スミス・バーベル・ダンベルのチェストプレス3種における筋活動と1RMの比較
Saeterbakken AH, van den Tillaar R, Fimland MS
研究はまだ限定的で、今後の検証が必要な段階
サマリー
レジスタンス訓練経験のある男性12名を対象に、スミスマシン・バーベル・ダンベルの3種のチェストプレスで1RMと筋活動(EMG)を比較した急性クロスオーバー研究。大胸筋と前部三角筋の活動量は3条件でほぼ同等だった一方、安定性の要求が高い種目ほど上腕二頭筋の活動が増える傾向が見られ、1RMはダンベルが最も低かった。
検証の内訳
- 書誌照合
- Crossref と照合済み
- 内容照合
- 本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団急性のEMG研究であり、長期の筋肥大差を示すものではない。被験者12名と少なく、対象は訓練経験のある若年男性。
- 編集の確認
書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について
この研究で分かること
- 1
訓練経験のある男性12名(22.7±1.7歳)が、スミス・バーベル・ダンベルの3条件で1RMとEMGを測定(順序を釣り合わせ、種目間に3〜5日の休養)。
- 2
大胸筋・三角筋前部の活動量は3条件で有意差なし。 胸を狙うという目的なら、器具を変えても主働筋の活動は変わらない。
- 3
上腕二頭筋の活動は安定性の要求に比例して増加した(スミス<バーベル<ダンベル、P≤0.005、効果量0.57/1.46/2.00)。
- 4
上腕三頭筋は逆で、ダンベルのほうが活動が低かった(対バーベル P=0.007、対スミス P=0.003)。安定性が要求されるほど全部位が働くわけではない。
- 5
1RMはダンベルがスミスより14%、バーベルより17%低い(いずれもP≤0.001)。バーベルはスミスより約3%高い(P=0.016)。
関連する研究
スミス・バーベル・ダンベルのベンチプレス3種における複数セット時の筋活動と挙上量の比較
Journal of Strength and Conditioning Research, 2017
訓練経験のある男性19名を対象に、スミスマシン・バーベル・ダンベルの3条件でベンチプレス(直後に上腕三頭筋エクステンションを実施)を10RM×4セット行い、筋活動(EMG)と総反復数・挙上ボリュームを比較した急性クロスオーバー研究。大胸筋の活動量はダンベル条件がバーベル条件より有意に高く、総反復数・挙上ボリュームも条件間で異なった。
不安定な接地面での最大力発揮の低下 ― 安定 vs 不安定条件の比較
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男性10名を対象にチェストプレスで安定条件と不安定条件を比較。不安定条件下では等尺性最大力が大きく低下する一方、EMG活動は両条件で差がなく、不安定性が筋資源を関節安定化に振り向けて力発揮を犠牲にすると解釈された。
関連する種目解説
最終確認: