タウリン
体内でも合成される含硫アミノ酸。単回摂取の急性効果を調べた23件・計308名のメタ分析では、パフォーマンス全体で小〜中程度の改善(g=0.25)が示されている。ただし著者らはGRADEでエビデンスの質を「低い〜非常に低い」と評価し、予測区間がしばしばゼロを含むと述べている。
研究はまだ限定的な成分

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(PR)研究で報告されている効果
単回摂取でパフォーマンス全体が小〜中程度改善した(g=0.25、95%CI 0.10〜0.39、I²=61%)。23件の無作為化試験・69の効果量・計308名を統合した3レベルのメタ分析による(Deng 2025)。
改善が見られやすかったのは男性、および有酸素持久力・筋力/パワー・アジリティ/協調性の課題だった。無酸素性能力と筋持久力については一貫していない(Deng 2025)。
よく使われる1〜6gの範囲では、用量反応関係が検出されなかった。 著者らは、直線的な関係ではなく閾値的な効果の可能性を示唆している。カプセルでも飲料でも有効に見えた(Deng 2025)。
摂取タイミングは運動の約1時間前が最も良い可能性が示されたが、この効果は感度分析で頑健でなかった(Deng 2025)。
エビデンスの確からしさには注意がいる。 影響の大きい試験を除くといくつかのサブグループ効果が弱まり、予測区間はしばしばゼロを含む。著者らはGRADEで全体の質を「低い〜非常に低い」と評価し、異質性・精度の低さ・バイアスリスクを理由に挙げている(Deng 2025)。
運動後の筋損傷マーカー(CK・LDH)や遅発性筋肉痛の軽減、抗酸化作用、電解質バランスへの寄与について、本サイトは出典を示せない。
推奨摂取量・タイミング
- 収録したメタ分析は、よく使われる1〜6gの範囲で用量反応関係を検出していない(Deng 2025)。
- 運動の約1時間前という結果は示されているが、感度分析で頑健でなかった。 「1日1〜3g」「食事と一緒に摂ると胃腸への刺激を和らげられる」という目安について、本サイトは出典を示せない。
注意点
- •安全性・副作用について、本サイトは出典を示せない。 収録したメタ分析は運動パフォーマンスを扱ったもので、有害事象を主題としていない。
- •以下は一般に言われている注意で、裏づける出典を示せない。 通常の摂取量では重篤な副作用の報告は少ないとされる一方、高用量での長期摂取に関する安全性データは限られているとされる。
- •腎機能に問題のある方は排泄に影響が出る可能性があるとされる。
- •エナジードリンク等から摂る場合はカフェイン・糖分の過剰摂取にも注意すべきとされる——いずれも広く言われる事項なので削除せず残すが、収録した研究が検証したものではない。
- •持病のある方、服薬中の方、妊娠中・授乳中の方は、使用前に必ず医師または薬剤師に相談すること。
似た働きのサプリ
ビーツ(硝酸塩)
信頼度: 中硝酸塩(Dietary Nitrate)、ビートルートエキス
硝酸塩を多く含むビーツの搾汁。33件を統合したメタ分析で、高強度インターバルスプリント・平均パワー・最大酸素摂取量のいずれも有意に改善している。ただし効果量はいずれも小〜中程度で、競技レベルや摂取方法による違いは検定では有意でなく、著者ら自身が「仮説を生成するもの」と位置づけている。
カフェイン
信頼度: 中無水カフェイン
プレワークアウトの定番。運動パフォーマンスへの効果は、21件のメタ分析を統合したアンブレラレビューで確認されている。ただし筋力・筋パワーへの効果量は小さく、効果は無酸素系より有酸素系のほうが大きい傾向がある。 収録した研究はいずれも若い男性が中心である。
CGT Max(クレアチン・グルタミン・タウリン配合)
信頼度: 低クレアチンモノハイドレート・L-グルタミン・タウリン
クレアチン・グルタミン・タウリンの3成分を組み合わせたトレーニングサポートサプリメント。この配合そのものを評価した試験は確認できていないため、以下は各成分単独の研究に基づく。3成分のうち根拠が最も厚いのはクレアチンで、グルタミンは運動分野での有効性がまだ定まっていない。製品によって配合比率が異なるため、各成分がどれだけ入っているかはラベルで確認したい。