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研究データ
研究タイプ: ランダム化比較試験信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

グルコース+フルクトース併用飲料は持久系タイムトライアルのパフォーマンスを向上させる(RCT)

Currell K, Jeukendrup AE

発表年2008
被験者数n=8
掲載誌Medicine & Science in Sports & Exercise
著者Currell K, Jeukendrup AE

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

訓練された自転車選手を対象に、120分間の中強度サイクリング(55% Wmax)に続くタイムトライアルで、グルコース+フルクトース飲料・グルコース単独飲料・水(プラセボ)の3条件を比較したクロスオーバーRCT。同じ糖質摂取速度(1.8g/分)でも、グルコース+フルクトース条件はグルコース単独条件よりタイムトライアルの所要時間が約8%短縮した。

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DOI: 10.1249/mss.0b013e31815adf19

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団被験者8名の男性の訓練されたサイクリスト。合計3時間近い持久系運動での結果であり、短時間の運動や筋力トレーニングには外挿できない。総糖質酸化率自体は両条件で差が無い。
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    訓練された男性サイクリスト8名(32±7歳、VO2max 64.7±3.9 mL/kg/分)が、55%Wmaxで120分の走行に続けて、決められた仕事量をできるだけ速く終えるタイムトライアル(約1時間)を実施した。

  • 2

    飲料は水(プラセボ)/グルコース単独/グルコース:フルクトース=2:1の3条件で、糖質の摂取速度はどちらの飲料条件も毎分1.8gに揃えられている。

  • 3

    グルコース+フルクトース条件はグルコース単独より8%速く、水と比べると19%速かった。

  • 4

    総糖質酸化率は両飲料条件で差がなかった(2.54対2.50 g/分)。著者らはこれを、外因性糖質の酸化が高まった分だけ体内の糖質貯蔵が節約された結果と解釈している。

  • 5

    対象は8名の男性の訓練された選手、合計3時間近い運動という条件である。ジムでの筋力トレーニングに外挿できる設計ではない。

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レビュー

フルクトース・グルコース混合炭水化物と持久系パフォーマンス(批判的レビュー)

Sports Medicine, 2015

フルクトース:グルコース(またはマルトデキストリン)の混合糖質と、グルコース/マルトデキストリン単独とを比較し、持久系パフォーマンスへの影響を検討した批判的レビュー。2.5〜3.0時間の持久系パフォーマンスの推定を含む14件の研究を対象とし、そのほとんどは男性のサイクリングである。等カロリーのグルコース/マルトデキストリンと比較すると、0.5〜1.0:1比率の混合飲料を毎分1.3〜2.4gで摂取した場合、平均パワーに小〜中程度の改善が見られた(1〜9%、95%信頼区間 0〜19)。0.5:1比率を毎分1.7g以上で摂取した場合の改善(4〜9%、2〜19)は、毎分1.4〜1.6gの場合(1〜3%、0〜6)より大きかった。摂取率が高い場合の効果量は、外因性糖質酸化率の上昇・一方向の水分吸収・消化器症状の軽減と関連していた。吸収が最も速いのは0.7〜1.0:1の比率で、毎分1.5〜1.8gで摂取した場合は0.8:1が最も高い外因性糖質エネルギーと持久パワーをもたらした。著者らは、毎分1.3g未満での効果、競技場面・女性・他の食品形態・暑熱下や超持久系運動での検証を今後の課題としている。

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レビュー

トレーニングと競技のための炭水化物(レビュー)

Journal of Sports Sciences, 2011

アスリートの炭水化物摂取を「利用可能性(availability)」の観点から整理したレビュー。総摂取量と運動との時間関係によって、筋と中枢神経に十分な基質がある状態(高利用可能性)と、日々の運動プログラムに対して不足する状態(低利用可能性)に分かれる。競技や高強度トレーニングでは高利用可能性が重要になる。運動中の摂取量は種目の性質に応じて調整すべきで、約1時間の高強度種目では少量(口をすすぐだけでも)が中枢神経系を介して効果を持ち、長時間種目では毎時30〜60g、2.5時間を超える種目では最大90gまで増やす利点がありうる。著者らは、訓練適応を高めるために「train-low」戦略を追加することが、よく訓練された人のパフォーマンス向上につながるかは不明だと明記している。

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