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研究データ
研究タイプ: レビュー信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

特定の時刻にトレーニングすることの影響 ― レビュー

Chtourou H, Souissi N

発表年2012
掲載誌Journal of Strength and Conditioning Research
著者Chtourou H, Souissi N

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

運動パフォーマンスの時刻依存性と、特定の時刻に継続してトレーニングすることの影響を整理したレビュー。無酸素運動では時刻の影響が確立しており、早朝に最低、午後遅くにピークが来る。一方で有酸素パフォーマンスへの時刻の影響は一貫しないとしている。朝の時間帯に定期的にトレーニングすると、低かった朝のパフォーマンスが通常の日内ピークと同等かそれ以上まで上がりうること、夕方の定期的なトレーニングは日内リズムの振幅を大きくすることが示されている。

出典(原文を確認する)

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DOI: 10.1519/JSC.0b013e31825770a7

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 測定したアウトカム・研究デザインレビューであり被験者数は無い。示されているのは「普段トレーニングしている時刻で適応が大きい」という傾向で、機序は解明されていない。
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    無酸素運動では時刻の影響が確立しており、早朝に最低(nadir)、午後遅くにピークが来る。

  • 2

    有酸素パフォーマンスへの時刻の影響は一貫していない(equivocal)。

  • 3

    朝の時間帯に定期的にトレーニングすると、低かった朝のパフォーマンスが、通常の日内ピーク(午後遅く)と同等かそれ以上まで上がりうる。

  • 4

    夕方の定期的なトレーニングは、午後遅くの伸びが大きくなることで朝夕の差(リズムの振幅)を広げる

  • 5

    したがってトレーニングへの適応は、普段トレーニングしている時刻において他の時刻よりも大きくなる。 ただし著者らは、安静時ホルモン濃度の変化で説明できる可能性はあるものの、機序の詳細は分かっていないと明記している。

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  • メラトニン

    原発性睡眠障害では、入眠潜時の短縮と睡眠の質の改善が報告されている。 成人・小児の19件のRCT(計1,683名)のメタ分析で、入眠潜時が平均7.06分短縮(95%CI 4.37〜9.75、p<0.001)、総睡眠時間が8.25分延長(95%CI 1.74〜14.75、p=0.013)、睡眠の質の標準化平均差は0.22(95%CI 0.12〜0.32、p<0.001)だった(Ferracioli-Oda 2013)。著者ら自身が効果を「控えめ」と表現している。

  • カフェイン

    最大筋力・筋パワーの向上は有意だが、効果量は小さい。 筋力を扱った10件・パワーを扱った10件を統合したメタ分析で、筋力が標準化平均差0.20(95%CI 0.03〜0.36、p=0.023)、パワーが0.17(95%CI 0.00〜0.34、p=0.047)。パワーの信頼区間の下限はほぼ0である。 サブグループでは上半身の筋力が有意(0.21、p=0.026)、下半身は有意でない(0.15、p=0.147)。ただし群間差の検定は示されておらず、部位による効果差は結論できない(Grgic 2018)。

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メタ分析

レジスタンス運動が睡眠に与える影響(RCTのシステマティックレビュー)

Sleep Medicine Reviews, 2018

レジスタンス運動が睡眠の量と質に与える急性・慢性の影響を、13件のランダム化比較試験から整理したシステマティックレビュー。慢性的なレジスタンス運動は睡眠のあらゆる側面を改善し、なかでも睡眠の質への効果が最も大きかった。ただしこの効果は、レジスタンス運動を有酸素運動と組み合わせて有酸素単独と比べた場合には減弱する。急性の影響については研究が乏しく結果も一貫していない。睡眠に加えて、不安と抑うつの改善も報告されている。

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レビュー

レジスタンストレーニングによる筋タンパク合成の変化と筋肥大への寄与(レビュー)

Sports Medicine, 2015

レジスタンストレーニング後の筋タンパク合成(MPS)が、トレーニング期の各段階でどう変化し筋肥大に寄与するかを整理したレビュー。未訓練者では運動直後の急性のMPS上昇が、その後の筋肥大と相関しないことが示されている。訓練が進むとMPSの上昇は早くピークを迎え持続が短くなり、総体としての合成反応は小さくなる。著者は、トレーニングがMPS反応を鈍らせてタンパク質蓄積を制限しうるとしつつ、それがいつ起こるかは分かっていないと述べている。

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