オメガ3(魚油)
EPA・DHAを含む多価不飽和脂肪酸。筋肉に関しては、収録した2件のメタ分析がいずれも小さいか無い効果を報告している。筋量・筋機能への効果は有意でなく、筋力への効果は「非常に小さい」(SMD 0.12)。筋タンパク質合成そのものにも効果が見られていない。 全身のタンパク質合成には効果が示されている。
研究が進みつつある成分

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(PR)研究で報告されている効果
筋力への効果は「非常に小さい」。 健常な若年・高齢者を対象とした14件・計1,443名のメタ分析で、筋力の標準化平均差は0.12(95%CI 0.006〜0.24、P=0.04)。下限が0.006とほぼ0である。 著者ら自身が「非常に小さいが有意」と表現している(Santo André 2023)。
筋量・筋機能には有意な効果が無かった。 筋量が0.07(95%CI −0.02〜0.17、P=0.11)、筋機能が0.03(95%CI −0.09〜0.15、P=0.58)。年齢(60歳未満/以上)・用量(1日2g未満/以上)・レジスタンストレーニングとの併用は、いずれもこれらの結果に影響しなかった(Santo André 2023)。
筋タンパク質合成(MPS)には効果が見られていない。 8件から抽出した解析で、MPSの標準化平均差は0.03(95%CI −0.35〜0.40、P=0.89)。年齢・用量・期間・測定法で分けたサブグループでも効果は見られない(Therdyothin 2025)。
一方、全身のタンパク質合成には効果が示されている(3件、標準化平均差0.51、95%CI 0.12〜0.90、I²=0%、P=0.01)。これは筋肉に限った指標ではない(Therdyothin 2025)。
慢性炎症の軽減、運動後の筋肉痛・炎症マーカーの軽減、心血管健康、認知機能について、本サイトは出典を示せない。 収録した2件はいずれも筋肉のアウトカムを扱ったものである。
推奨摂取量・タイミング
- 収録したメタ分析は1日2g未満と2g以上でサブグループに分けているが、この違いは結果に影響しなかった(Santo André 2023)。
- 用量を決められる出典を、本サイトは示せない。 「EPA+DHAで1日1〜3g」「食事と一緒に摂ると吸収率が上がる」という目安についても同様である。
注意点
- •安全性・副作用について、本サイトは出典を示せない。 収録した2件は筋肉のアウトカムを扱ったもので、有害事象を主題としていない。
- •抗凝固薬など血液凝固に関わる薬を服用中の方は、使用前に医師または薬剤師に相談すること。
似た働きのサプリ
葉酸(フォレート)
信頼度: 高葉酸(ビタミンB9 / メチル葉酸を含む)
DNA合成・メチル化に必須の水溶性ビタミンB9。コクランレビュー(5試験・7,391名)では、妊娠前後の葉酸補給が神経管閉鎖障害(二分脊椎・無脳症など)を予防することが示されている(リスク比0.31、95%CI 0.17〜0.58)。再発の予防(過去に神経管閉鎖障害のあった妊娠を経験した人)では有意(リスク比0.34、95%CI 0.18〜0.64、4試験)。初発の予防を評価したのは1試験のみで、効果の証拠は得られていない(リスク比0.07、95%CI 0.00〜1.32)。サブグループが有意か非有意かということから、全体の推定値への寄与の割合は読み取れない。神経管の閉鎖は妊娠3〜4週で完了するため、妊娠前からの補給が重要とされる。
ビタミンBコンプレックス
信頼度: 低ビタミンB群(B1・B2・B3・B5・B6・B7・B9・B12)
ビタミンB群8種をまとめて配合したサプリメント。B群は多様な酵素反応で補酵素として働き、レビュー(Kennedy 2016)はその効果が脳機能に強く及ぶと整理している。個別の欠乏症(脚気・ペラグラなど)については、本サイトは出典を示せない。収録しているレビューは脳機能の総説で、欠乏症の症状も、欠乏者への補給の効果も扱っていない。充足している人が追加で摂った場合にどうかは、本サイトが示せる出典の範囲では決着していない。通常用量での安全性についても、本サイトは出典を示せない。
ベルベリン
信頼度: 中ベルベリン塩酸塩(植物性アルカロイド)
メギ科植物や黄連などに含まれる植物性アルカロイド。血糖・脂質の代謝に関わる指標への影響が研究されており、研究の蓄積は2型糖尿病患者を対象としたものが中心。糖尿病でない肥満者を対象とした大規模RCTでは、内臓脂肪と肝脂肪はプラセボと差が無かった。 「飲めば内臓脂肪が落ちる」という位置づけの製品ではない。