スルフォラファン
アブラナ科の野菜に含まれるイソチオシアネート。本サイトが収録できたヒトのメタ分析は、統合失調症の患者369名を対象とした4件のRCTを統合したもの1件だけである。一般的な健常者での有効性を評価することを目的とした研究は収録していない。 主要評価項目(PANSS総得点)は有意に改善せず、認知面の利益も認められなかった。
研究はまだ限定的な成分

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(PR)研究で報告されている効果
主要評価項目は有意に改善しなかった。 統合失調症患者369名を対象とした4件のRCTのメタ分析で、PANSS総得点と陽性症状の得点は、最終追跡時点でも12週時点でも有意に改善していない(Kassar 2025)。
12週時点の陰性症状にわずかな改善が見られたが、最終追跡時点では維持されなかった(平均差 −1.06、95%CI −1.95〜−0.16、p=0.02)。全般精神病理の得点は有意に改善した(−1.5、95%CI −2.78〜−0.23、p=0.02)(Kassar 2025)。
認知面の利益は認められなかった(Kassar 2025)。
代謝マーカー(LDL・中性脂肪・総コレステロール)は有意に低下した。 脱落率もスルフォラファン群で低かった(リスク比0.68、95%CI 0.49〜0.95、p=0.02)(Kassar 2025)。
著者らは「データが限られ異質性があるため、結果は慎重に解釈すべき」としている(Kassar 2025)。
Nrf2経路の活性化、解毒酵素・抗酸化酵素の産生誘導、抗炎症・抗酸化作用による細胞保護、空気汚染物質の解毒促進について、本サイトは出典を示せない。 収録したメタ分析は統合失調症の症状・認知・代謝マーカーを扱っている。
甲状腺への影響を調べた解析が1件ある。 ブロッコリースプラウト飲料を84日間投与した臨床試験(中国・啓東の農村地域、完了267名)から、5つの無作為化ブロック分の血清を選び、女性45名分だけを後ろ向きに解析したものである。甲状腺刺激ホルモン・遊離サイロキシン・サイログロブリンと甲状腺の自己抗体(抗TG・抗TPO)の状態に、投与による影響は検出されなかった(Chartoumpekis 2019)。なお参加者は健常者だけではない。ベースラインで45名中11名が潜在性甲状腺機能低下症に分類され、22名が抗TGまたは抗TPO抗体陽性だった。 一方で、診断・治療中の甲状腺疾患のある人を対象に設計・検出力設定された試験ではなく、群間にベースラインの偏り(年齢 p<0.01、TSH p=0.041)もある。
推奨摂取量・タイミング
- 収録したメタ分析は用量別の推奨を示していない。用量を決められる出典を、本サイトは示せない(Kassar 2025)。
- 「スルフォラファン換算で1日10〜40mg」「ミロシナーゼ活性を保つため加熱処理の少ない製品」という説明についても同様である。
注意点
- •収録したメタ分析の対象は統合失調症の患者であり、医療の管理下での使用である。 精神疾患の治療をサプリで代替しないこと。
- •「アブラナ科のゴイトロゲン作用があるため甲状腺機能低下症の人は注意すべき」という説明について、本サイトは裏づける出典を示せない。広く言われる事項なので削除せず残す。 甲状腺への影響を調べた解析が1件ある。 ブロッコリースプラウト飲料を84日間投与した臨床試験(中国・啓東の農村地域、完了267名)から、5つの無作為化ブロック分の血清を選び、女性45名分だけを後ろ向きに解析したものである。
- •甲状腺刺激ホルモン・遊離サイロキシン・サイログロブリンと甲状腺の自己抗体(抗TG・抗TPO)の状態に、投与による影響は検出されなかった(Chartoumpekis 2019)。
- •なお参加者は健常者だけではない。ベースラインで45名中11名が潜在性甲状腺機能低下症に分類され、22名が抗TGまたは抗TPO抗体陽性だった。 一方で、診断・治療中の甲状腺疾患のある人を対象に設計・検出力設定された試験ではなく、群間にベースラインの偏り(年齢 p<0.01、TSH p=0.041)もある。 したがってこの解析は、上の注意を撤回する根拠にはならない。 それ以外の安全性・副作用について、本サイトは出典を示せない。 一般的な健常者での安全性を評価することを目的とした研究も収録していない。
- •甲状腺の薬を服用中の方、持病のある方は、使用前に必ず医師または薬剤師に相談すること。
似た働きのサプリ
リチウム(低用量)
信頼度: 未評価オロチン酸リチウムまたはアスパラギン酸リチウム
微量のリチウムを含むサプリ(オロチン酸リチウムなど)。本サイトは、この用量帯のサプリを評価したヒトの研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。 リチウムは精神科で用いられる医薬品(炭酸リチウム)の成分でもあり、気分障害の治療としてリチウムを投与された患者の有害事象を統合したレビュー(McKnight ら 2012)は、周辺情報として収録している。
アグマチン
信頼度: 未評価アグマチン硫酸塩
アルギニンの脱炭酸によって生成されるアミン。本サイトは、アグマチンをヒトに投与した研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。
アルファGPC(L-α-グリセリルホスホリルコリン)
信頼度: 低L-α-グリセリルホスホリルコリン(Alpha-GPC)
アセチルコリンの前駆体とされるコリン含有リン脂質。収録したRCTでは、認知課題の1つ(ストループ)で改善が見られた一方、身体パフォーマンスと成長ホルモンには群間差が無かった。本サイトが以前「成長ホルモン分泌促進・筋力・パワー出力の向上」と記載していたのは、この結果と食い違う。