シトルリン
一酸化窒素(NO)の前駆体とされる非必須アミノ酸。本サイトが収録しているのは、男性41名を対象にシトルリンマレート8gの単回摂取を調べたRCT1件のみである。全16セットの胸トレの終盤で反復回数が増え、筋肉痛が軽減したと報告されているが、血流・NO産生・パンプ感を測定した研究は収録していない。
研究が進みつつある成分

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(PR)研究で報告されている効果
ベンチプレスの反復回数が増えた。 男性41名を対象とした二重盲検・2期クロスオーバー試験で、連続する2つの胸のトレーニングプロトコル(全16セット)を行い、そのうちフラットバーベルベンチプレスの8セット(S1-4 と S1'-4'、いずれも1RMの80%で限界まで)を測定した。 反復回数は3セット目以降で有意に増え(p<0.0001)、増加はセット数と正の相関を示し、最後のセット(S4')で52.92%多く反応率100%に達した(Pérez-Guisado 2010)。この52.92%は全16セットの終盤の1セットでの差であり、全セットの平均ではない。
運動24時間後・48時間後の筋肉痛が40%減少した(Pérez-Guisado 2010)。
副作用として、14.63%の被験者が胃部不快感を報告している(Pérez-Guisado 2010)。
これは単回摂取(8g)の急性効果を見た試験であり、継続摂取の効果は検証していない。 対象は男性41名、条件は、連続2プロトコル・全16セットのセッションの中で、測定した8セットをいずれも80%1RMで限界まで行うという追い込みの強い設定である(Pérez-Guisado 2010)。
「血流・酸素供給の改善」「パンプ感の増強」「L-シトルリンとシトルリンマレートの違い」について、本サイトは出典を示せない。 収録している試験はシトルリンマレートを用いており、これらの指標を測定していない。
推奨摂取量・タイミング
- 収録した試験が用いたのは、トレーニング前に摂るシトルリンマレート8gの単回投与である(Pérez-Guisado 2010)。
- 「L-シトルリンとして3〜6g」という量、および「30〜60分前」という具体的な時間について、本サイトは出典を示せない。 摂取タイミングを比較した試験も、継続摂取を調べた試験も収録していない。
注意点
- •収録した試験では、14.63%の被験者が胃部不快感を報告している(Pérez-Guisado 2010)。
- •それ以外の安全性について、本サイトは出典を示せない。 血圧に関わる薬を服用中の場合は、使用前に医師または薬剤師に相談すること。
根拠となる研究
出典
似た働きのサプリ
ビーツ(硝酸塩)
信頼度: 中硝酸塩(Dietary Nitrate)、ビートルートエキス
硝酸塩を多く含むビーツの搾汁。33件を統合したメタ分析で、高強度インターバルスプリント・平均パワー・最大酸素摂取量のいずれも有意に改善している。ただし効果量はいずれも小〜中程度で、競技レベルや摂取方法による違いは検定では有意でなく、著者ら自身が「仮説を生成するもの」と位置づけている。
カフェイン
信頼度: 中無水カフェイン
プレワークアウトの定番。運動パフォーマンスへの効果は、21件のメタ分析を統合したアンブレラレビューで確認されている。ただし筋力・筋パワーへの効果量は小さく、効果は無酸素系より有酸素系のほうが大きい傾向がある。 収録した研究はいずれも若い男性が中心である。
タウリン
信頼度: 低タウリン(2-アミノエタンスルホン酸)
体内でも合成される含硫アミノ酸。単回摂取の急性効果を調べた23件・計308名のメタ分析では、パフォーマンス全体で小〜中程度の改善(g=0.25)が示されている。ただし著者らはGRADEでエビデンスの質を「低い〜非常に低い」と評価し、予測区間がしばしばゼロを含むと述べている。