HMB(β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸)
ロイシンの代謝産物。収録した2件のメタ分析は、若年者でも50歳以上でも、除脂肪量・筋力への上乗せ効果を認めていない。 若年者では総体重にわずかな効果が出たが除脂肪量には及ばず、高齢者では体組成・筋力とも効果が無かった。本サイトが以前「筋肉量の保持に比較的強いエビデンスが蓄積されている」と記載していたのは誤りである。
研究が進みつつある成分

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(PR)研究で報告されている効果
若年者では、除脂肪量・脂肪量・筋力のいずれにも有意な効果が無かった。 18〜45歳を対象とした11件のメタ分析(体組成302名、筋力248名)で、有意だったのは総体重のみ。著者らは「HMBは総体重にわずかな効果をもたらすが、それはレジスタンストレーニング期間中の除脂肪量・筋力の増加や脂肪量の減少にはつながらない」「体組成や筋力の改善を目的としたHMBの使用を、我々の知見は支持しない」と結論している(Jakubowski 2020)。
50歳以上でも、体組成・筋力への上乗せ効果が無かった。 レジスタンストレーニングとの併用を調べた13件・計561名のメタ分析で、脂肪量が標準化平均差0.24(95%CI −0.01〜0.49)、筋量が0.05(95%CI −0.10〜0.20)、筋力が0.04(95%CI −0.72〜0.63)で、いずれも信頼区間が0をまたぐ。著者らは「構造化された運動を行える50歳以上の人に対し、レジスタンストレーニングの日常的な補助としてHMBを推奨することはできない」と結論している(Wang 2026)。
筋タンパク質分解の抑制、筋タンパク質合成の促進、運動後の筋損傷・筋肉痛の軽減、減量中の筋肉保持について、本サイトは出典を示せない。 収録した2件が扱っているのは体組成と筋力である。
推奨摂取量・タイミング
- 上乗せ効果が確認できていない以上、用量を推奨する根拠を本サイトは持たない。 「1日3gを1g×3回」「HMB-FAはHMB-Caより吸収が速い」「トレーニング前後のタイミング」という説明について、本サイトは出典を示せない。
注意点
- •収録した2件のメタ分析は、若年者でも50歳以上でも、除脂肪量・筋力への上乗せ効果を認めていない。 購入を検討する場合はこの点を踏まえること。
- •安全性・副作用について、本サイトは出典を示せない。 腎疾患・肝疾患のある方、妊娠中・授乳中の方は、使用前に必ず医師または薬剤師に相談すること。
似た働きのサプリ
リチウム(低用量)
信頼度: 未評価オロチン酸リチウムまたはアスパラギン酸リチウム
微量のリチウムを含むサプリ(オロチン酸リチウムなど)。本サイトは、この用量帯のサプリを評価したヒトの研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。 リチウムは精神科で用いられる医薬品(炭酸リチウム)の成分でもあり、気分障害の治療としてリチウムを投与された患者の有害事象を統合したレビュー(McKnight ら 2012)は、周辺情報として収録している。
アグマチン
信頼度: 未評価アグマチン硫酸塩
アルギニンの脱炭酸によって生成されるアミン。本サイトは、アグマチンをヒトに投与した研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。
アルファGPC(L-α-グリセリルホスホリルコリン)
信頼度: 低L-α-グリセリルホスホリルコリン(Alpha-GPC)
アセチルコリンの前駆体とされるコリン含有リン脂質。収録したRCTでは、認知課題の1つ(ストループ)で改善が見られた一方、身体パフォーマンスと成長ホルモンには群間差が無かった。本サイトが以前「成長ホルモン分泌促進・筋力・パワー出力の向上」と記載していたのは、この結果と食い違う。