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研究データ
研究タイプ: ランダム化比較試験信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

ベジタリアンを対象としたクレアチン補給とワーキングメモリ・推論課題の改善(二重盲検クロスオーバーRCT)

Rae C, Digney AL, McEwan SR, Bates TC

発表年2003
被験者数n=45
掲載誌Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences
著者Rae C, Digney AL, McEwan SR, Bates TC

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

肉・魚をほとんど食べないベジタリアンの若年成人45名を対象に、クレアチン1日5gを6週間摂取させ、プラセボと比較した二重盲検・プラセボ対照・クロスオーバー試験。ワーキングメモリ課題(逆唱課題)と推論課題(レーヴン漸進的マトリックス)の成績がプラセボと比べて有意に改善した。本試験は脳内のクレアチン濃度を測定しておらず、脳内クレアチンの低さが改善を媒介したことを示すものではない。食事からのクレアチン摂取が少ない集団で改善が観察された、という範囲の知見。

出典(原文を確認する)

出典を見る

DOI: 10.1098/rspb.2003.2492

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団対象はベジタリアン45名に限られ、脳内クレアチン濃度は測定されていない。2003年の単一試験である。
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    1日5gのクレアチンを6週間摂取したベジタリアン45名で、ワーキングメモリ(逆唱課題)の成績がプラセボより有意に改善した(p<0.0001)。

  • 2

    推論課題(レーヴン漸進的マトリックス)も同様に有意に改善した(p<0.0001)。

  • 3

    著者らは、改善した2つの課題がいずれも「処理速度を要する課題」である点を指摘している。 知識量や語彙が増えたという話ではない。

  • 4

    対象は食事からのクレアチン摂取が少ないベジタリアンに限られる。肉・魚を日常的に食べる人に同じ効果量が当てはまるとは限らない。

  • 5

    本試験は脳内のクレアチン濃度を測定していない。 「脳内クレアチンが低かったから効いた」という説明は、この試験からは確かめられない。被験者45名の単一試験であり、追試が望まれる。

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  • クレアチン

    高齢者では、レジスタンストレーニングにクレアチンを加えると除脂肪量と筋力の増加が大きかった。 22件のRCT(計721名、平均年齢57〜70歳)を統合したメタ分析で、除脂肪量は平均差 +1.37kg(95%CI 0.97〜1.76、p<0.00001)、チェストプレス筋力は標準化平均差0.35(p=0.0002)、レッグプレス筋力は同0.24(p=0.01)だった(Chilibeck 2017)。若年者を対象にした同種のメタ分析を、本サイトはまだ収録していない。

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