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研究データ
研究タイプ: ランダム化比較試験信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

オメガ3脂肪酸がインスリン・アミノ酸刺激への筋タンパク同化反応を高めるか

Smith GI, Atherton P, Reeds DN, Mohammed BS, Rankin D, Rennie MJ, Mittendorfer B

発表年2011
被験者数n=9
掲載誌Clinical Science
著者Smith GI, Atherton P, Reeds DN, Mohammed BS, Rankin D, Rennie MJ, Mittendorfer B

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

健常な25〜45歳の男女9名に、オメガ3系長鎖多価不飽和脂肪酸(Lovaza 4g/日)を8週間摂取させ、安静空腹時とインスリン・アミノ酸クランプ時の筋タンパク質合成速度とmTOR/p70S6K経路の活性化を測定した試験。安静時の合成速度もシグナル分子のリン酸化も補充で変化しなかったが、インスリンとアミノ酸を投与したときの同化反応は補充後のほうが大きかった(合成率0.062→0.083 %/時、リン酸化mTORとp70S6Kは約50%上昇、いずれもp<0.05)。筋のタンパク質濃度とタンパク質/DNA比(細胞サイズの指標)も補充後に高かった。著者らは、オメガ3が健常な若年・中年成人でも同化的な性質を持つと結論づけている。

出典(原文を確認する)

出典を見る

DOI: 10.1042/CS20100597

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団n=9 と極めて小規模。DOMSは測定していないため、id の doms は実体と合わない(URL互換のため変更していない)。安静時には効果が出ていない点が解釈上重要。
訂正履歴
1件を表示
  • sampleSize を16としていたが抄録は9名。「オメガ3補充がDOMSを軽減する」という別研究の内容を本レコードに書き込んでいた(本試験はDOMSを測定していない)。「高用量5g/日以上は慎重に」も抄録に無い。変更履歴
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    インスリン・アミノ酸投与時の筋タンパク質合成率が、補充後に0.062から0.083 %/時へ上昇した(p<0.05)。

  • 2

    リン酸化mTORとリン酸化p70S6Kが約50%上昇した(p<0.05)。

  • 3

    一方、安静空腹時の合成速度とシグナル分子のリン酸化は、補充で変化しなかった。効くのは刺激があるときである。

  • 4

    筋のタンパク質濃度とタンパク質/DNA比(細胞サイズの指標)も補充後に高かった(p<0.05)。

  • 5

    対象は健常な25〜45歳の男女9名と極めて小規模。遅発性筋痛(DOMS)は測定していない。

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    筋力への効果は「非常に小さい」。 健常な若年・高齢者を対象とした14件・計1,443名のメタ分析で、筋力の標準化平均差は0.12(95%CI 0.006〜0.24、P=0.04)。下限が0.006とほぼ0である。 著者ら自身が「非常に小さいが有意」と表現している(Santo André 2023)。

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