CoQ10(コエンザイムQ10)
ミトコンドリアの電子伝達に関わる補酵素。本サイトが収録しているのは、スタチン服用患者の筋症状(SAMS)を調べたメタ分析1件である。痛みの強さは有意に低下したが(加重平均差 −0.96)、信頼区間の上限が −0.03 とぎりぎりで、7件のうち有意だったのは4件、有意でなかったのが3件である。著者らは「エビデンスに基づく推奨にはさらなる研究が必要」としている。 健常者・アスリートを対象とした試験は収録していない。
研究はまだ限定的な成分

購入する
(PR)研究で報告されている効果
スタチン服用患者の筋症状で、痛みの強さが有意に低下した。 7件のRCT・計389名を統合したメタ分析で、加重平均差 −0.96(95%CI −1.88〜−0.03、p<0.05)。信頼区間の上限が −0.03 であり、ぎりぎり0を下回っているにすぎない(Kovacic 2025)。
7件のうち、有意な低下を示したのは4件で、3件では有意な変化が無かった(Kovacic 2025)。
組み入れ試験は35〜76名、期間30〜90日、用量は1日100〜600mgと幅がある。 著者らは「CoQ10の補給はSAMSのある患者の筋肉痛を軽減しうる」としつつ、「エビデンスに基づく推奨にはさらなる研究が必要」と述べている(Kovacic 2025)。
対象はスタチンを服用している患者である。 健常者・アスリートのパフォーマンスや疲労感を調べた試験を、本サイトは収録していない。
抗酸化作用による酸化ストレス指標の改善、ミトコンドリア機能を介した疲労感の軽減、還元型(ユビキノール)と酸化型(ユビキノン)の吸収の違いについて、本サイトは出典を示せない。
推奨摂取量・タイミング
- 収録したメタ分析の組み入れ試験は1日100〜600mgと幅があり、最適な用量は示されていない(Kovacic 2025)。
- 「1日100〜300mg」「脂質を含む食事と一緒に摂ると吸収率が高まる」という説明について、本サイトは出典を示せない。
注意点
- •スタチンを服用中で筋肉痛がある場合は、自己判断でサプリを足すより、処方医に相談すること。 収録したメタ分析はスタチン服用患者の筋症状を扱ったもので、有害事象を主題としていない。
- •安全性・副作用について、本サイトは出典を示せない。 服薬中の方は、使用前に必ず医師または薬剤師に相談すること。
似た働きのサプリ
リチウム(低用量)
信頼度: 未評価オロチン酸リチウムまたはアスパラギン酸リチウム
微量のリチウムを含むサプリ(オロチン酸リチウムなど)。本サイトは、この用量帯のサプリを評価したヒトの研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。 リチウムは精神科で用いられる医薬品(炭酸リチウム)の成分でもあり、気分障害の治療としてリチウムを投与された患者の有害事象を統合したレビュー(McKnight ら 2012)は、周辺情報として収録している。
アグマチン
信頼度: 未評価アグマチン硫酸塩
アルギニンの脱炭酸によって生成されるアミン。本サイトは、アグマチンをヒトに投与した研究を1件も収録できていない。有効性・用量・安全性のいずれも判断材料を示せないため、このページに購入導線を置いていない。
アルファGPC(L-α-グリセリルホスホリルコリン)
信頼度: 低L-α-グリセリルホスホリルコリン(Alpha-GPC)
アセチルコリンの前駆体とされるコリン含有リン脂質。収録したRCTでは、認知課題の1つ(ストループ)で改善が見られた一方、身体パフォーマンスと成長ホルモンには群間差が無かった。本サイトが以前「成長ホルモン分泌促進・筋力・パワー出力の向上」と記載していたのは、この結果と食い違う。