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研究データ
研究タイプ: その他信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

クレアチンローディング(高用量6日)と低用量28日摂取の筋内飽和比較

Hultman E, Söderlund K, Timmons JA, Cederblad G, Greenhaff PL

発表年1996
被験者数n=31
掲載誌Journal of Applied Physiology
著者Hultman E, Söderlund K, Timmons JA, Cederblad G, Greenhaff PL

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

健康な男性31名を対象に、クレアチンの摂取プロトコルによって筋内総クレアチン濃度がどう変化するかを筋生検で調べた基礎研究。ランダム化やプラセボ対照についての記述はなく、20g/日を6日間摂取する急速ローディング(その後2g/日で30日間維持)と、ローディングをせず3g/日を28日間継続するプロトコルとの比較を含む機序研究である。いずれのプロトコルでも筋内総クレアチン濃度は同程度(約20%)増加し、最終的な到達濃度に差はなかった。ローディング後に2g/日の摂取を続けると濃度は維持されたが、摂取を中止すると30日で摂取前の値に戻った。

出典(原文を確認する)

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DOI: 10.1152/jappl.1996.81.1.232

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団1996年の機序研究で、ランダム化・プラセボ対照の記述は抄録に無い。対象は男性31名。
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    20g/日×6日間の急速ローディングで筋内総クレアチン濃度が約20%増加した

  • 2

    ローディングを行わず3g/日を28日間継続したプロトコルでも、同程度(約20%)の増加に達し、最終到達濃度に有意差はなかった

  • 3

    ローディング後に2g/日の摂取を続けると上昇した濃度は維持されたが、摂取を中止すると30日で摂取前の値に戻った

  • 4

    ランダム化・プラセボ対照についての記述はなく、複数の摂取プロトコル群における筋生検データを比較した機序研究である

  • 5

    健康な男性31名を対象とした研究であり、女性・高齢者・トレーニング状況が異なる集団への外挿には注意が必要

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  • クレアチン

    高齢者では、レジスタンストレーニングにクレアチンを加えると除脂肪量と筋力の増加が大きかった。 22件のRCT(計721名、平均年齢57〜70歳)を統合したメタ分析で、除脂肪量は平均差 +1.37kg(95%CI 0.97〜1.76、p<0.00001)、チェストプレス筋力は標準化平均差0.35(p=0.0002)、レッグプレス筋力は同0.24(p=0.01)だった(Chilibeck 2017)。若年者を対象にした同種のメタ分析を、本サイトはまだ収録していない。

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Related Research

関連する研究

メタ分析

高齢者においてクレアチン補給はレジスタンストレーニングによる除脂肪量・筋力の増加を高める(メタ分析)

Open Access Journal of Sports Medicine, 2017

高齢者(各研究の平均年齢57〜70歳)を対象に、レジスタンストレーニング中のクレアチン摂取を検証した22件のRCT・計721名を統合したメタ分析。週2〜3回・7〜52週間のトレーニングにクレアチンを併用した群は、プラセボ群より除脂肪量(平均差 +1.37 kg、95%CI 0.97〜1.76、p<0.00001)、チェストプレス筋力(標準化平均差 0.35、p=0.0002)、レッグプレス筋力(同 0.24、p=0.01)のいずれも増加が大きかった。

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レビュー

新しい形態のクレアチンの有効性・安全性・規制状況の分析(レビュー)

Amino Acids, 2011

クレアチンモノハイドレート(CM)と、市場に出回る新しい形態のクレアチンを、有効性・安全性・規制の観点から比較したレビュー。CMは最も広く研究され使われてきた形態で、筋内クレアチンとホスホクレアチン濃度を約15〜40%高め、無酸素運動能力を高め、トレーニング量を増やして筋力・パワー・筋量の向上につながることが一貫して示されている。CMは通常の消化過程で分解されず、経口摂取したCMのほぼ99%が筋に取り込まれるか尿中に排泄される。文献上、医学的に重大な副作用は報告されていない。一方、新しい形態については、単独でも他の栄養素と組み合わせても、CMより有効あるいは安全だという証拠はほとんど無い。さらにCMの安全性・有効性・規制上の位置づけがほぼすべての市場で明確なのに対し、他の形態については不明瞭だと指摘している。

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レビュー

クレアチン摂取の安全性と有効性に関するISSN公式見解

Journal of the International Society of Sports Nutrition, 2017

国際スポーツ栄養学会(ISSN)による、運動・スポーツ・医療におけるクレアチン補給の安全性と有効性についての公式見解。クレアチン補給が筋内クレアチン濃度を高め、それが高強度運動の成績向上とトレーニング適応の増大につながることを一貫して示す研究群を整理し、運動後の回復・外傷予防・体温調節・リハビリテーション・脳震盪や脊髄の神経保護への応用にも触れる。臨床応用としては神経変性疾患・糖尿病・変形性関節症・線維筋痛症・加齢・脳と心臓の虚血・思春期のうつ・妊娠が扱われている。安全性については、短期・長期の補給(1日30gまで5年間)が健康な人でも、乳児から高齢者までの複数の患者群でも、安全で忍容性が高いとしている。文書は、クレアチンが1990年代前半に普及して以降1,000件を超える研究が行われてきたと述べている。

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ランダム化比較試験

クレアチン摂取後の胃腸症状は1回あたりの用量に左右される ― RCT

Research in Sports Medicine, 2008

トップレベルの男性サッカー選手59名を対象に、クレアチン10g/日を2回に分けて摂取する方法と1回で摂取する方法、プラセボを28日間比較したRCT。下痢の発生率は2×5g分割摂取群で28.6%だったのに対し、10g単回摂取群では55.6%と有意に高かった(プラセボ群は35.0%)。推奨用量の範囲内でも、1回あたりの摂取量が多いほど胃腸症状が起きやすいことを示す。

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