カルノシン
β-アラニンとヒスチジンからなるジペプチド。本サイトは、経口摂取したカルノシンそのものを評価した研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。 以下はβ-アラニンについての結果である。ISSNは「β-アラニン補給は筋カルノシン濃度を高め、細胞内のpH緩衝として働く」としている。
このページの出典はすべて周辺情報です。この成分・この用量帯そのものを評価した研究は収録していません。
研究はまだ限定的な成分

購入について
経口摂取したカルノシンそのものを評価した研究を、本サイトは1件も収録できていない。 収録しているのはβ-アラニンの研究であり、別の介入である。カルノシン製品の有効性・用量・安全性のいずれについても判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。筋カルノシンを高める目的であれば、ISSNがβ-アラニン1日4〜6gを最低2〜4週間としている(Trexler 2015)。
周辺情報の研究で報告されていること
ISSNは「β-アラニン補給は筋カルノシン濃度を高め、細胞内のpH緩衝として働く」としている。 また「1日4〜6gを2〜4週間以上続けることでパフォーマンスが改善し、効果は1〜4分続く時間制限のない課題・タイムトライアルでより顕著」だとしている(Trexler 2015)。
β-アラニンのメタ分析では、運動時間で結果が分かれる。 60〜240秒の運動(p=0.001)と240秒超の運動(p=0.046)で改善が認められ、60秒未満では有意に達していない(p=0.312)。ただし区分間の差は検定されていないため、持続時間による効果差も60秒未満での無効も結論できない(Hobson 2012)。
改善が認められたのは運動「容量」の指標で(p=0.013)、運動「パフォーマンス」の指標では有意な改善が検出されなかった(p=0.204。非有意は効果が無いことの証明ではない)(Hobson 2012)。
カルノシンを経口摂取した試験を、本サイトは収録していない。 「経口カルノシンはカルノシナーゼで速やかに分解される」「筋内濃度上昇には限界がある」という説明についても、出典を示せない。
抗酸化作用・糖化反応(AGE化)の抑制、加齢に伴う筋カルノシン低下の補填について、本サイトは出典を示せない。 ISSNは「カルノシンに関連するその他の健康上の利益については、さらなる研究が必要」としている(Trexler 2015)。
推奨摂取量・タイミング
- カルノシンの経口用量を確かめた試験を、本サイトは収録していない。 筋カルノシンを高める方法としては、ISSNがβ-アラニン1日4〜6gを最低2〜4週間としている(Trexler 2015)。
- 詳細はβ-アラニンのページを参照すること。
注意点
- •カルノシンそのものの安全性を調べた試験を、本サイトは収録していない。 β-アラニンについては、ISSNが唯一報告されている副作用としてパレステジア(チクチク感)を挙げ、1回1.6gに分割するか徐放性製剤で軽減できるとしている(Trexler 2015)。
- •腎疾患のある方、服薬中の方は、使用前に医師または薬剤師に相談すること。
根拠となる研究
出典
- Trexler ET, et al. (2015) J Int Soc Sports Nutr — 国際スポーツ栄養学会ポジションスタンド:β-アラニン※この成分・この用量帯そのものを評価した研究ではありません(判断の材料として周辺情報を示しています)
- Hobson RM, et al. (2012) Amino Acids — β-アラニン補給が運動パフォーマンスに与える影響(メタ分析)※この成分・この用量帯そのものを評価した研究ではありません(判断の材料として周辺情報を示しています)
似た働きのサプリ
リチウム(低用量)
信頼度: 未評価オロチン酸リチウムまたはアスパラギン酸リチウム
微量のリチウムを含むサプリ(オロチン酸リチウムなど)。本サイトは、この用量帯のサプリを評価したヒトの研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。 リチウムは精神科で用いられる医薬品(炭酸リチウム)の成分でもあり、気分障害の治療としてリチウムを投与された患者の有害事象を統合したレビュー(McKnight ら 2012)は、周辺情報として収録している。
アグマチン
信頼度: 未評価アグマチン硫酸塩
アルギニンの脱炭酸によって生成されるアミン。本サイトは、アグマチンをヒトに投与した研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。
アルファGPC(L-α-グリセリルホスホリルコリン)
信頼度: 低L-α-グリセリルホスホリルコリン(Alpha-GPC)
アセチルコリンの前駆体とされるコリン含有リン脂質。収録したRCTでは、認知課題の1つ(ストループ)で改善が見られた一方、身体パフォーマンスと成長ホルモンには群間差が無かった。本サイトが以前「成長ホルモン分泌促進・筋力・パワー出力の向上」と記載していたのは、この結果と食い違う。