ルテイン
網膜黄斑部に存在するカロテノイド色素。本サイトが収録しているのは加齢黄斑変性(AMD)を対象としたネットワークメタ分析1件だが、抄録が示しているのは栄養素の順位で、ルテイン/ゼアキサンチン自体の効果量・信頼区間は報告されていない。 カロテノイドは視力の改善で亜鉛に次ぐ2位、後期AMDへの進行を遅らせる点で1位だったのはβ-カロテンである。
研究はまだ限定的な成分

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(PR)研究で報告されている効果
視力の改善で、亜鉛に次いで2位にランクされた。 13件のRCT・計85,321名を統合したネットワークメタ分析で、亜鉛とカロテノイド(ルテイン/ゼアキサンチン)が視力の改善で1位・2位だった(Li 2022)。
後期AMDへの進行を遅らせる点で1位だったのはβ-カロテンである(4つの治療のうち)。ルテイン/ゼアキサンチンではない(Li 2022)。
マルチビタミンの補給は後期AMDの発症を防がない可能性がある。 マルチビタミン群のほうが、カロテノイド群・ビタミンE群より後期AMDへ進行するリスクが高かった(Li 2022)。
この解析が扱っているのはAMDの患者集団である。 健康な人の目の保護を扱った研究は収録していない。
この解析からルテインの確実性は評価できない。 抄録が報告しているのは順位と、マルチビタミン群との比較のリスク比のみで、ルテイン/ゼアキサンチン単独の効果量・信頼区間・異質性・バイアスリスク・アウトカム別のGRADE評価は示されていない。 85,321名という人数もネットワーク全体のものであり、ルテインの比較の精度ではない(Li 2022)。
ブルーライトの吸収フィルターとしての働き、視覚コントラスト感度・グレア回復の改善、ゼアキサンチンとの2:1比率、食事中の脂質による吸収向上について、本サイトは出典を示せない。
推奨摂取量・タイミング
- 収録したネットワークメタ分析は用量別の推奨を示していない。用量を決められる出典を、本サイトは示せない(Li 2022)。
- 「1日10〜20mg」「ゼアキサンチンとの2:1比率」「脂質と一緒に摂ると吸収が向上」という目安についても同様である。
注意点
- •加齢黄斑変性は眼科で診断・治療される疾患である。目の症状がある場合は、サプリで様子を見るより眼科を受診すること。 安全性・副作用について、本サイトは出典を示せない。 収録した解析は視力とAMDの進行を扱ったもので、有害事象を主題としていない。
- •「過剰摂取で皮膚の黄変」という具体的な記述についても同様である。
- •なお収録した解析では、マルチビタミン群のほうがカロテノイド群より後期AMDへ進行するリスクが高かった(Li 2022)。
似た働きのサプリ
リチウム(低用量)
信頼度: 未評価オロチン酸リチウムまたはアスパラギン酸リチウム
微量のリチウムを含むサプリ(オロチン酸リチウムなど)。本サイトは、この用量帯のサプリを評価したヒトの研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。 リチウムは精神科で用いられる医薬品(炭酸リチウム)の成分でもあり、気分障害の治療としてリチウムを投与された患者の有害事象を統合したレビュー(McKnight ら 2012)は、周辺情報として収録している。
アグマチン
信頼度: 未評価アグマチン硫酸塩
アルギニンの脱炭酸によって生成されるアミン。本サイトは、アグマチンをヒトに投与した研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。
アルファGPC(L-α-グリセリルホスホリルコリン)
信頼度: 低L-α-グリセリルホスホリルコリン(Alpha-GPC)
アセチルコリンの前駆体とされるコリン含有リン脂質。収録したRCTでは、認知課題の1つ(ストループ)で改善が見られた一方、身体パフォーマンスと成長ホルモンには群間差が無かった。本サイトが以前「成長ホルモン分泌促進・筋力・パワー出力の向上」と記載していたのは、この結果と食い違う。