タウリン
Taurine
タウリンは体内で合成される含硫アミノ酸の一種で、抗酸化作用・細胞膜の安定化・電解質バランスの調整に関与することが知られている。複数のRCTにおいて、有酸素パフォーマンスの向上や運動後の筋損傷マーカー・DONSの軽減効果が報告されている。エナジードリンクの成分として広く知られているが、単独での効果を検証した研究も蓄積されている。
研究が進みつつある成分

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(PR)研究で報告されている効果
有酸素運動パフォーマンスの向上(酸素消費効率の改善)が研究で報告されている
運動後の筋損傷マーカー(CK・LDH)の低下と遅発性筋肉痛(DOMS)の軽減が観察されている
抗酸化作用を介した酸化ストレスの軽減が期待されている
電解質バランスの調整を通じた筋収縮機能のサポートが示唆されている
推奨摂取量・タイミング
- 研究で用いられた一般的な用量は1〜3g/日。
- 運動前1〜2時間前、または運動後の摂取が多くの試験で採用されている。
- 食事と一緒に摂取することで胃腸への刺激を和らげることができる。
注意点
- •通常の摂取量(1〜3g/日)では重篤な副作用の報告は少ないが、高用量での長期摂取に関する安全性データは限られている。
- •腎機能に問題のある方は排泄に影響が出る可能性があるため注意が必要。
- •エナジードリンク等からの摂取時はカフェイン・糖分の過剰摂取にも注意すること。
- •持病のある方・妊娠中・授乳中の方は摂取前に必ず医師に相談してください。
似た働きのサプリ
BCAA(分岐鎖アミノ酸)
信頼度: 中ロイシン・イソロイシン・バリン(2:1:1または4:1:1比率が一般的)
ロイシン・イソロイシン・バリンの3種の必須アミノ酸から構成されるサプリメント。複数のメタ分析で遅発性筋肉痛(DOMS)の軽減に一定の効果が報告されており、運動後の回復サポートを目的に利用されている。ただし、十分なタンパク質を食事から摂取している場合、単独のBCAA追加による筋タンパク質合成への上乗せ効果は限定的とされている。
コラーゲン(加水分解コラーゲン)
信頼度: 中加水分解コラーゲンペプチド(Type I/II/III)
腱・靭帯・軟骨・皮膚の主成分であるコラーゲンを加水分解して吸収しやすくしたサプリメント。ビタミンCとの併用で腱・靭帯のコラーゲン合成を促進する可能性をRCTが示唆している。筋肥大への直接効果は低いが、関節健康の維持や怪我予防の観点で研究が進んでいる。
CoQ10(コエンザイムQ10)
信頼度: 低ユビキノン(CoQ10)またはユビキノール(還元型)
ミトコンドリアのATP産生に不可欠な補酵素で、体内では主に心臓・肝臓・腎臓などエネルギー需要の高い組織に多く存在する。加齢やスタチン系薬の服用によって体内量が低下することが知られており、スタチン服用者の筋肉痛軽減については一部のRCTで効果が報告されている。健康なアスリートへのパフォーマンス向上効果については研究結果が混在しており、現時点では限定的なエビデンスにとどまる。