
BFRは通常の高重量トレーニングと同等の筋力向上をもたらす
言われていること
加圧トレーニング推奨系コンテンツ、一部フィジカルセラピスト
加圧トレーニングなら軽い重量でも高重量トレーニングと同じだけ筋力が上がる。怪我をしていても使える。
研究が示すこと
- BFRと通常の高重量トレーニングを直接比べた結果を示せる出典を、本記事は収録していない。
BFRと高重量トレーニングを比べたメタ分析を本記事は収録していないため、どちらが優れるかを示せない。低重量で行う手法であること以外に、収録した出典から言えることは無い。
BFRは血栓・血管損傷のリスクがある
言われていること
BFRを批判する一部の医療従事者・一般メディア
血流を制限するトレーニングは血栓症のリスクを高め、血管を傷める。健康な人でも危険だ。
研究が示すこと
- 安全性については、適切な手順を守れば健康な成人でのBFRトレーニングにおける深部静脈血栓症や血管損傷の発生率は非常に低いとされる(Nakajima ら 2006 の大規模調査でDVT報告は0.06%)。
- ただし本サイトが収録している Lixandrão ら(2018)のメタ分析は安全性を扱っておらず、同論文が報告しているのは効果のほうである——そこでは筋肥大が閉塞圧・カフ幅・圧の処方によらず高強度と同等だった。
- つまり「特定の圧力でなければ効かない」という主張は、少なくともこのメタ分析からは出てこない。
- 高い圧力・長時間の適用・血栓リスク保有者への使用を避けるべきという注意は、安全性の観点からのものである。
適切なプロトコルを守れば、健康な成人へのBFRの安全性は概ね確認されている。ただし高血圧・静脈疾患・妊娠中などには禁忌とされており、初回は専門家の指導のもとで行うことが推奨される。
訂正履歴訂正1回・撤回した原文3件
公開後に撤回・訂正した内容です。本文は現在の知見だけを書いています。何をどう直したかを確かめられるように、経緯をここに残しています。
- BFRと高重量トレーニングの比較について書いていた「筋肥大は同等〜やや劣り、筋力向上は通常トレーニングが優位」「BFRの1RM向上は約+10〜15%、通常高重量トレは+20〜30%」「BFRは高重量の代替ではなく補完手段と位置づけるのが適切」——をすべて撤回した。帰属させていた Lixandrão ら(2018)・Hughes ら(2017)のメタ分析を本記事は収録していない。
撤回した原文3件
公開されていた本文の文字列です(運営者による要約ではありません)。現在の本文に残っていないことは、ビルドのたびに機械で検査しています。過去の公開内容に含まれることは、変更履歴の全体と突き合わせる検査を用意していますが、これは全履歴が必要なため公開ビルドでは自動実行していません。どちらの照合も、また上の表示も、強調の印(アスタリスク2つ)と改行・空白の違いは無視します。1件に複数の記述が含まれる記録もあるため、件数は原文の件数であって撤回した主張の数ではありません。
複数のメタ分析(Lixandrão et al. 2018、Hughes et al. 2017)では、BFRは通常の高重量トレーニング(70〜85% 1RM)と比較して筋肥大は同等〜やや劣る程度だが、筋力向上(1RM)は通常トレーニングの方が優位という結果が多い
BFRの1RM向上は約+10〜15%なのに対し、通常高重量トレは+20〜30%が典型的
BFRは「高重量の代替」ではなく「補完手段」と位置づけるのが適切
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出典
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