エネルギー余剰の大きさと体組成 ― エリート選手の計画的増量 vs 自由摂取(RCT)
Garthe I, Raastad T, Refsnes PE, Sundgot-Borgen J
研究が積み重なりつつある段階のエビデンス
サマリー
エリート選手39名(平均19歳)を計画的増量群(約3585kcal)と自由摂取群(2964kcal)に無作為化し8〜12週間追跡した結果、除脂肪量の増加は両群で差がなく、余剰カロリーが大きいほど脂肪量の増加が大きかった。
検証の内訳
- 書誌照合
- Crossref と照合済み
- 内容照合
- 本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団対象はエリート選手39名(平均19歳)であり、一般のトレーニーには外挿しにくい。期間は8〜12週間。余剰エネルギーの大きい群では40mスプリントが有意に低下している。
- 編集の確認
書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について
この研究で分かること
- 1
エリート選手39名を、栄養指導群(21名、19.1±2.9歳、70.9±8.9kg)と自由摂取群(18名、19.6±2.7歳、75.0±5.9kg)に無作為化し、8〜12週間の増量期間を比較した。全員が競技の練習に加えて週4回の筋力トレーニングを行った。
- 2
エネルギー摂取量は栄養指導群3,585±601kcal・自由摂取群2,964±884kcalで、体重の増加は3.9±0.6%対1.5±0.4%と栄養指導群のほうが大きかった。
- 3
脂肪量の増加は15±4%対3±3%で栄養指導群のほうが大きかった一方、除脂肪量の増加には群間差が無かった。 余分に食べた分は、ほぼ脂肪になっている。
- 4
1RMは両群とも6〜12%向上した。 40mスプリントとカウンタームーブメントジャンプは概ね変化しなかったが、栄養指導群では40mスプリントが有意に低下した。
- 5
著者らは、栄養指導を受けた選手のほうが体重は増えたものの、増量プロトコルにおける余剰エネルギーは、望ましくない体脂肪の増加を招くため慎重に検討すべきだと結論している。
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最終確認: