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研究データ
研究タイプ: メタ分析信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

空腹時運動 vs 摂食時運動の体組成への効果 ― システマティックレビューとメタ分析

Hackett D, Hagstrom AD

発表年2017
被験者数n=96
掲載誌Journal of Functional Morphology and Kinesiology
著者Hackett D, Hagstrom AD

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

一晩の絶食後の運動と、食後の運動を比較し、体重減少と体組成への影響を検証したシステマティックレビュー・メタ分析。7つのデータベースを検索し、健常成人を対象に、絶食後の運動と食後(標準化された運動前の食事あり)の運動を比較し、体重または体組成を測定した無作為化・非無作為化の比較研究を組み入れた。該当したのは5研究・計96名。群内解析では、絶食条件・食後条件のいずれも体重への効果量は trivial 〜 small だった。群間の効果量は trivial。 女性では体脂肪率で small、除脂肪量で trivial の群内効果が見られたが、群間解析ではいずれも trivial だった。著者らは、本領域で初のシステマティックレビュー・メタ分析であるとしつつ、研究数が限られておりデータが不十分なため、結果の解釈には慎重を要すると明記している。

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DOI: 10.3390/jfmk2040043

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団組み入れは5研究・96名と小規模で、無作為化されていない比較研究も含む。著者ら自身がデータ不足を理由に慎重な解釈を求めている。
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    組み入れられたのは5研究・計96名。7つのデータベースを検索した結果である。

  • 2

    群間の効果量は trivial。 絶食後の運動が食後の運動より優れるという結果は得られていない。

  • 3

    群内では、体重への効果量が絶食・食後のいずれも trivial 〜 small。女性では体脂肪率で small、除脂肪量で trivial。

  • 4

    著者ら自身が「研究数が限られておりデータが不十分なため、解釈には慎重を要する」と明記している。

  • 5

    組み入れ基準は健常成人で、無作為化されていない比較研究も含む。PubMed 未収載のため、照合には Crossref の抄録を用いた。

Related Research

関連する研究

ランダム化比較試験

空腹時 vs 摂食時の有酸素運動と体組成 ― 減量食下の4週間RCT

Journal of the International Society of Sports Nutrition, 2014

健常な若年女性20名を、一晩の絶食後に運動する群(10名)と、運動前に食事を摂る群(10名)に無作為に割り付けた4週間のRCT。運動は定常状態の有酸素運動を1回1時間・週3日で、両群で運動量を揃えている。全員にカロリー不足を生むよう設計された個別の食事計画を提供し、期間を通じて栄養カウンセリングを行い、自己申告の食事摂取を定期的に確認した。食事代替シェイクは、食後群には運動直前、絶食群には運動直後に、研究補助者の監督下で提供した。両群ともベースラインから体重(P=0.0005)と脂肪量(P=0.02)が有意に減少したが、いずれのアウトカムにも群間差は認められなかった。 著者らは、カロリー不足の食事と組み合わせた有酸素運動による体組成の変化は、運動前が絶食状態かどうかによらず同様であると結論している。

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メタ分析

空腹時 vs 摂食時の有酸素運動と脂質・糖質代謝 ― システマティックレビューとメタ分析

British Journal of Nutrition, 2016

空腹時と摂食時の有酸素運動(120分以内)で、脂質・糖質の代謝がどう違うかを比較した27件の試験・計273名を統合したメタ分析。空腹時の運動では、摂食時より運動中の脂質酸化が有意に高かった(加重平均差 -3.08g、95%CI -5.38〜-0.79)。遊離脂肪酸の濃度には有意差が出なかった一方、血糖(0.78 mmol/L)とインスリン(104.5 pmol/L)は摂食時のほうが有意に高かった。著者らの結論は「空腹時の有酸素運動は摂食時より高い脂質酸化を引き起こす」までで、体組成や体脂肪の長期変化は扱っていない。

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