就寝前のカゼインプロテイン摂取が一晩の筋タンパク質合成と筋力向上に与える効果(RCT)
Res PT, et al.
研究が積み重なりつつある段階のエビデンス
サマリー
就寝前40gのカゼインプロテイン摂取が一晩の筋タンパク質合成(MPS)を促進するかを検証したRCT。就寝前のカゼイン摂取により夜間MPS(筋タンパク合成速度)が有意に向上し、翌朝の全身タンパク質収支がより陽性になることが示された。
この研究で分かること
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就寝前40gカゼイン摂取で一晩の筋タンパク質合成速度が22%向上
- 2
プラセボ(偽薬)と比較して全身タンパク質収支が有意に陽性
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カゼインの緩やかな消化・吸収特性が夜間の持続的なアミノ酸供給を実現
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この手法を12週間継続したフォローアップ研究では筋肥大・筋力の追加向上が報告されている
関連する研究
タンパク質の食事内分配(均等摂取 vs. 偏り摂取)と筋タンパク質合成(RCT)
Journal of Physiology, 2013
1日80gのタンパク質を「均等4食(20g×4)」「2食(40g×2)」「8食(10g×8)」に分けて摂取した際の筋タンパク質合成(MPS)を比較したRCT。均等4食(20g×4)が最も高いMPS刺激をもたらし、極端な偏りや少量多食は劣ることが示された。
ロイシン摂取量と筋タンパク質合成(MPS)の用量反応関係
American Journal of Clinical Nutrition, 2009
若年男性を対象にレジスタンス運動後のタンパク質摂取量(0〜40g)を変えてMPSを測定。10〜20gで最大刺激に達し、40gでは余剰分が酸化されるという用量反応を確認。
ホエイ加水分解物・カゼイン・大豆分離プロテイン摂取が安静時および筋力トレーニング後の筋タンパク合成に与える影響
Journal of Applied Physiology, 2009
ホエイ(加水分解)・カゼイン・ソイプロテインを摂取した後の安静時・運動後の筋タンパク質合成(MPS)を比較したRCT。ホエイは急速吸収・高ロイシン含量によりカゼイン・ソイより運動後MPSを有意に高めた。カゼインは吸収が遅く夜間の徐放性補給に適している。ソイはホエイとカゼインの中間的な特性を示した。
最終確認:

