本文へスキップ
BODYDATA
研究データ
研究タイプ: ランダム化比較試験信頼度: 中抄録と突き合わせ済み

アルコール摂取はコンカレントトレーニング後の筋原線維タンパク合成速度を低下させる

Parr EB, Camera DM, Areta JL, Burke LM, Phillips SM, Hawley JA, Coffey VG

発表年2014
被験者数n=8
掲載誌PLOS ONE
著者Parr EB, Camera DM, Areta JL, Burke LM, Phillips SM, Hawley JA, Coffey VG

研究が積み重なりつつある段階のエビデンス

Summary

サマリー

身体活動的な男性8名による無作為クロスオーバー試験。レジスタンス運動(レッグエクステンション8×5回、1RMの80%)に続けて持続走行的な自転車運動(30分・最大パワー出力の63%)と高強度インターバル(30秒×10本・110%)を行い、直後と4時間後に、ホエイプロテイン25g(PRO)/アルコール1.5g/kg体重(標準的な飲酒12±2杯相当)+プロテイン(ALC-PRO)/同アルコール+糖質25g(ALC-CHO)のいずれかを摂取した。筋線維タンパク質合成(MPS)はすべての条件で安静時より上昇した(29〜109%)が、プロテイン単独と比べて ALC-PRO で24%、ALC-CHO で37% 低下した(いずれもp<0.05)。運動2時間後のmTORのリン酸化はプロテイン単独が両アルコール条件より高かった。

出典(原文を確認する)

出典を見る

DOI: 10.1371/journal.pone.0088384

検証の内訳

書誌照合
Crossref と照合済み
内容照合
本文の記述を原著の抄録と突き合わせています確認した範囲: 被験者数・測定したアウトカム・研究デザイン・対象集団被験者8名、用量は標準的な飲酒12±2杯相当という大量摂取。日常的な少量飲酒についてはこの試験からは何も言えない。運動もレジスタンスと持久系を組み合わせたコンカレント条件である。
訂正履歴
1件を表示
  • 抑制幅の記載が誤っていた——「最大24%」ではなく、24%はプロテイン併用時の値で、最大は糖質併用時の37%。「mTORを下流で妨害」も抄録と合わない(mTOR自体のリン酸化が低下していた)。「アルコール1gあたり7kcal」「テストステロンが低下する(複数の研究)」はこの論文の所見ではない。変更履歴
編集の確認

書誌の照合は Crossref・PubMed への機械照会で行っています。結果は上記の照合日時点のもので、それ以降に出た撤回・訂正は反映されていません。最終照合から365日を超えたロックを使う新しいビルドは失敗します。 内容の照合はAIが原著の抄録と突き合わせたもので、専門的な妥当性の判断ではありません。 検証していない範囲も隠さず表示しています。 検証の方法について

Key Findings

この研究で分かること

  • 1

    アルコールと糖質を摂った条件で37%、プロテインを併せた条件でも24%、筋線維タンパク質合成が低下した(プロテイン単独との比較、いずれもp<0.05)。

  • 2

    プロテインを同時に摂れば抑制を打ち消せるわけではない。 抑制幅は小さくなるが残る。

  • 3

    ただし筋タンパク質合成はすべての条件で安静時より上昇している(29〜109%)——ゼロになるわけではない。

  • 4

    運動2時間後のmTORのリン酸化はプロテイン単独が最も高く、アルコール条件で低かった。

  • 5

    用量は体重1kgあたり1.5g=標準的な飲酒12±2杯に相当する。被験者は8名と少なく、日常的な少量飲酒に当てはめられる設計ではない。

Read Next

この研究を扱った記事

最終確認: