モリンガ
ビタミン・ミネラルを含む植物。収録したメタ分析の結論は「現在のエビデンスは、成人におけるモリンガ補給の一貫した心血管代謝上の利益を支持しない」である。評価した全アウトカムのGRADEが「非常に低い」品質だった。
研究はまだ限定的な成分

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(PR)研究で報告されている効果
ほとんどのアウトカムに有意な効果が無かった。 9件のRCT(12の治療群、介入群341名・対照群308名)を統合したメタ分析で、体格・脂質・血糖・血圧のうち大半のアウトカムに有意な効果が認められていない(Crișan 2025)。
拡張期血圧にわずかな低下が見られたが、感度分析で頑健でなかった(標準化平均差 −0.41、95%CI −0.75〜−0.07、p=0.02、I²=19%)(Crișan 2025)。
サブグループ解析では、1日10g未満・50歳未満・12週間以上の介入で利益の可能性が示唆された。 ただしこれはサブグループの観察である(Crișan 2025)。
評価した全アウトカムのGRADEが「非常に低い」品質だった。 理由としてバイアスリスク、相当な異質性(体格と脂質の指標では I² がしばしば80%超)、間接性、方法論上の限界が挙げられている(Crișan 2025)。
著者らは「現在のエビデンスは、成人におけるモリンガ補給の一貫した心血管代謝上の利益を支持しない」「治療上の可能性と最適な補給条件を明らかにするには、大規模で厳密に設計されたRCTがさらに必要」と結論している(Crișan 2025)。
ビタミン・ミネラル・アミノ酸の複合的な栄養補給、抗酸化物質による酸化ストレスの軽減について、本サイトは出典を示せない。
推奨摂取量・タイミング
- 収録したメタ分析のサブグループ解析では1日10g未満で利益の可能性が示唆されたが、評価した全アウトカムのGRADEが「非常に低い」品質である。用量を決められる出典を、本サイトは示せない(Crișan 2025)。
- 「1日2〜10g(葉パウダー)」という目安についても同様である。
注意点
- •収録したメタ分析は心血管代謝のアウトカムを扱ったもので、有害事象を主題としていない。安全性・副作用について、本サイトは出典を示せない。 以下は一般に言われている注意で、裏づける出典を示せない。 根・樹皮・種子のエキスには堕胎作用があるとされ、妊娠中は避けるべきとされる。
- •葉パウダーは比較的安全とされるが長期高用量の安全性データは不足しているとされる。
- •甲状腺の薬との相互作用の可能性があるとされる——いずれも広く言われる事項なので削除せず残す。
- •妊娠中・授乳中の方、服薬中の方は、使用前に必ず医師または薬剤師に相談すること。
似た働きのサプリ
リチウム(低用量)
信頼度: 未評価オロチン酸リチウムまたはアスパラギン酸リチウム
微量のリチウムを含むサプリ(オロチン酸リチウムなど)。本サイトは、この用量帯のサプリを評価したヒトの研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。 リチウムは精神科で用いられる医薬品(炭酸リチウム)の成分でもあり、気分障害の治療としてリチウムを投与された患者の有害事象を統合したレビュー(McKnight ら 2012)は、周辺情報として収録している。
アグマチン
信頼度: 未評価アグマチン硫酸塩
アルギニンの脱炭酸によって生成されるアミン。本サイトは、アグマチンをヒトに投与した研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。
アルファGPC(L-α-グリセリルホスホリルコリン)
信頼度: 低L-α-グリセリルホスホリルコリン(Alpha-GPC)
アセチルコリンの前駆体とされるコリン含有リン脂質。収録したRCTでは、認知課題の1つ(ストループ)で改善が見られた一方、身体パフォーマンスと成長ホルモンには群間差が無かった。本サイトが以前「成長ホルモン分泌促進・筋力・パワー出力の向上」と記載していたのは、この結果と食い違う。