CBD(カンナビジオール)
大麻草(ヘンプ)由来の非精神活性カンナビノイド。大規模なレビューは「宣伝されているほとんどの用途について、無作為化比較試験からの根拠は支持していない」と結論しており、不眠はその例として名指しされている(Hsu 2026)。日本の規制は2024年12月12日施行の改正で成分規制に変わり、製品区分ごとにTHCの残留限度値が定められている。
研究はまだ限定的な成分

購入について
2024年12月12日施行の改正で、大麻の規制は部位規制から成分規制(製品区分ごとのTHC残留限度値)に変わった。限度値を超える製品は麻薬に該当しうる。検索結果へのリンクでは個々の製品が現行基準に適合しているかを継続的に確認できないため、購入導線を出さない。
研究で報告されている効果
大規模なレビューの結論は否定的である。 「医療目的のほとんどの適応について根拠は不十分」「急性疼痛や不眠のように宣伝されている用途の多くを、無作為化比較試験からの根拠は支持していない」と述べている(Hsu 2026)。
不眠を対象にしたRCTでも、睡眠指標のほとんどでプラセボと同等だった。 中等度〜重度の不眠に対しCBD 150mgを毎晩投与したパイロット試験で、睡眠のアウトカムの大半はプラセボと同様であり、幸福感(well-being)の維持のほうが目立ったと報告されている。著者らは、期間と用量を変えた対照試験がさらに必要としている(Narayan 2024)。
不安・ストレスの軽減、抗炎症作用・神経保護作用について、本サイトは出典を示せない。 上記2件はこれらを支持していない。
推奨摂取量・タイミング
- 収録した試験が用いた量は、不眠のパイロット試験で1日150mg(就寝前)である(Narayan 2024)。
- それでも睡眠指標の大半はプラセボと同等だった。 「25〜75mg/日が一般的な研究用量」という説明について、本サイトは出典を示せない。 日本の規制は2024年12月12日施行の改正で成分規制(製品区分ごとのTHC残留限度値)に変わった。購入を検討する場合は、製造元・販売元に現行基準への適合資料を確認すること。
注意点
- •日本の規制は2024年12月12日施行の改正で、部位規制から成分規制に変わった。製品区分ごとにTHCの残留限度値が定められており、これを超える製品は麻薬に該当しうる。 厚生労働省は、市販のCBD製品から限度値を超えるTHCが検出された事例について注意喚起している。
- •本サイトはこのページに購入導線を置いていない(個々の製品が現行基準に適合しているかを継続的に確認できないため)。
- •レビューは、使用を検討する前に薬物相互作用を評価し、禁忌(妊娠など)やリスクが利益を上回る状態(統合失調症、虚血性心疾患など)を確認するよう求めている。 また害を減らす方策として、アルコールやベンゾジアゼピンなど中枢神経抑制薬との併用を避けること、有効な最小用量にとどめること、運転や機械操作の際には使用しないことを挙げている(Hsu 2026)。
- •利益相反の開示。 不眠のパイロット試験(Narayan 2024)は Cannvalate 社の支援を受けており、試験に用いた製品は Brains Bioceuticals 社から提供されている。
- •薬を服用中の人は医師に相談すること。
- •本情報は教育・参考目的であり、疾患の診断・治療を意図しない。
似た働きのサプリ
リチウム(低用量)
信頼度: 未評価オロチン酸リチウムまたはアスパラギン酸リチウム
微量のリチウムを含むサプリ(オロチン酸リチウムなど)。本サイトは、この用量帯のサプリを評価したヒトの研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。 リチウムは精神科で用いられる医薬品(炭酸リチウム)の成分でもあり、気分障害の治療としてリチウムを投与された患者の有害事象を統合したレビュー(McKnight ら 2012)は、周辺情報として収録している。
アグマチン
信頼度: 未評価アグマチン硫酸塩
アルギニンの脱炭酸によって生成されるアミン。本サイトは、アグマチンをヒトに投与した研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。
アルファGPC(L-α-グリセリルホスホリルコリン)
信頼度: 低L-α-グリセリルホスホリルコリン(Alpha-GPC)
アセチルコリンの前駆体とされるコリン含有リン脂質。収録したRCTでは、認知課題の1つ(ストループ)で改善が見られた一方、身体パフォーマンスと成長ホルモンには群間差が無かった。本サイトが以前「成長ホルモン分泌促進・筋力・パワー出力の向上」と記載していたのは、この結果と食い違う。