ホスファチジルセリン
Phosphatidylserine
細胞膜リン脂質の一種で、脳・神経系に高濃度で存在。運動後のコルチゾール応答抑制・認知機能(記憶・注意力)改善への関与が複数のRCTで研究されている。
研究が進みつつある成分

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(PR)研究で報告されている効果
高強度運動後のコルチゾール上昇を抑制する可能性(過剰なコルチゾールを緩和)
記憶力・注意力・処理速度の改善が特に高齢者の研究で示されている
気分・ストレス応答の改善が一部の研究で報告されている
推奨摂取量・タイミング
- 100〜400mg/日。
- 食事と一緒に分割摂取するのが一般的。
注意点
- •血液凝固薬との相互作用の可能性あり。
- •牛脳由来製品(現在は少ない)にはプリオン疾患リスクの懸念があったが、現在の製品は大豆・ヒマワリ由来が主流。
根拠となる研究
レジスタンス運動・トレーニングに対するホルモン応答と適応
Sports Medicine, 2005
抵抗性運動に対するホルモン応答(テストステロン・成長ホルモン・コルチゾール・インスリン様成長因子)の包括的レビュー。コルチゾールは筋タンパク質の異化(分解)を促進し、慢性的な高コルチゾール状態は筋肥大の同化シグナルに拮抗する。一方、トレーニング由来の急性コルチゾール上昇は適切な回復で速やかに正常化し、長期的な問題は生じない。
アシュワガンダ補給が筋力と回復に与える影響 ― RCT
Journal of the International Society of Sports Nutrition, 2015
健康な筋トレ経験者57名を対象に、アシュワガンダ根エキス(KSM-66)600mg/日を8週間摂取させたRCT。プラセボ群と比較してベンチプレス・レッグエクステンションの筋力が有意に向上し、血清コルチゾールの低下、除脂肪量の増加・体脂肪率の低下も確認された。ただし8週間の短期研究で、メーカー(KSM-66)との利益相反の可能性がある。
似た働きのサプリ
PQQ(ピロロキノリンキノン)
信頼度: 低ピロロキノリンキノン二ナトリウム塩
ミトコンドリア新生(新しいミトコンドリアの生成)を促進する可能性があるキノン化合物。認知機能・記憶力・エネルギー産生への関与が一部の研究で示されているが、ヒトでのエビデンスはまだ限定的。
アシュワガンダ
信頼度: 中ウィザニア・ソムニフェラ根エキス
インド伝統医学(アーユルヴェーダ)で使用されてきたアダプトゲンハーブ。ストレスホルモン(コルチゾール)の低下・睡眠改善・筋力向上との関連が複数のRCTで確認されており、自然系サプリの中では比較的エビデンスが充実している。
5-HTP
信頼度: 中5-ヒドロキシトリプトファン(Griffonia simplicifolia種子由来)
セロトニンの直接前駆体となるアミノ酸誘導体。トリプトファンよりも効率的に脳内セロトニンに変換され、気分・睡眠・食欲調節への関与が研究されている。