研究タイプ: メタ分析信頼度: 中
クレアチン補給が認知機能・脳機能に与える効果(系統的レビュー&メタ分析)
Avgerinos KI, et al.
発表年2018
被験者数n=281
掲載誌Experimental Gerontology
著者Avgerinos KI, et al.
研究が積み重なりつつある段階のエビデンス
Summary
サマリー
クレアチン補給が記憶・実行機能・注意など認知機能に与える効果を系統的レビューとメタ分析で検証。睡眠不足・心理的ストレス・加齢など認知的負荷が高い状況下では有意な認知機能向上効果が示されたが、通常のコンディションの若年者では効果が限定的。
Key Findings
この研究で分かること
- 1
睡眠不足・ストレス状態では短期記憶・処理速度が有意に改善(効果量d=0.7〜1.0)
- 2
高齢者や菜食主義者では体内クレアチン貯蔵が低く、補給による認知機能向上が顕著
- 3
通常のコンディションの健康な若年者での認知向上効果は小さく一貫しない
- 4
脳内クレアチン増加によるエネルギー代謝(ATPリサイクル)が認知機能向上の機序と推定
関連する研究
メタ分析
クレアチン補給はレジスタンストレーニングによる筋力・除脂肪量の増加を高める(メタ分析)
Open Access Journal of Sports Medicine, 2017
高齢者を対象とした複数RCTの統合解析。レジスタンストレーニングにクレアチンを併用すると、プラセボに比べ除脂肪量と上半身・下半身の筋力の増加が有意に大きかった。
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レビュークレアチンモノハイドレートと他の形態(エチルエステル・HCl・バッファード等)の効果比較(系統的レビュー)
Journal of the International Society of Sports Nutrition, 2011
クレアチンモノハイドレートと市場に流通する代替形態(クレアチンエチルエステル、クレアチンHCl、バッファードクレアチン=Kre-Alkalyn、ミセル型など)の有効性・安全性・コストパフォーマンスを比較したレビュー。クレアチンモノハイドレートが最もエビデンスが豊富で、他の形態が優位であるという根拠は乏しい。
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最終確認:
