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読みもの解説

クレアチンの始め方について、収録した出典が言える範囲

公開日: 更新日:

執筆: 吉村 浩嗣監修: 染田 智信

クレアチンの始め方について、収録した出典から何が言えるのか?

収録している Kreider ら(2017)のポジションスタンドが述べているのは、クレアチン補給が筋内クレアチン濃度を高めること、短期・長期の補給(1日30gまで5年間)が健常者および乳児から高齢者までの複数の患者集団で安全かつ忍容性が高いこと、そして生涯にわたり日常的に少量(1日3g程度)を摂ることで健康上の利益が得られうること、である。 具体的な用量やローディングの手順について、本記事は出典を示せない。

1

収録した出典が言えること

収録している Kreider ら(2017)の抄録が述べているのは、クレアチン補給が筋内クレアチン濃度を高め、それが高強度運動のパフォーマンス改善とより大きなトレーニング適応につながりうるということ、そして生涯にわたる日常的な少量摂取(1日3g程度)に健康上の利益がありうるということである。 飽和までの期間も摂取タイミングも、本記事は出典を示せない。

3g/日
抄録が挙げる日常的な少量摂取
30g/日・5年
安全かつ忍容性が高いとされた上限と期間
2

ローディングについて ─ 検討した出典が無い

ローディングの用量も期間も、体感までの早さも、胃腸症状も、収録している Kreider ら(2017)の抄録は扱っていない。 同抄録が安全性について述べているのは、1日30gまで5年間の補給が健常者および複数の患者集団で安全かつ忍容性が高かったということである。これは特定の開始手順を支持するものではない。 「ローディングは本当に必要なのか」を扱った記事は別にある(「クレアチンはローディングしないと効果が遅い は本当か?」)。

訂正履歴訂正2回・撤回した原文3件

公開後に撤回・訂正した内容です。本文は現在の知見だけを書いています。何をどう直したかを確かめられるように、経緯をここに残しています。

  • 摂取手順として書いていた「1日3〜5gを毎日飲むだけでOK」「早く効果を感じたいなら最初の5〜7日だけローディング」「3〜4週間で貯蔵量はほぼ飽和します」「タイミングは1日のうちいつでも構いません」——をすべて撤回した。用量も、ローディングも、飽和までの期間も、摂取タイミングも、収録している Kreider ら(2017)のポジションスタンドの抄録は扱っていない。
    撤回した原文2件

    公開されていた本文の文字列です(運営者による要約ではありません)。現在の本文に残っていないことは、ビルドのたびに機械で検査しています。過去の公開内容に含まれることは、変更履歴の全体と突き合わせる検査を用意していますが、これは全履歴が必要なため公開ビルドでは自動実行していません。どちらの照合も、また上の表示も、強調の印(アスタリスク2つ)と改行・空白の違いは無視します。1件に複数の記述が含まれる記録もあるため、件数は原文の件数であって撤回した主張の数ではありません。

    1. 1日3〜5gを毎日飲むだけでOK。早く効果を感じたいなら最初の5〜7日だけローディングしてもよいが、必須ではありません
    2. 1日3〜5gを継続して飲めば、3〜4週間で貯蔵量はほぼ飽和します。タイミングは1日のうちいつでも構いません
  • ローディングについて書いていた「5gを1日4回、5〜7日続けると数日で貯蔵量が飽和します」「競技シーズン直前など早く効果を体感したい人には有効な選択肢です」「必須ではなく、胃腸が弱い人は分割しても不快感が出ることがあります」——をすべて撤回した。ローディングの用量も期間も、体感までの早さも、胃腸症状も、収録している Kreider ら(2017)の抄録は扱っていない。
    撤回した原文1件

    公開されていた本文の文字列です(運営者による要約ではありません)。現在の本文に残っていないことは、ビルドのたびに機械で検査しています。過去の公開内容に含まれることは、変更履歴の全体と突き合わせる検査を用意していますが、これは全履歴が必要なため公開ビルドでは自動実行していません。どちらの照合も、また上の表示も、強調の印(アスタリスク2つ)と改行・空白の違いは無視します。1件に複数の記述が含まれる記録もあるため、件数は原文の件数であって撤回した主張の数ではありません。

    1. 5gを1日4回、5〜7日続けると数日で貯蔵量が飽和します。競技シーズン直前など早く効果を体感したい人には有効な選択肢です。一方で必須ではなく、胃腸が弱い人は分割しても不快感が出ることがあります

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    高齢者では、レジスタンストレーニングにクレアチンを加えると除脂肪量と筋力の増加が大きかった。 22件のRCT(計721名、平均年齢57〜70歳)を統合したメタ分析で、除脂肪量は平均差 +1.37kg(95%CI 0.97〜1.76、p<0.00001)、チェストプレス筋力は標準化平均差0.35(p=0.0002)、レッグプレス筋力は同0.24(p=0.01)だった(Chilibeck 2017)。若年者を対象にした同種のメタ分析を、本サイトはまだ収録していない。

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吉村 浩嗣

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吉村 浩嗣

BODYDATA運営者 / INVOLVE代表

「なんとなく良さそう」で選ばない。データで確かめてから体で試す、を続けています。

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トレーニング指導とサプリメント業界での実務経験の観点から内容を確認しています

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