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研究データ
研究タイプ: ランダム化比較試験信頼度: 低抄録と突き合わせ済み

加糖飲料の急性摂取が血漿尿酸値に与える影響(ランダム化比較試験)

Carran EL, White SJ, Reynolds AN, Haszard JJ, Venn BJ

発表年2016
被験者数n=41
掲載誌European Journal of Clinical Nutrition
著者Carran EL, White SJ, Reynolds AN, Haszard JJ, Venn BJ

研究はまだ限定的で、今後の検証が必要な段階

Summary

サマリー

市販の砂糖入りソフトドリンク355mLと600mLが血漿尿酸を急性に上昇させるかを検証した無作為化比較試験。41名を対照群と介入群に無作為に割り付け、対照群は600mLの果糖飲料と600mLのブドウ糖飲料を、ソフトドリンク群は355mLと600mLのソフトドリンクを無作為な順序で摂取した(対照飲料は600mLのソフトドリンクの果糖含量26.7gに合わせてある)。血液はベースライン・30分・60分に採取。600mLのソフトドリンクはブドウ糖対照と比べて、30分後に13μmol/L(95%CI 3〜23)、60分後に17μmol/L(6〜28)尿酸が高かった。 果糖飲料では22(16〜29)と23(14〜33)。ただしソフトドリンクと果糖対照のあいだには、30分・60分とも有意差が無かった。 また355mLと600mLのあいだにも尿酸上昇の差は無かった。著者らの結論は「355mLという少量でも、ショ糖で甘味を付けた市販の単回分ソフトドリンクの摂取後には、小さく一過性の血漿尿酸の上昇が起こりうる」。

出典(原文を確認する)

出典を見る

DOI: 10.1038/ejcn.2016.112

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団観察は摂取後60分までの急性反応であり、臨床的な帰結(痛風など)を評価した試験ではない。著者らは上昇を「小さく一過性」と表現している。対象は健常成人41名。
訂正履歴
1件を表示
  • 設計は「急性クロスオーバーRCT」ではなく、41名を対照群と介入群に割り付ける並行群間デザインだった。また抄録が報告している所見が2つ落ちていた——ソフトドリンクと果糖対照のあいだに有意差が無かったこと、355mLと600mLのあいだにも差が無かったこと。さらに著者らが上昇を「小さく一過性」と表現している点も未記載だった。変更履歴
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    600mLのソフトドリンクは、ブドウ糖対照より30分後に13μmol/L、60分後に17μmol/L尿酸が高かった(果糖飲料はそれぞれ22・23)。

  • 2

    ソフトドリンクと果糖対照のあいだには有意差が無かった(30分で6μmol/L、95%CI −4〜15。60分で5、−7〜17)。ショ糖の飲料でも、果糖飲料と同程度に尿酸が上がるということである。

  • 3

    355mLと600mLのあいだにも尿酸上昇の差は無かった。 量を半分近くに減らしても、この指標では変わらない。

  • 4

    著者らは上昇を「小さく一過性(small and transient)」と表現している。 観察は摂取後60分までで、臨床的な帰結を評価した試験ではない。

  • 5

    設計は並行群間(41名を対照群と介入群に割り付け、群内で飲料の順序を無作為化)であり、全員が全条件を経験するクロスオーバーではない。対照飲料は600mLのソフトドリンクの果糖含量26.7gに合わせてある。

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