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研究データ
研究タイプ: ランダム化比較試験信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

単回のクレアチン摂取が断眠下の認知課題成績に与える影響(二重盲検クロスオーバーRCT)

Gordji-Nejad A, Matusch A, Kleedörfer S, et al.

発表年2024
被験者数n=15
掲載誌Scientific Reports
著者Gordji-Nejad A, Matusch A, Kleedörfer S, et al.

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

健常な成人15名を対象に、21時間の断眠下で体重1kgあたり0.35gのクレアチン(体重75kgで約26g相当)を単回摂取させ、プラセボと比較する二重盲検・無作為化・クロスオーバー試験。摂取後、言語・論理・数的処理課題の処理速度や単語記憶課題の成績がプラセボより有意に改善した。通常のクレアチン維持量(1日3〜5g)とは大きく異なる急性大量摂取の単回投与を検証したものである点に注意が必要。

出典(原文を確認する)

出典を見る

DOI: 10.1038/s41598-024-54249-9

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団被験者15名の単回投与試験であり、用量は通常の維持量の5〜8倍にあたる。断眠という特殊な条件下での結果で、通常の睡眠がとれている人での効果を示すものではない。
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    21時間の断眠下で、プラセボと比べて処理速度が言語課題で29.1±5.3%(p=2.0×10⁻⁶)、数的課題で24.0±4.9%(p=1.02×10⁻⁵)、論理課題で16.0±4.0%(p=0.0002)改善した(3つの測定時点をまとめた値)。

  • 2

    単語記憶課題も正答数が10.3±3.8%(p=0.005)、処理速度が17.7±6.0%(p=0.002)改善した。主観的な疲労も8±7%低下(p=0.002)。

  • 3

    脳内のリン酸化合物にも変化が見られ、断眠によるPCr/Pi比とpHの低下をクレアチンが防いだ。

  • 4

    投与したのは体重0.35g/kgの単回摂取(体重75kgで約26g相当)で、通常の維持量(1日3〜5g)よりはるかに多い急性大量投与。 従来、脳内クレアチンを上げるには数週間の継続摂取が必要とされてきた前提に対する検証である。

  • 5

    被験者は15名(うち女性8名、23±2歳)と少なく、単回投与のみの検証。日常的な少量摂取や慢性摂取での効果を直接示すものではない。

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  • クレアチン

    高齢者では、レジスタンストレーニングにクレアチンを加えると除脂肪量と筋力の増加が大きかった。 22件のRCT(計721名、平均年齢57〜70歳)を統合したメタ分析で、除脂肪量は平均差 +1.37kg(95%CI 0.97〜1.76、p<0.00001)、チェストプレス筋力は標準化平均差0.35(p=0.0002)、レッグプレス筋力は同0.24(p=0.01)だった(Chilibeck 2017)。若年者を対象にした同種のメタ分析を、本サイトはまだ収録していない。

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