運動誘発ホルモン応答と筋量・筋力の適応の相関 ― 若年男性56名のコホート
West DWD, Phillips SM
研究が積み重なりつつある段階のエビデンス
サマリー
若年男性56名で、運動で誘発される成長ホルモン・遊離テストステロン・IGF-1の上昇は、除脂肪量やレッグプレス筋力の増加と相関しなかった。コルチゾールとGHが線維の肥大と弱く相関した程度。
この研究で分かること
- 1
テストステロン・GH・IGF-1の上昇は筋量・筋力の増加と有意な相関を示さなかった
- 2
コルチゾールが除脂肪量(r=0.29)・II型線維CSA(r=0.35)と弱く相関、GHが線維肥大と弱相関(I型r=0.36, II型r=0.28)
- 3
筋力の増加とはどのホルモンも相関しなかった
- 4
前向きだが相関解析であり効果量は微弱。通説の主役テストステロンは明確に無相関
関連する研究
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運動後の急性ホルモン上昇と筋肥大・筋力の関係 ― 鍛錬者49名の12週間試験
Journal of Applied Physiology, 2016
レジスタンストレーニング経験のある若年男性49名で運動後の急性ホルモン上昇(テストステロン・GH・IGF-1・コルチゾール)を測定したが、いずれも筋量増加・筋力向上と有意な相関を示さなかった。急性ホルモンは適応の指標にならない。
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最終確認: