
カフェインは最大筋力・パワーに効くか
言われていること
一般的な通説
カフェインは持久系にしか効かない。ウェイトの最大筋力やパワーには関係ない。
研究が示すこと
- メタ分析では、カフェイン摂取で最大筋力・筋パワーがわずかに向上することが示されている。
- 効果は小〜中程度だが、方向性は一貫している。
用量は多いほど効くのか
言われていること
一般的な通説
効くなら多く入れた方が効果も大きい。
研究が示すこと
- 実践で挙げられる目安は体重1kgあたりおよそ3〜6 mgだが、本サイトが収録しているカフェインのメタ分析(Grgic 2018)は用量反応関係を扱っておらず、抄録に用量の記載は無い。
- したがってこの数字は、収録済みの出典で裏づけられているものではない。
- やみくもに増やせば良いわけではなく、過剰摂取が動悸・不眠のリスクを高めることは確かである。
3〜6 mg/kg は現場でよく使われる目安だが、本サイトが根拠として示せる出典は今のところ無い。盛れば盛るほど効くわけではない、という点だけは確かである。
毎日飲んでも同じ効果が続くか
言われていること
一般的な通説
毎日プレワークアウトで飲んでも効果は変わらない。
研究が示すこと
- 常用によって耐性が生じ効果が薄れる、というのは広く指摘されている。
- ただし本サイトが収録しているカフェインのメタ分析(Grgic 2018)は耐性を検証しておらず、抄録に記載も無い。
- 同メタ分析はむしろ、効果量が小さいこと(筋力で標準化平均差0.20)と、下半身の筋力では有意差が出なかったことを報告している。
耐性の話は現場でよく語られるが、本サイトが示せる出典はまだ無い。むしろ収録済みのメタ分析が示しているのは、効果量がもともと小さく、下半身の筋力では有意差が出ていないことのほうである。
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