スペルミジン
細胞内に存在するポリアミンの一種。収録した薬物動態研究では、1日15mgを5日間経口摂取しても血漿・唾液のスペルミジン濃度は上がらなかった。上がったのは代謝物のスペルミンで、著者らは「食事由来のスペルミジンは全身循環に入る前にスペルミンへ変換される」「1日15mg未満のサプリが短期的な効果を発揮するとは考えにくい」と結論している。
研究はまだ限定的な成分

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(PR)研究で報告されている効果
経口摂取しても血中のスペルミジンは増えなかった。 健常者12名を対象とした無作為化・プラセボ対照・三重盲検のクロスオーバー試験(5日間の介入を9日間のウォッシュアウトで挟む)で、1日15mgのスペルミジンを摂ってもプラセボと比べて血漿・唾液のスペルミジン濃度とプトレシン濃度は変化しなかった。有意に増えたのは代謝物のスペルミンである(Senekowitsch 2023)。
著者らは「食事由来のスペルミジンは全身循環に入る前にスペルミンへ変換される」「スペルミジンの試験管内・臨床での効果は、少なくとも一部は代謝物のスペルミンに帰属する可能性がある」としている(Senekowitsch 2023)。
同じ著者らは「1日15mg未満のサプリが短期的な効果を発揮するとは考えにくい」と明記している。 市販のサプリで一般的な1mg/日という量は、この15mgを大きく下回る(Senekowitsch 2023)。
オートファジーの活性化、心血管機能・血圧の改善、認知機能・記憶力の維持について、本サイトは出典を示せない。 収録した研究が扱っているのは血中・唾液中のポリアミン濃度である。
推奨摂取量・タイミング
- 収録した研究は、1日15mgでも血中のスペルミジンが上がらず、「1日15mg未満のサプリが短期的な効果を発揮するとは考えにくい」と結論している(Senekowitsch 2023)。
- 市販品で一般的な1mg/日はこれを大きく下回る。 「1日1mg程度」という目安を支持する研究を、本サイトは収録していない。
注意点
- •収録した研究では有害事象を主題としていない。安全性・副作用について、本サイトは出典を示せない。 以下は一般に言われている注意で、裏づける出典を示せない。 ヒトでの大規模・長期の安全性データは不十分とされ、高用量での安全性も確立されていないとされる——広く言われる事項なので削除せず残すが、収録した研究が検証したものではない。
- •妊娠中・授乳中の方、持病のある方は、使用前に必ず医師または薬剤師に相談すること。
似た働きのサプリ
リチウム(低用量)
信頼度: 未評価オロチン酸リチウムまたはアスパラギン酸リチウム
微量のリチウムを含むサプリ(オロチン酸リチウムなど)。本サイトは、この用量帯のサプリを評価したヒトの研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。 リチウムは精神科で用いられる医薬品(炭酸リチウム)の成分でもあり、気分障害の治療としてリチウムを投与された患者の有害事象を統合したレビュー(McKnight ら 2012)は、周辺情報として収録している。
アグマチン
信頼度: 未評価アグマチン硫酸塩
アルギニンの脱炭酸によって生成されるアミン。本サイトは、アグマチンをヒトに投与した研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。
アルファGPC(L-α-グリセリルホスホリルコリン)
信頼度: 低L-α-グリセリルホスホリルコリン(Alpha-GPC)
アセチルコリンの前駆体とされるコリン含有リン脂質。収録したRCTでは、認知課題の1つ(ストループ)で改善が見られた一方、身体パフォーマンスと成長ホルモンには群間差が無かった。本サイトが以前「成長ホルモン分泌促進・筋力・パワー出力の向上」と記載していたのは、この結果と食い違う。