cはGRADEで「高い」品質と評価されている。ただし対象は前糖尿病・2型糖尿病の集団である。