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研究データ
研究タイプ: その他信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

健康成人の亜鉛栄養状態と血清テストステロン

Prasad AS, Mantzoros CS, Beck FW, Hess JW, Brewer GJ

発表年1996
被験者数n=40
掲載誌Nutrition
著者Prasad AS, Mantzoros CS, Beck FW, Hess JW, Brewer GJ

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

健康成人における亜鉛の栄養状態と血清テストステロンの関係を、3つの検討で調べた研究。20〜80歳の男性40名の横断解析では、リンパ球亜鉛(r=0.43, p=0.006)・顆粒球亜鉛(r=0.30, p=0.03)と血清テストステロンに正の相関がみられた。若年男性4名で食事性亜鉛を制限したところ、20週間後に血清テストステロンが39.9±7.1から10.6±3.6 nmol/Lへ低下した(p=0.005)。境界域の亜鉛欠乏があった高齢男性9名に3〜6ヶ月の亜鉛補給を行うと、血清テストステロンは8.3±6.3から16.0±4.4 nmol/Lへ上昇した(p=0.02)。いずれも無作為化もプラセボ対照も無く、介入部分は4名と9名である。 「欠乏を是正すると正常範囲へ戻る」という解釈は撤回した。抄録は正常範囲への回復とも述べておらず、亜鉛が足りている人に補給した検討も含まれていないため、充足者で上がるとも上がらないとも判定できない。

出典(原文を確認する)

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DOI: 10.1016/S0899-9007(96)80058-X

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団3つの検討の合成である。横断研究は20〜80歳の正常男性40名、亜鉛制限は正常な若年男性4名、補給は境界域の亜鉛欠乏がある高齢男性9名で、対象集団はそれぞれ異なる。介入部分は4名と9名で極小規模。1996年の研究。id の immunity は本論文の主題ではない(URL互換のため変更していない。タグからは削除した)。
訂正履歴
3件を表示
  • 要約が「いずれも欠乏を是正すると正常範囲へ戻る方向の変化であり、亜鉛が足りている人での上乗せ効果を示したものではない」と結論していた。抄録は正常範囲への回復とは述べておらず、充足者に補給した検討も含まれていないため、充足者で上がらないという判定もできない。無作為化・プラセボ対照が無く介入部分が4名と9名である点も明記した。変更履歴
  • 若年男性4名の群内前後比較を「大きく低下した」と評価していた。抄録は数値とp値を報告するだけで効果の大きさを判定しておらず、対照群も無い。評価語を削除し観測結果だけを残した。変更履歴
  • verification.note が「対象はいずれも欠乏または境界域」としていたが、横断研究の40名も制限介入の若年男性4名も正常男性であり、境界域の欠乏だったのは補給を受けた高齢男性9名だけである。3つの検討の対象集団を分けて記載した。また抄録が免疫を扱っていないため immunity タグを削除した(id はURL互換のため据え置き)。変更履歴
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    20〜80歳の男性40名の横断解析で、細胞内亜鉛(リンパ球・顆粒球)と血清テストステロンに正の相関がみられた

  • 2

    若年男性4名で食事性亜鉛を制限すると、20週間後に血清テストステロンが低下した(39.9±7.1→10.6±3.6 nmol/L、p=0.005)

  • 3

    境界域の亜鉛欠乏があった高齢男性9名では、3〜6ヶ月の亜鉛補給で血清テストステロンが8.3±6.3→16.0±4.4 nmol/Lへ上昇した(p=0.02)

  • 4

    亜鉛が足りている人に補給した検討は含まれていない。 したがって充足者でテストステロンが上がるとも上がらないとも、この論文からは判定できない。「欠乏を是正して正常範囲へ戻す」という解釈も抄録にはない。

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