緑茶エキス(EGCG)
緑茶に含まれるカテキン類を濃縮したサプリ。収録しているコクランレビューの結論は「過体重・肥満の成人において、緑茶製剤がもたらす減量はわずかで統計的に有意でなく、量が小さいため臨床的に重要とは考えにくい」である。体重維持にも有意な効果は無かった。
研究が進みつつある成分

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(PR)研究で報告されている効果
日本以外で行われた6件を統合した解析では、体重の平均差は −0.04kg だった。 BMIの平均差は −0.2 kg/m²(95%CI −0.5〜0.1、P=0.21、222名)、ウエスト周囲径は −0.2cm(95%CI −1.4〜0.9、P=0.70、404名)で、いずれも有意でない(Jurgens 2012)。
日本で行われた8件は異質性が高く統合できていない。 体重の平均差は −0.2kg から −3.5kg(1,030名)、BMIは効果なしから −1.3 kg/m² までの幅があり、いずれも緑茶製剤に有利な方向だった。この地域差自体が、結果の解釈を難しくしている(Jurgens 2012)。
体重維持を調べた2件(184名)では、体重の変化が +0.6kg から −1.6kg の幅で、有意な効果は無かった(Jurgens 2012)。
カフェインとの相乗効果、安静時エネルギー消費の増加、脂肪酸化率の向上、抗酸化作用による酸化ストレスの軽減について、本サイトは出典を示せない。 収録したレビューが扱っているのは体重・BMI・ウエスト周囲径である。
推奨摂取量・タイミング
- 減量効果が臨床的に重要とは考えにくいという結論である以上、用量を推奨する根拠を本サイトは持たない。 「EGCG換算で1日400〜500mg」「カフェインとの組み合わせ」という目安について、本サイトは出典を示せない。
注意点
- •収録したコクランレビューでは、有害事象を記録した8件のうち4件が軽度〜中等度の有害事象を報告している。例外は入院を要した2件で、いずれも緑茶製剤群だが、原著は「介入とは関連なしと報告された」としている(Jurgens 2012)。
- •肝疾患のある方、服薬中の方は使用前に医師または薬剤師に相談すること。
似た働きのサプリ
リチウム(低用量)
信頼度: 未評価オロチン酸リチウムまたはアスパラギン酸リチウム
微量のリチウムを含むサプリ(オロチン酸リチウムなど)。本サイトは、この用量帯のサプリを評価したヒトの研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。 リチウムは精神科で用いられる医薬品(炭酸リチウム)の成分でもあり、気分障害の治療としてリチウムを投与された患者の有害事象を統合したレビュー(McKnight ら 2012)は、周辺情報として収録している。
アグマチン
信頼度: 未評価アグマチン硫酸塩
アルギニンの脱炭酸によって生成されるアミン。本サイトは、アグマチンをヒトに投与した研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。
アルファGPC(L-α-グリセリルホスホリルコリン)
信頼度: 低L-α-グリセリルホスホリルコリン(Alpha-GPC)
アセチルコリンの前駆体とされるコリン含有リン脂質。収録したRCTでは、認知課題の1つ(ストループ)で改善が見られた一方、身体パフォーマンスと成長ホルモンには群間差が無かった。本サイトが以前「成長ホルモン分泌促進・筋力・パワー出力の向上」と記載していたのは、この結果と食い違う。