低負荷vs高負荷トレーニングの筋肥大・筋力への適応 ― システマティックレビューとメタ分析
Schoenfeld BJ, Grgic J, Ogborn D, Krieger JW
研究が積み重なりつつある段階のエビデンス
サマリー
ボリュームを等量にし追い込みを揃えた場合、低負荷(高レップ)と高負荷(低レップ)の筋肥大効果に有意差はなかった。筋力向上では高負荷が優位。
この研究で分かること
- 1
ボリューム等量・追い込み条件を揃えれば、低負荷(≤60% 1RM)と高負荷(≥65% 1RM)で筋肥大に有意差なし
- 2
筋力(1RM)向上では高負荷が統計的に優位
- 3
低負荷でも筋破綻(failure)近くまで追い込むことが筋肥大の必要条件
- 4
ボリューム(総負荷量=重量×レップ数×セット数)が鍵で、重量そのものは副次的要因
関連する研究
週あたりのセット数(トレーニング量)と筋肥大の用量反応関係(システマティックレビュー)
Journal of Sports Sciences, 2017
週あたりのセット数が増えるほど筋肥大は大きくなる傾向(用量反応関係)。週10セット以上の群は5セット未満より筋肥大が大きかった。ただし回復を超える量は逆効果になりうる。
低負荷vs高負荷レジスタンストレーニングの筋肥大への影響 ― RCT(鍛錬者対象)
Journal of Strength and Conditioning Research, 2015
鍛錬者18名を高負荷(3〜5レップ)と低負荷(25〜35レップ)群にランダム割付し8週間のトレーニング。両群の筋肥大は同程度で、最大筋力向上は高負荷群が有意に大きかった。
この研究を扱った記事
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