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チョーク・リストラップ・ストラップの使い分け完全ガイド:グリップ補助具を正しく選ぶ

公開日:

執筆: 吉崎 槙吾監修: 染田 智信

チョーク・リストラップ・ストラップって何が違うの? どれをいつ使えばいい?

3つのグリップ補助具はそれぞれ解決する問題が異なる。チョーク(炭酸マグネシウム)は滑り止め、リストラップは手首の固定・安定化、ストラップ(リフティングストラップ)は握力補助。目的と種目に合わせて使い分けることで、ターゲット筋により集中できる。

1

チョーク(炭酸マグネシウム):摩擦を増やして滑りを防ぐ

ジムチョーク(炭酸マグネシウム・Mg(OH)₂CO₃)は手のひらの汗を吸収し、バーとの摩擦係数を高める。デッドリフト・バーベルロウ・プルアップなどグリップに直接影響する種目で、スリップなしに限界まで追い込める。使いどころ:デッドリフト・クリーン・スナッチ・懸垂などバーを「握る」全種目。液体チョーク(チョーク溶液)はジムの清潔ルールに適合しやすい代替品。

2

リストラップ:手首を固定して高重量プッシュ種目を安全に行う

リストラップは手首関節を伸展(反らせた)位置で固定し、高重量プッシュ系種目(ベンチプレス・オーバーヘッドプレス・フロントスクワット)で手首が後方に折れるのを防ぐ。これにより手首の痛み・怪我リスクを軽減しながら、より大きな重量を扱える。使いどころ:最大重量付近のベンチプレス・ショルダープレス・フロントスクワット・ダンベルプレス。グリップ力の向上効果はほぼない。

3

リフティングストラップ:握力が先に限界を迎える引く系種目の強い味方

ストラップはバーに巻き付けて固定し、握力(前腕の屈筋群)を実質的に「バイパス」する道具。デッドリフト・バーベルロウ・シュラッグ・プルダウンなどの引く系種目で、背中や脚が先に疲れる前に握力が限界になる問題を解消する。使いどころ:デッドリフト(高ボリューム時)・バーベルロウ・ラットプルダウン・シュラッグ。注意:コンペティション(特にパワーリフティング)ではストラップ禁止が多い。定期的なノーストラップセットで握力も並行して鍛えることを推奨。

グリップのみ
チョークが助けること
手首固定のみ
リストラップが助けること
握力バイパス
ストラップが助けること
4

使い分けの早見表

・デッドリフト(最大努力):チョーク+ストラップの組み合わせが最強。・ベンチプレス・ショルダープレス:リストラップ。・バーベルロウ・シュラッグ(ボリューム優先):チョーク+ストラップ。・懸垂・プルアップ:チョーク(ストラップは邪魔になることが多い)。・クリーン・スナッチなどオリンピックリフト:チョークのみ(ストラップはリリース動作に危険)。

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吉崎 槙吾

執筆

吉崎 槙吾

エンジニア / BODYDATAリサーチ担当

エンジニアの仕事は裏付けを取ること。筋トレの通説も、ソースコードと同じで中身を読んでから信じます。

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染田 智信

監修: 染田 智信

トレーニング指導とサプリメント業界での実務経験の観点から内容を確認しています

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