ベジタリアンを対象としたクレアチン補給とワーキングメモリ・推論課題の改善(二重盲検クロスオーバーRCT)
Rae C, Digney AL, McEwan SR, Bates TC
研究が積み重なりつつある段階のエビデンス
サマリー
肉・魚をほとんど食べないベジタリアンの若年成人45名を対象に、クレアチン1日5gを6週間摂取させ、プラセボと比較した二重盲検・プラセボ対照・クロスオーバー試験。ワーキングメモリ課題(逆唱課題)と推論課題(レーヴン漸進的マトリックス)の成績がプラセボと比べて有意に改善した。本試験は脳内のクレアチン濃度を測定しておらず、脳内クレアチンの低さが改善を媒介したことを示すものではない。食事からのクレアチン摂取が少ない集団で改善が観察された、という範囲の知見。
この研究で分かること
- 1
1日5gのクレアチンを6週間摂取したベジタリアンで、ワーキングメモリ課題の成績がプラセボと比べて有意に改善した
- 2
推論課題(レーヴン漸進的マトリックス)の成績も同様に有意に改善した
- 3
対象は食事からのクレアチン摂取が少ないベジタリアンに限定されており、肉・魚を日常的に食べる人に同じ効果量が当てはまるとは限らない。なお本試験はベースラインのクレアチン濃度そのものをアウトカムとして測定してはいない。
- 4
被験者45名の単一試験であり、追試による再現性の確認が望まれる
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Experimental Gerontology, 2018
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Scientific Reports, 2024
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