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研究データ
研究タイプ: メタ分析信頼度: 高抄録と突き合わせ済み

レジスタンストレーニングと代謝症候群(メタ分析)

Strasser B, et al.

発表年2010
掲載誌Sports Medicine
著者Strasser B, et al.

複数の良質な研究に基づく、信頼性の高いエビデンス

Summary

サマリー

血糖調節に異常のある患者を対象に、レジスタンストレーニングと対照群を比較した無作為化比較試験13件を統合したシステマティックレビュー・メタ分析。1990年1月から2007年9月までのMEDLINEを検索した。統合の結果、レジスタンストレーニングはHbA1cを0.48%低下させ(95%CI −0.76〜−0.21、p=0.0005)、脂肪量を2.33kg減少させ(95%CI −4.71〜0.04、p=0.05)、収縮期血圧を6.19mmHg低下させた(95%CI 1.00〜11.38、p=0.02)。一方、総コレステロール・HDL・LDL・中性脂肪・拡張期血圧には統計的に有意な効果が認められなかった。 著者らは、レジスタンストレーニングが肥満・HbA1c・収縮期血圧といった代謝症候群のリスク因子に臨床的にも統計的にも有意な効果を持つため、2型糖尿病と代謝異常の管理において推奨されるべきだと結論している。

出典(原文を確認する)

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DOI: 10.2165/11531380-000000000-00000

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団対象は血糖調節に異常のある患者であり、健常者ではない。評価項目はHbA1c・脂肪量・血圧・血中脂質で、インスリン感受性は報告されていない。文献検索は2007年9月まで。
訂正履歴
1件を表示
  • 「空腹時血糖値が有意に低下し、インスリン感受性が向上」は、この抄録が報告している評価項目ではない。 報告されているのはHbA1c(−0.48%)・脂肪量(−2.33kg)・収縮期血圧(−6.19mmHg)と、有意差の無かった血中脂質・拡張期血圧である。「有酸素運動との組み合わせでさらに高い効果」「週2〜3回・8〜12週から効果が現れる」も抄録に無い。変更履歴
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    HbA1cが0.48%低下(95%CI −0.76〜−0.21、p=0.0005)。臨床的に意味のある大きさである。

  • 2

    脂肪量が2.33kg減少(p=0.05、信頼区間の上限は0.04で0をわずかにまたぐ)、収縮期血圧が6.19mmHg低下(p=0.02)。

  • 3

    総コレステロール・HDL・LDL・中性脂肪・拡張期血圧には有意な効果が認められなかった。 血中脂質は動かない。

  • 4

    この解析は空腹時血糖やインスリン感受性を評価項目として報告していない。 「インスリン感受性が向上した」という主張は、この出典では裏づけられない。

  • 5

    対象は血糖調節に異常のある患者、13件のRCT、文献検索は1990年1月〜2007年9月。有酸素運動との併用や、効果が現れる週数についての知見は抄録に示されていない。

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レビュー

肥満の治療としてのレジスタンストレーニング(レビュー)

Journal of Obesity, 2011

肥満および肥満関連の代謝異常に対する治療として、レジスタンストレーニングがどこまで有効かを検討したレビュー。骨格筋は体重の最大40%を占め、筋量の発達を通じて代謝リスク因子を修飾しうるとしたうえで、加齢や身体活動の低下による筋量減少が代謝異常の増加につながると論じている。レビューの目的は、(1) 肥満治療におけるレジスタンストレーニングの臨床的有効性と生物学的機序の評価、(2) 脂質異常症や2型糖尿病を含む主要な心血管疾患リスク因子の低減に関する最新の知見の提示、および臨床家向けの推奨の提供である。

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メタ分析

レジスタンストレーニングの様式と閉経後女性の骨密度(メタ分析)

Osteoporosis International, 2015

閉経後女性を対象に、レジスタンストレーニングの様式の違いが骨量減少に与える影響を検証した、24件の臨床試験のメタ分析。運動介入はレジスタンストレーニング単独と、併用型(レジスタンストレーニングに高衝撃運動または荷重運動を組み合わせたもの)の2つに分類された。全体解析では、レジスタンストレーニングが大腿骨頚部の骨密度(標準化平均差0.303、95%CI 0.127〜0.479、p=0.001)と腰椎の骨密度(0.311、95%CI 0.115〜0.507、p=0.002)を有意に増加させた。しかしサブグループ解析では、併用型が股関節(0.411)と脊椎(0.431)のいずれにも有意に効いたのに対し、レジスタンストレーニング単独では大腿骨頚部・腰椎とも有意に達しない正の効果にとどまった。 著者らの結論は「併用型のプロトコルは閉経後女性の大腿骨頚部・腰椎の骨密度の保持に有効と考えられるが、レジスタンストレーニング単独では有意でない正の効果しか得られなかった」。研究間の異質性は股関節でI²=46.5%、脊椎でI²=62.3%。

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