運動後の急性アナボリックホルモン上昇は筋肥大・筋力に必要か ― 片腕比較の15週間試験
West DWD, Burd NA, Tang JE, Moore DR, Staples AW, Holwerda AM, Baker SK, Phillips SM
研究が積み重なりつつある段階のエビデンス
サマリー
同一人物の片腕をアーム単独(低ホルモン条件)、もう片腕を脚トレ併用(高ホルモン条件)で15週鍛えたが、筋横断面積の増加も筋力向上も両条件で差がなかった。若年男性の肘屈筋での結果。
この研究で分かること
- 1
高ホルモン条件でGH・IGF-1・テストステロンが有意に上昇(P<0.001)した
- 2
にもかかわらず筋横断面積の増加は低ホルモン+12% vs 高ホルモン+10%で有意差なし(P=0.25)
- 3
筋力の向上も両条件で差がなかった
- 4
被験者内対照で栄養・遺伝の影響を統制した設計。対象は若年男性・肘屈筋
関連する研究
運動後の急性ホルモン上昇と筋肥大・筋力の関係 ― 鍛錬者49名の12週間試験
Journal of Applied Physiology, 2016
レジスタンストレーニング経験のある若年男性49名で運動後の急性ホルモン上昇(テストステロン・GH・IGF-1・コルチゾール)を測定したが、いずれも筋量増加・筋力向上と有意な相関を示さなかった。急性ホルモンは適応の指標にならない。
運動誘発ホルモン応答と筋量・筋力の適応の相関 ― 若年男性56名のコホート
European Journal of Applied Physiology, 2012
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内因性ホルモンの生理的上昇はトレーニング適応を高めるか ― 片腕比較の11週間試験
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同一人物の片腕を脚トレ後に(高ホルモン下で)、もう片腕を単独で11週鍛えたところ、脚トレ併用側の方が上腕二頭筋の1RM相対向上と最大CSA部位の肥大がやや大きかった。急性ホルモン仮説を支持する数少ない研究。
最終確認: