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研究データ
研究タイプ: ランダム化比較試験信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

ZMA補給がトレーニング適応と同化・異化マーカーに与える影響 ― RCT

Wilborn CD, Kerksick CM, Campbell BI, Taylor LW, Marcello BM, Rasmussen CJ, Greenwood MC, Almada A, Kreider RB

発表年2004
被験者数n=42
掲載誌Journal of the International Society of Sports Nutrition
著者Wilborn CD, Kerksick CM, Campbell BI, Taylor LW, Marcello BM, Rasmussen CJ, Greenwood MC, Almada A, Kreider RB

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

レジスタンストレーニング経験のある男性42名(27±9歳、178±8cm、85±15kg、体脂肪率18.6±6%)を除脂肪体重でマッチングし、デキストロースのプラセボまたはZMAを就寝の30〜60分前に摂取する群へ二重盲検で無作為に割り付け、8週間の標準化されたレジスタンストレーニングを並行して実施した試験。0・4・8週の各時点で、DXAによる体組成、ベンチプレスとレッグプレスの1RMおよび筋持久力、ウィンゲート無酸素パワーテスト、同化/異化の状態と健康指標を評価する血液検査を行った。ZMAの摂取は血清亜鉛を11〜17%上昇させたが、これは有意ではなかった(p=0.12)。 同化・異化ホルモンの状態、体組成、ベンチプレスとレッグプレスの1RM、上半身・下半身の筋持久力、自転車での無酸素能力のいずれにも、群間の有意差は認められなかった。著者らの結論は「トレーニング中のZMA摂取は、レジスタンストレーニング経験者においてトレーニング適応を高めるようには見えない」。

出典(原文を確認する)

出典を見る

DOI: 10.1186/1550-2783-1-2-12

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団対象はレジスタンストレーニング経験のある男性42名で、亜鉛欠乏者は検証されていない。ZMAによる血清亜鉛の上昇自体が有意ではなかった点も、結果の読み方に関わる。
訂正履歴
1件を表示
  • 「対象は空腹時の亜鉛・マグネシウム値が正常範囲内の集団であり」は抄録に記載が無い(抄録は「亜鉛とマグネシウムの状態に影響するかを検討した」と述べるにとどまる)。またZMAによる血清亜鉛の上昇が11〜17%で有意ではなかった(p=0.12)という、結果の解釈に関わる所見が落ちていた。変更履歴
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    血清亜鉛の上昇は11〜17%にとどまり、有意ではなかった(p=0.12)。 摂取しても亜鉛の状態がはっきりとは変わっていない。

  • 2

    同化・異化ホルモン(テストステロン・IGF-1・成長ホルモン・コルチゾール等)の状態に群間の有意差は無かった。

  • 3

    ベンチプレス・レッグプレスの1RM、上半身・下半身の筋持久力、自転車での無酸素能力にも有意差は無かった。

  • 4

    体組成(DXAで測定)にも有意差は無かった。評価は0・4・8週の3時点で行われている。

  • 5

    対象はレジスタンストレーニング経験のある男性42名で、著者らの結論も「レジスタンストレーニング経験者においてトレーニング適応を高めるようには見えない」に限定されている。 亜鉛が欠乏している人については何も検証していない。

関連するサプリ

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  • ZMA

    亜鉛が充足している人では、テストステロンが変わらなかった。 定期的に運動している男性14名(食事性亜鉛摂取量が11.9〜23.2 mg/日で全員充足)に高用量亜鉛サプリ(ZMA)を8週間摂らせたプラセボ対照試験で、血清テストステロン(総・遊離とも)に有意な変化はなく、尿中ステロイドホルモン代謝物の排泄パターンにも有意な変化が無かった(Koehler 2009)。

  • 亜鉛

    亜鉛欠乏があるときに限り、テストステロンの回復が報告されている。 若年男性4名で食事性亜鉛を制限すると20週間後に血清テストステロンが39.9→10.6 nmol/Lへ低下し(p=0.005)、境界域の欠乏があった高齢男性9名では3〜6ヶ月の補給で8.3→16.0 nmol/Lへ上昇した(p=0.02)(Prasad 1996)。いずれも欠乏の是正であり、対象人数はごく少ない。

  • マグネシウム

    睡眠時間(p=0.002)と睡眠効率(p=0.03)が有意に改善した。 原発性不眠症の高齢者46名を、マグネシウム500mg/日群とプラセボ群に割り付けた8週間の二重盲検試験による(Abbasi 2012)。

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