研究タイプ: ランダム化比較試験信頼度: 高
糖尿病でない肥満・MASLD患者におけるベルベリンと内臓脂肪(6か月RCT・陰性)
Lei L, et al.
発表年2026
被験者数n=337
掲載誌JAMA Network Open
著者Lei L, et al.
複数の良質な研究に基づく、信頼性の高いエビデンス
Summary
サマリー
糖尿病のない肥満かつMASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)の患者337名を対象に、ベルベリン1g/日を6か月投与した多施設・二重盲検RCT。**主要評価項目である内臓脂肪面積(1.4%、97.5%CI −2.4〜5.2)と肝脂肪量(0.9%、97.5%CI −0.4〜2.1)はいずれもプラセボと有意差がなかった。** 副次評価項目のうちLDLコレステロール(−7.72 mg/dL、95%CI −13.13〜−1.93)、ApoB(−3.42 mg/dL、95%CI −6.33〜−0.51)、hs-CRP(−0.072 mg/dL、95%CI −0.140〜−0.004)では差が見られたが、他の副次評価項目では見られなかった。主要評価項目が陰性の試験における副次的な所見であり、確証的なものではない。
Key Findings
この研究で分かること
- 1
主要評価項目の内臓脂肪面積はプラセボと有意差なし(1.4%、97.5%CI −2.4〜5.2)
- 2
もう一方の主要評価項目である肝脂肪量も有意差なし(0.9%、97.5%CI −0.4〜2.1)
- 3
副次評価項目のLDLコレステロールは7.72 mg/dL低下(95%CI −13.13〜−1.93)
- 4
同じくApoBは3.42 mg/dL(95%CI −6.33〜−0.51)、hs-CRPは0.072 mg/dL(95%CI −0.140〜−0.004)低下
- 5
ただし他の副次評価項目では差が見られず、主要評価項目が陰性の試験での副次的所見にとどまる
- 6
対象は糖尿病でない肥満・MASLD患者337名。有害事象の発生率は両群で同程度
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最終確認:
