本文へスキップ
BODYDATA
研究データ
研究タイプ: メタ分析信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

β-アラニン補給が運動パフォーマンスに与える影響 ― メタ分析

Hobson RM, Saunders B, Ball G, Harris RC, Sale C

発表年2012
被験者数n=360
掲載誌Amino Acids
著者Hobson RM, Saunders B, Ball G, Harris RC, Sale C

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

β-アラニン補給が運動パフォーマンスに与える影響を統合したメタ分析。15件の論文から、23の運動テスト・18の補給プロトコル・57の測定指標、計360名(β-アラニン群174名・プラセボ群186名)を対象とした。β-アラニン群はプラセボ群より運動指標の改善が大きかった(効果量の中央値 0.374 対 0.108、p=0.002)。持続時間別では、60〜240秒の運動(p=0.001)と240秒超の運動(p=0.046)で改善が認められた一方、60秒未満の運動では有意な改善が検出されなかった(p=0.312。ただし区分間の差を検定した結果は示されていない)。なお改善が認められたのは運動「容量(capacity)」で(p=0.013)、運動「パフォーマンス(performance)」では有意な改善が検出されなかった(p=0.204)。効果量の中央値は運動指標の2.85%改善に相当し、そのときのβ-アラニン総摂取量の中央値は179gだった。

出典(原文を確認する)

出典を見る

DOI: 10.1007/s00726-011-1200-z

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン改善が認められたのは運動『容量』で、『パフォーマンス』では有意な改善が検出されなかった(p=0.204。非有意は効果が無いことの証明ではない)。この区別を落とすと効果を実際より広く見せることになる。また抄録は時間の区分どうしを比べる検定を報告していないため、「60秒未満では効かない」とは書けない。
訂正履歴
2件を表示
  • 「240秒超の運動では効果が限定的または有意差なし」としていたが、抄録では240秒超も有意に改善している(p=0.046)。sampleSize も0のままだった(正しくは360名)。「筋カルノシン増加には4〜6週間必要」「パレスセシアは有害ではない」も抄録に無い。変更履歴
  • 「60秒未満の運動では改善が認められなかった(p=0.312)。短時間の最大努力には効かない。」としていたが、p=0.312 は有意な改善が検出されなかったことしか意味せず、効果が無いことの証明にはならない。抄録は時間の区分どうしを比べる検定を報告していないため、持続時間によって効果が違うとも結論できない。変更履歴
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    β-アラニン群はプラセボ群より運動指標の改善が大きかった(効果量の中央値 0.374 対 0.108、p=0.002)。

  • 2

    60〜240秒の運動で改善が認められた(p=0.001)。240秒を超える運動でも改善が認められている(p=0.046)。

  • 3

    60秒未満の運動では有意な改善が検出されなかった(p=0.312)。ただし時間の区分どうしを比べる検定は報告されていないため、持続時間によって効果が違うとも、60秒未満では効かないとも結論できない。

  • 4

    改善が認められたのは運動「容量」で(p=0.013)、運動「パフォーマンス」では有意な改善が検出されなかった(p=0.204)。この区別は解釈上重要である。なお非有意は効果が無いことの証明ではない。

  • 5

    効果量の中央値は2.85%の改善に相当し、そのときのβ-アラニン総摂取量の中央値は179g。統合対象は15論文・計360名。

関連するサプリ

PR
  • ベータアラニン

    運動指標の改善はプラセボより大きかった。 15論文・23の運動テスト・計360名(β-アラニン群174名・プラセボ群186名)を統合したメタ分析で、効果量の中央値は0.374対0.108(p=0.002)。これは運動指標の2.85%の改善に相当し、そのときのβ-アラニン総摂取量の中央値は179gだった(Hobson 2012)。

以下のリンクはアフィリエイトリンク(PR)を含みます。

Read Next

この研究を扱った記事

最終確認: